迷霧の連弾 214

入学式の日

ワタシたちが二人で

中学校に登校している時

彼女は中学生になっても

ずっと一緒だよ

新しい友だちができたら

ワタシたち共通の友だちだよ 

ワタシにすがるように言った

ワタシはそれを望んでいたから

彼女からその言葉が聞けて

とても嬉しくて

彼女の手を握って

絶対に約束すると言った

学校に着いて

クラス分けの貼り出しから

二人祈る気持ちで

自分たちの名前を探した

運良くワタシたちは

同じクラスになった

運命だねと二人喜びあった

小学校の時のように

一緒に登校して

一緒に家に帰った

こんな生活が

中学校三年間続くものと

信じて幸せな気持ちだった

それなのに

理恵はそこで声を詰まらせた

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