ただ知らなかったんだ
言い訳になってしまうけど
あの人の希望する僕を
矢印の先の期待の部分を
力の限りを込めた白い画用紙
憎たらしいほどに馴染まない孤独
歪んでゆく 些細なことから
取り戻せなくなっていく
指折り数えて 間違いの回想
悪党ではないさ 善人でないだけ
脳脊髄液に混ざる潜在自我
知性と知能 骨肉の交ざりもの
僕を定義づける物は如何ほど
獣 化物 物ノ怪の類
どうしたって半人前以下
くすぶり続けて幾年経って
果ては骸 枯れた頭骨
停滞の事象 気怠けな内省
退いてくれ こんなモノさえ
たまには月を見上げていたい

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