心の詩

孤独の心

暗く狭い部屋に私一人閉じ篭る無表情のままに闇と向き合って光の無い部屋に孤独感を感じるだがそれもいい笑顔すら消えた心を動かすのはきっと難しいさ涙さえ零さない窓から見上げる青空みたいにさ寛大になれたら少し笑えたかな
心の詩

遠い夏

ひんやりとし風が夏の終わりを告げる今夏の猛射に焼けた肌が遠い夏を思い出させて騒がしくなる胸切なくなるよあなたに逢いたい 今すぐに逢いたい込み上げる想いは願いへと変わった元気でいますか?何してますか?誰を愛していますか?あなたは覚えていますか...
心の詩

夢のかおり

外はまた明るみを帯びはじめたいちにち、いちにち、まぶしく告げては去っていくここにいる意味を考えるここにきた意味を考える手に入らないものほどきらきら、きらきらして手のひらに乗っかっているものは風に流されていく小さなころに抱いていた夢のかおりは...
心の詩

思い出一つ

犬の遠吠え遠く鳴くミンミン蝉賑わう海水浴夜を彩る花火遠くて近くてまるで遠近感が麻痺して思い出という名がラベルのようにはがれるみたい深夜の静けさ真夏の陽炎無人の公園満車のドラッグストアはがれたラベルを張り替えて新しい意味を見つけたら思い出一つ...
心の詩

生きるとは

悲しみを乗り越えて喜びを噛み締めて人は 今日も 生きて行く哀しみを乗り越えて歓びを噛み締めて人は 今日も 生きて行く人生とは 何なのか答えは 何処に あるのだろう人生とは 何なのかあなたに 問いたい時がある命尽きる その日までできることなら...
追憶の詩

拝啓 お元気ですか

探し物をしていたら思わぬものを発見しました潰れかけたダンボール箱の中に古い葉書や封筒の束がありましたメールやSNSがない時代心と心をつないでいたのは葉書や手紙でした恐る恐る読み返してみました想い出たちがはしゃぎ出しました想い出たちとひととき...
心の詩

雨音

雨の音が部屋を覆っている時ふと飛び出して身体中にその音を浴びたくなるあまりにも自虐的な行為に体はどんどん冷えていくけれどそうでもしなければこの涙は隠せないでしょう?何故僕は泣いているんだろうそれさえももうわからなくなってしまったけれど辺りを...
心の詩

無意味なモノに存在価値はない

○○ってなんですか?そう言われた私は辞書を開きその言葉を調べ表記されているものをそのまま言葉に発したこの世界には言葉があり物があり感情があるそして、それらすべてには意味がある『意味』と言う言葉でさえ意味がある言葉の意味に疑問を抱いたときは必...
悲哀の詩

あの日の夜空

別れを決めた夜涙で伝えた気持ち涙をこらえた君泣きながら見上げた夜空にはたくさんの星たちありがとうそしてさようなら
追憶の詩

もう一度聞かせてくれ!魂の歌を!!

僕が今 欲しいのは耳触りのいい音ではなく震えが止まらなくなるようなほこりかぶった熱い音僕が今 欲しいのは絵にかいたような未来ではなく心が揺さぶられるようなありきたりで泥臭い一日街のすみっこの古びたライブハウスでイカしたロック唄ってたアイツは...
恋愛の詩

かぼちゃの季節

夏。僕はかぼちゃを煮ている想い出すのはあの冬のこと幸せに かぼちゃを煮ていたあの頃僕はまだあの人と共にいたな、なんて。かぼちゃの旬は夏からなのにどうして冬が一番おいしいのだろうかそれはまるで あつい季節を乗り越えてあの人と二人 暖めあった記...
恋愛の詩

夏の一夜

夏の夜の香りがするね月明かりに照らされて 君の浴衣姿とっても 素敵だよ帯も上手に結べてる僕には 君が 宿命(しゅくめい)の衣をまとった女性(ひと)に思えたんだ君の首筋に やさしく口づけをしたけれど今夜は 熱い夜になってもいいよね二人の熱い夜...
心の詩

