季節の詩

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花粉とミントと冬将軍

凍えそうな気温の中でもいずれやって来る花粉の季節を想って先行治療というわけじゃないけれどミントティーに手を出したら冬将軍のやつ舌打ちしながら向こうに去ってしまう準備をしてくれないだろうか
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みどりドリ

ないものねだりとは思わないただ季節の訪れを望んでいるだけ幸せの青い鳥はいらないから僕はこの鳥を想う枯れ葉枯れ木をパッと濃い色に変えてこだまの中を石火のごとく横切る一羽のみどりドリ
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チチチ フェブラリー

寒さ厳しくても1月と2月じゃまったく違う胎動せよ今の低いトーンは昇華の序章に過ぎないチチチ目覚めの小鳥の声が否応なく胸の奥に告げる
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時雨の華

幕を張った冬に現る縦景色時雨の華無言無色で立ち去って残したものはなおも続かんとする無彩の眼前
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青い空 蒼い海

青い空と蒼い海のような君がいてくれた広い心で包んでくれた君はどこ??涼しくなると思い出す夏の終わり
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冬という季節に

冬になると、心にしまったはずの君との思い出が治ったはずの傷がうずく…付き合い始めたときの嬉しさ照れくささときめき緊張別れを告げるときの引き裂かれる心悲しみ苦しみ溢れる涙_。別れた後の私にとって君との思い出は苦痛でしかなかった…だから忘れよう...
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一日は一時間のよう

来年の春までいつまでも一緒にって、つい昨日まで思ってたと感じてた。そしたらもう、春まではもう二か月で大好きなあなたは卒業だねわたしにとってあなたと過ごした一日は一時間のようでとてもとても早かったよいつまでもって思ってたわたしはばかで・・・な...
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ほんとの水無月

満々と水をたたえていたため池今じゃ痛いくらいに黄色い地肌をさらしている囲う緑ものれんを上げて今が水無月ほんとの水無月本来の姿を受け入れるまで2025シーズンは始まらない
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夏秋コレクション

今では10月半ばくらいまで猛暑が続くけどここで夏から秋に変わるさまを拾ってみたシャンシャンがすっかりおさまりクマゼミが地に伏せてもう鳴かないおまえ あんなに頑張ったのになソーダ味レモン味が命だったのにいつの間にかグレープ味ナシ味にとって替わ...
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椿ロンリー

彩りを失くした景色の中で椿は孤軍奮闘するあでやかとはまた言い難い空気がそれを許さない厳しさがはるかに勝って今はまだそういう時季
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旅立ち

震える手に息を吹きかける白い息の向こうは春もうすぐ卒業ですね新たな旅立ちですね軽やかに春を迎えましょう
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あけましておめでとうございます

おおきなあおぞらのしたことしもみんなにあえてしあわせですあったかくつつんでくれるおひさまかんじながらちかくのちいさなじんじゃではつもうでかぞくがけんこうでありますようにおともだちがしあわせでありますようにせかいじゅうがへいわでありますように...
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陽だまりの部屋

年に一度のすすはらい淀んだ空気が消え去った陽だまりの部屋迷うことなく今年の大晦日はキミと二人
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12月の風と空

どこからか口笛が聞こえてくる忘れかけていた懐かしの旋律12月の風がくれたやさしい贈り物白い息を空に吹きかけたおぼろげなセピア色の記憶が雲にまぎれてどこかに消えていった
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年賀状で会いましょう

一年に一度送られてくるあなたからの葉書僕にとってとても楽しみのひとつなんだそれが年賀状だとしてもあなたが僕のこと忘れずにいてくれたこと僕にとってとても幸せなことなんだそれが大多数の中のひとりだとしてもまた会えるといいなだけど恥ずかしいな何か...
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とある少女の冬の願い

街が赤と緑に染まっていってもうすぐかぁってため息ついてそれでもちょっと心躍らせてて馬鹿じゃないのって心の中で思って色づく街を横目に見ながら流れる冬の雲を睨みつけてきっと幼子達はこの日を1年かけて待っている。親と手をつないで笑う子供を見れば可...
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サンタはやってくる

サンタはやってくる泣きべそかいてるキミにもしょぼくれたキミにも置いてけぼりのキミにもひとりぼっちのキミにも誰の心にもサンタはやってくる今夜は特別な夜みんなの心に灯がともりますように
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ほしぞらのファンタジー

よっしゃーきあいいれておひさまが おきるまえにそうちょうさんぽおはよう おほしさまふゆのよぞらにきらめくイルミネーションきょうもキラキラとってもきれいだよふゆはまだはじまったばかりさあ ことしもほしのフェスティバルはじまるよ
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snowy

