The fragrance of the cigarette.

あの日夜道に
自転車を走らせた
名も知らない
あなたのもとへ

ただ「好き」と
伝えたかっただけ

誰もいない
階段に
しゃがみこんだ私…

車の音が響く
明るいライトが
眩しすぎた

たばこの
香りがした
その時
私は立ちあがった
ずっと待ってた
あなたに会うため

私だけにくれた
やさしい微笑み
初めてあなたの
やさしさに触れた
あの時

あなたが
片手に持ってた
いつも嫌いな
たばこの匂いも
ほろ苦く
そして
ちょっとだけ
甘く感じた、


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