あい

人と人の間にある温かさとかちょっとしたずれとか何かあったときの互いの気持ち他の人が知ることはできないその人とその人だけが知る空気あなたとわたしの間の際どいアイコンタクトのなかにちょっとでも可能性を感じてまたどうしようもなく触れたくなった会い...
心の詩

~強くなれたなら~

草むらの上でひとり見つめる君の瞳にどんな景色が映るの空はあんなに青く澄んでいる君が何かと戦うなら支えるよ魔法なんて無くてもこの手で君に力を貸してあげたいんだ笑顔になれたなら手を離すよもう君は一人でも大丈夫だねほら君を待っているみたいだいつで...
恋愛の詩

蒲公英

私が例えば あなたの部屋のカーテンになれたのなら朝は東からの希望を あなたにまっすぐ届けて夜は冷たい黒から あなたを優しく包むでしょう私は小さく無力で あなたを守ることは出来ないけれどどんな小さな変化にも 気付いていたいから隣にいてもいいで...
心の詩

不自由な言葉(短詩4編)

圧し潰されそうな朝伝えたい意志は空回り言葉にもなれない言葉がずっと喉を詰まらせているから呼吸すらままならないよ声が、歌がどれだけの力を持つのかを少なくとも私は知っている余計な言葉なんていらないから生の魂を聞かせてよ***お互いに詩として並べ...
心の詩

君の大きな嘘と僕の小さな嘘

嘘だなんて知ってるよ君の本心ならわかってる生きていくのに必死なんだから嘘ついて助けを叫んでもいいんだよ必死についた君の嘘を僕は受け入れる知らないふりして信じたふりをする君と居たあの日は嘘じゃないから触れた温もりも嘘じゃないからまたいつか嘘つ...
心の詩

恋のあと

恋なんて遠い昔のこと。結婚して子供ができて。朝はパジャマでいってらっしゃい。夜もパジャマでおつかれさまー。恋のときめきなんてもうかけらもない。けど、早く、帰るよってメールが来てほしい。早くあなたにあって話したい。あなたの笑顔が見たいんだ。た...
恋愛の詩

明日への手紙

今日の私は明日になれば消えてしまう。だから、明日の私に手紙を出そう。たったの一文。壊さないように。消されてしまわないように。大事に大事に。手紙を書こう「君が好きって伝えて」
心の詩

スタッカートライフ

よどみを無くせよ短いリズムでスタッカート足の裏べったり地面に貼りついているんじゃないのか?踏み出せないんだったらよし特上の耳に残る鼻歌を置いていてあげる
恋愛の詩

雨のちいつの日か晴れたら

水溜まりを掻き分けて走る走れ走れ私綺麗じゃなくてもいい猫被らなくてもいい正直な気持ちを素直な思いを言わなきゃ伝えなきゃ後からあーしとけば良かったとぐずぐずになって後悔するよりも玉砕覚悟で進め私やっと貴方を見つけた声かけるより先に後ろからぎゅ...
心の詩

おぼしめし

ひどい苦境に陥って何日もウダウダとベッドの上でやり過ごしていた時期があるするとある日なにやら天井のほうからなにをやってるおまえにはまだやるべきことがあるって声が聞こえた気がしたこんな僕でもいやこんな僕でもというところからまずあらためよう自分...
感情の詩

朝焼けに溶ける世界

朝焼け微笑みに似た優しい橙色ただそれだけなのに何故かあなたを想わせて酷く愛しくなる。ありふれた風景透明な窓の向こう側時が止まってしまったような感覚。ああ ほら 今日もまたあなたのいない1日が交わることのない2人の物語が静かに始まろうとしてい...
恋愛の詩

愛の重さ

ときめく心の奥のほうでなにかが動いている「ねえ」言葉の重みを跳ね返し「愛してる」言葉の重みを感じてる知らないふりした感情を君に伝えてみたけれど本当のところはね愛じゃない気もしてきたんだ
心の詩