去年の今ごろもきっとこれくらい寒かったよね。あの頃は君が隣にいたから暖かかったんだ。今日この聖なる夜…あれから1年たったけどその温もりが見つからない。綺麗なイルミネ-ション。だけどそれよりもっと綺麗な夜景を2人で見に行った。凍る星空の下。緊...
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まふゆのタップダンス

こっちでザクザク ザクザクあっちでザクザク ザクザクあのコもザクザク ザクザクワンちゃんもザクザク ザクザクこどももおとなもみんなザクザク ザクザクえがおがはじけるつちのうえのタップダンス
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ハッピークリスマスがきこえるよ

いちねんでいちばん へいわなひいちねんでいちばん しあわせなひことしもかぞくとクリスマスパーティーろうそくにひをともしせかいじゅうのへいわいのりましょうチキンおいしくやけたかないちごいっぱいのせてねこんやだけのとくべつなごちそうこころもおな...
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冬~君を愛した季節~

この季節になると、君のこと思い出すよ。この風も、光も、においも全部、「君」を物語っているんだ。幸せなことだけじゃなかったね。でも、今では全部が輝いている。「幸せだった」そう思えるんだ。この季節になると、君のこと思い出すよ。これから先もきっと...
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山のリース

地球温暖化の影響で山ではクリスマス間近になってもまだ紅葉が楽しめる山腹に見える赤い彩りあれはクリスマスを飾る扉のリースじゃないのか紅葉が終わってしばらくしてクリスマスだとの既成概念を今 あらためる
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クルクル・アンブレラ

髪が濡れて 白い頬につたい流れるよせっかくの杏桜の香りも消えてしまうわたしが背伸びしたことを怒られたみたいでも折り畳み傘を君に貸したこと後悔しないクルクル水玉傘 愛しているよなんどでも言って見せてよ ねぇ雫君のこと本当に大好きかってねぇ雨粒
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寒空の下の出来事

冬になると寂しくなる。また寒い季節なのにまた君はあたしから離れて行ってしまった寒空を見上げると君のこと思い出してなみだが溢れてくるのねぇ、いつものように後ろから抱き付いてぎゅってして微笑んでよ「ばかだな」ってもう一度言ってよ
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四季≒人間

春は誰かの心みたいに暖かい夏は水面に映る星のように淡く儚い秋は空と同じ安らぎを貰い冬は涙くらい小さく脆い時が経つにつれ何かを掴み 何かを失うそれは人も同じこと何かを作り 何かを壊すなくてはならないことだって知って喜び、悲しむものはなぜだろう...
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マライア・ウォーク

12月の店舗でマライアキャリーが流れるとどうしたって足取りは弾む山下達郎でもワムでもない断然この曲を持ってきたいファーの襟にくるまれながらすれ違う人全員に幸あれ
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冬がやってくるよ

別れて半年か…誰かが言ってた付き合った倍の年月で忘れられるって…全然忘れられないよ?逆にあなたが大きくなってあたしの中を付き合ってた時みたいに支配してって辛いよ?化膿するよ…あなたの前の携帯の番号メールアドレス何も見なくても言えちゃうよ覚え...
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カラーフェスタのクリスマス

現代じゃお金を出せばイチゴの白いケーキなんて年中食べられるかもしれないなのになぜ ケーキはクリスマスの時期が一番似合うんだろう漆黒の闇夜を彩るケーキの白サンタの赤モミの木の緑ハイシーズンにここぞとばかりに色で奏でる三種の神器
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冬眠しない生き物

寒い寒いと背中を曲げて縮こまっていたらそのままの姿勢で春を迎えてしまう人間は冬眠しない冬眠しない代わりに諸々の冬のイベントを受け入れる
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冬の大三角形

切ない音楽聴いてあの頃のあたしたちと重ね合わせた。星をふたりで見たことあのこと忘れない。冬の大三角形君が教えてくれてはじめて知った。うちの真上にあるってことこの空の星にたくしてももう叶うことのない恋なんだね..
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冬に挑む

木々の色づきは束の間見せるほんの甘い顔彩りを失くした時から本当の試練が始まるファー立てろ背筋を伸ばせ毎年繰り返される戒めを浮かべてみる冬を乗り越えた者だけが春を迎えることができる
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罰の雨

たたきつける初冬の雨は草木を育てず恵みにならずなんだかこっちが罰せられているよう夏を過ごした報い重しを課せられ着るものが一枚一枚増えていく
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ザッとレイン

