迷路の連弾 227

ボクの頭は混乱していた

何と答えれば良いのか

理恵の望みどおり

理恵のことを忘れる

それで理恵は満たされるのか

ボクのこころは

すがすがしく晴れるのか

しばらくはそうはいかない

でも時の流れは

何事もなかったかのように

お互いのこころを

なかったものにするだろう

単にクラスメイトなら

悩むことはないのだけど

利益率はそれとは別の存在

クラスメイトとは

違う感情をボクは持っていた

答えに詰まったボクは

もうあの人を頼るしかない

少し考えさせて欲しい

明日の放課後に

ボクの答えを伝えるから

一日だけ時間が欲しい

理恵に縋るように言った

理恵は頭を上げて

分かったと頷いた

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