夏の朝

彼は夏の朝が好きだと言っていた。まだ日が出てそんなに立っていない、蒸し暑くない朝。寮の周りを歩き、池に向かうのだ。彼は夏の朝のために早起きが得意になったという。私の朝は無かった。昼間には知らんぷりをして、夜中には埋め合わせを求められ、つまり...
恋愛の詩

ぬくもりにふれたい

ぬくもりにふれたいあなたに逢えたならぬくもりにふれたいあなたに逢えるなら今 私は あなたのことを思い心は旅人のように彷徨(さまよ)い揺れて 風となり天に光る 星となりあなたの声を待ち望んでいる風よ 伝えておくれ私のこの熱き想いを星よ 届けて...
心の詩

心の行方

私が行き着く場所は言葉の存在しない誰一人としていない真っ暗な色で覆われた空間自分が嘘をつかないように自分が弱い身体を傷つけないよう心が案内してくれる暖かくも寒くもないけどきっと今の私に相応しい場所
追憶の詩

忘れじの『ウイ・アー・ザ・ワールド』

何十年も段ボール箱の中で眠っていた一本のカセットテープ聞き覚えのある歌声たちに震えが止まらなかったあいつらと力合わせて歌った渾身の『ウイ・アー・ザ・ワールド』ひとりひとりの顔と声が時代とともによみがえる刹那に過ぎ行く時の中でこんな時代があっ...
心の詩

心旅

もくもく雲に乗っかって何処へ行きたいずっと夢見ていたあの世界?それとも果てしない無限の世界?あなたは何処へ行きたいあのもくもく雲に乗っかって過去に行けたら良いね失敗する前に戻れたら全てなかった事に出来るのにねでもあいにくこの雲は唯一過去には...
心の詩

最後のビジョン

夏の暗闇に明るく弾けた夏の花綺麗だねって子供みたいにはしゃぐ私をそうだなってクスっと笑うあなたのその顔が大好きでした子ども扱いしないでって怒る私の頭をごめんって優しく撫でたあなたの手の温もりが大好きでした最後は笑っていたいからあなたの中でず...
感情の詩

膝の痕

みんなではちまき巻いたら一体感出ちゃうやつかなり苦手でたすきを絆に置き換えて心で気合いで根性で走るのは疲れる自分のペースで走りたいからさりげなく一緒に走るのはやめてペース速めで苦しくなってゼエゼエしちゃうやつ恥ずかしくって体力は温存したまま...
感情の詩

あなたへの気持ちはいつも矛盾

やっぱりあなたは一つの方向しか見てないんだね。あなたは振り向いてもくれない。まるであなたとはこれ以上の関係はないって言われてるみたい。とても悲しい。寂しい。けど、これはあなたの人生だから。私はあなたを応援するって決めたし。この先あなたに素敵...
恋愛の詩

sweet honey

キミにみてほしくて書いたんだ「好き」の二つの文字がキミを照らすあなたに会いたくてあなたの側で甘えたくてもっと・・・もっと側にいたいんだあなたの手に触れたくて背伸びしてるあたしがいるの気付いてよ・・ダーリンもっとあなたにみてほしくてあなただけ...
悲哀の詩

哀悼

僕より4年、あとに生まれて1年前に亡くなった君よ。800km離れたあの地で最後のさよならをした。知っていたんだ。僕はもう会えないことなんか、わかっていたよ。あの、和室の最後の時間僕の体で君を包んで、共に眠った最後の時間。僕があの地を離れる最...
感情の詩

叶わない恋

叶わない恋そんなのこの世に存在しない叶わないってものは例えば あなたが幽霊に恋をすることそんなことを叶わない恋という叶わない恋はないそう思っているから叶わない
感情の詩

約束

『ファーストキスは この人となら、って思える人としろよ』もうキスをした私たちなのに 突然君はこんなことを言った『俺等はあんなことしちゃいけなかったんだよ』独り言のように何度も何度も呟く君涙が止まらなくて何もいえない私『今は俺がお前を幸せにす...
恋愛の詩

