西の方へ

その果てで
奥底に潜むものが
優しさであれば良い

殴りつけるような風を切り
目も当てられぬ惨状を尻目に
遣る瀬無さを飲み込んで
ときおり差す日の出に心を動かし
何度も靴を履き潰す
夜の寒さを誰かと共に紛らわせて
夕陽に懐かしさを感じないほど歳をとる

そうして歩いた
世界の端で
もう進まない
時の果てで
終わりを見たその場所で
微笑んでいられたら

生まれてきたこと
生きてきたこと
そして死んでいくこと
その全ての流れ

その本流が
私の望むものであったと
言えるのでしょう

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  • 私もみんなもなんやかんや誰かに優しかったよな!と思える人生は大成功な気がします


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