シトシト降らずにザッとくる季節が進んだ証しの通り雨ザッとレインthat rainいつまでも夏じゃいられない冬将軍の意地悪なほくそ笑みがどこからともなく見えてくる
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晩秋の夜

晩秋の夜風の調べは慎ましやかな貴方の囁き淡い光に導かれ今宵貴方と夢の中へ
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夢色オリオン。

寒空の下でひとり白く染まる吐息をひとつふぅーと吐いた息はただ、切なげにすっと消える寒くて凍えそうなのにどうしてこんなに夜風に当たりたくなるんだろうああ、隣に君がいればどんなにあたたかいだろう他の誰でもない私の、私だけの君。そんな関係 夢のま...
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朱黒祭泳

朱や黒やとあくせく泳ぐ掬いを待つは金魚のすがた餌をくわえる魚とちがう祭りのふぜいに合わせたいのち泳ぎゆく一瞬の群れをどうにかしてつかまえたいと進んで手をだしては時に待ち伏せるひとは無作為な掬い主「今日は何匹すくえましたか」閉じこめたままが良...
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カエデ来い来いフィナーレで

赤子の手のひらカエデ来い寄ったりなれば壮麗な紅のジュウタンとなりてきみとうわあと目を見張るかぐわしい煙に誘われて串に刺した魚を頬張れば今年のフィナーレを眺めつつ清流の轟音も後から後から追ってくる
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チラシハピネス

クリスマスが近づくにつれ増えていくハピネス新聞に折り込まれたおもちゃ屋さんのチラシ世の中にこれほど心ときめかせる印刷物があるだろうかジングルベルをBGMにしてサンタさんの身支度を胸を急かせて待っている
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始まりのココロ。

もうすぐ秋が終わり手のひらが凍え始める頃出逢った衝動それは身体中にいかづちが走る程の想いでした。
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Dreams come true

実りの秋空高く伸びていくあなたの夢もきっと実る雨にも風にも負けずこんなに大きくなって黄金色に輝いているだから諦めないで見てくれてるひと達は必ずいるよすぐ傍に
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秋の始まり-新しいせかいへ。-

涼しくなった朝に秋の始まりを感じた布団の温もりから抜け出せないふとみた窓からは温かい陽射しが入ってきたまるでこれから始まる新しいせかいの成功を暗示するように大丈夫!!うまくいくよ!!そうお日様が言ってれてる気がするそうだね!!私はそう空に返...
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夏の終わり

虫の音を聞きながら歩く満月の夜涼しくなった風感じどこか切なくて終わりをつげるようにそらにあがる打ち上げ花火そっと触れた互いの手ギュッと握るキミにキュンとしたボクこのまま時を止めて歩き続きたいとそう願う叶うはずのない淡く儚い夏の終わり
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傘の花。

夏の暑さを感じるようになった、6月。空の色は、いつになく、薄暗くてなんだかどんよりとした雲が広がっているぽつり、ぽつり、と降り出した雨傘の花たちが咲き踊り出す静かに雨が降る中、君と同じ傘の下に入れるといいなって思わず想像する、梅雨の帰り道。...
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年下の男の子

1つ年下の君に恋をしています。君は僕なんて顔が知ってるくらいだよね?最初は僕だってそうだったよだけどあの日…あの時の君の試合の時の真剣な目つき、頑張ってボールを追っていた君。一番輝いて見えた。君の姿に引き込まれた。それから…君を見るたびにド...
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君と花火大会

《一緒に見た花火と  冗談ぽく笑う君のその笑顔が 愛しくて愛しくて 終わりなんて言葉 できれば一生聞きたくなくて…。》大きな花火大会の日。そんな日君と行くことになった祭り。散々人のこと罵って馬鹿にしてたくせに。なのに、私には1円も使わせてく...
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星に願いを

星に願いをするの小さな希望と祈りを短冊に書いて織り姫と彦星が君と私が会えたらいい結ばれたらいいそれがね私の大切な星なんだぁ♪
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6月の蝉

不意打ちにギラギラと照りつける太陽蝉もフライングした6月のある昼下がり
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初夏の雨

夜の静寂を破りたえまなく降る雨軒下に落ちる雨音の物憂げなリズムにゆらぐ心跳ねながら舞う雨粒の旋律は幼き日の母の唄郷愁の想いよ届け初夏の雨
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新しい季節

窓を開けたらさわやかな風がそっと新しい季節を届けてくれましたさあドアを開け 勇気をもって新しい季節の中に飛び込みましょう何かが始まりそうな春の予感いっしょに前に進みましょう
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