走れ、夏の青。

最近 思わず口ずさんでしまうのは恋愛ソングばかり『君が好き』とか『もどかしい君との距離』とかそんな言葉ばかりが胸に染みる目が合うたびに見せるその無邪気でかわいい笑顔愛しくて、ちょっぴり切なくなるでもふいに見せる 真剣な眼差しはカッコよくて…...
恋愛の詩

夏祭り

記念日にあたる夏祭り一緒に行ってくれますか?ちょっと遠いけど二人で手繋いで行ってくれますか?そしてハグしてキスして「ずっと一緒にいような」って言ってくれますか?今年の夏祭りは特別だから浴衣着ようかなあなたは見てくれますか?
恋愛の詩

個人問題文

question①悲しいから涙が出るの?②悲しいのはなんで?③なんで好きなの?answer①悲しいから出ます②好きだから③好きになっちゃったからこんなに簡単に答えるくらいのものだけどこの言葉以上に気持ちは強いんです。ほんとだよ?ねぇ・・・少...
心の詩

終わらない物語

木漏れ日の中静かに目を閉じました終わらない物語がまた歩み出しました夢は続いていきます季節とともに
心の詩

風呂敷

まぁるい愛で心を包む真心という風呂敷包み
恋愛の詩

駄目だ。

「好きな人つくんない。あの人は忘れる」って宣言したばっかなのにもう駄目だ・・。今日学校であって。同じクラスだし話す機会も多くって。。。両思いだった時みたいに君は私のこと見てなかった?また私の被害妄想?なんで諦めよって決めたときにそうやって期...
心の詩

全力疾走

出来ることなら息の続く限り走り続けてみたいこの想いが途切れるまで愛を見失うまでそうでもしないと私はきっとこの世界にいつまでも君の空想を手放せないままだろうから。
恋愛の詩

全てを捧げたあなたに

あたしの全ての愛を捧げたあなた。あたしと居て 幸せでしたか?あたしと居て 楽しかったですか?あたしを愛してくれましたか?あたしは、あたしの愛を全てあなたに捧げたました。それくらい、大切だったんです。それくらい、必要としてました。あなたの何気...
悲哀の詩

もう帰ってこない

いくら泣いたっていくら叫んだって君はもう帰ってこない君だから好きになれた君だから愛せた君だから許せた君への想いがいっぱいだったあの日々もう帰ってこないのかな?
心の詩

失われた時を求めて

僕は幼稚園送迎バスから降りた所で、曾祖母が押し車をニコニコしながら押して、迎えに来るのを待っている。僕は六年生の夕ぐれの教室で、あの子が声をかけてくるのを待っている。嘘くさく質量感のないお昼と溶かし込みそうな夕ぐれに、僕は彷徨い出して曾祖母...
心の詩

あなたのままで

あせらなくていいから無理しなくていいからあなたはあなたのままでゆっくりゆっくりとずっと待っているからこの部屋に帰ってくるまで
心の詩

ホームタウン・ジェシー

ジェシーに聞かせておやりおまえの還る場所はここだって傷ついた胸の内を見慣れた景色がよってたかってさすりにかかるジェシーはうなずく わたしまた笑いたいだったら手始めに足元のこのホームを蹴り出すことだ
恋愛の詩

僕だけのとろけ顔

過ごしてみたい僕を許された女性との甘い時間穏やかな顔で眠れるまで隣でずっと好きと言って僕の辛さを克服する様に貴女の真剣な癒しで二人の夢に夢中にさせて二人の幸せな思い出を作りたい僕の為に人生を捧げてくれる人よ僕の跡が欲しい僕の手でつけさせてく...
感情の詩

カランデュラ

思い出し笑い1つそれはいつかの貴方の拗ねた顔まだ確かに覚えている温かさもそよ風にさえ奪われそうで忘れないように何度も辿る欠片(きおく)あと少しで届くはずの愛しい背中は涙のノイズに呑まれ気付けばまた、1人分の呼吸だけが悲しく響いてる。