季節の詩

季節の詩

朝を味方にする

なかなかあたりが明るくならずに凍えて起きるのが大儀だった朝が終わろうとしている待っていたこうなることを望んでいたおめでとう苦しいだけだと振り返る季節にさようなら
0
季節の詩

春待つ

春を呼ぶ雨しとしとと胸に咲くは故郷の山夢見草
0
季節の詩

新しい春がきた

お家でごろごろばかりしていたら体がまんまるになっちゃったお家にいるのもあきちゃったからお外に出かけたよお日さまがずっと高いところから「こんにちは」って声かけてくれたよいつのまにか春が来てたんだね公園にもみんなが帰ってきたよあの子もこの子もみ...
0
季節の詩

そつぎょう

桜の花が咲き始める頃 この教室で君と出会った次の桜が咲き始める頃 この教室で君を好きになった最後の桜が咲き始める頃 あたしたちはここを卒業するたくさんの思い出がこの校舎に詰まってるもうすぐみんなとの別れがくるそしてその日あたしは 大好きだっ...
0
季節の詩

スプリング・スプレッド・スプラッシュ

縮こまるのはもうおしまいそんなことじゃいつまでたっても2025年型の境地になれない水もまもなくぬるむからここはひとつ威勢よくスプリング・スプレッド・スプラッシュ春っていうのは気持ちが張るんだ
0
季節の詩

桜へ願う

この席には 次は誰が座るんだろう机に書いたラクガキは 消さないでおこうかな卒業式くらいは スカート長くしなきゃ・・・そんなこと考えながら 残り少ない授業を受けている外を見ると 桜の木が寒そうに枝を広げてる『まだ咲くな・・』心の中でそっとつぶ...
0
季節の詩

春をさがしに出かけましょ

久しぶりのお散歩ですお家でごろごろしすぎちゃってねむいですやっぱりお外は気持ちいいなお日さまがまぶしいよあっちこっちで春が見えかくれしています小さな虫さんたちボクの目の前ではしゃいでいます2匹のやぎさん土手でお食事中ですいじわるな北風さんも...
0
季節の詩

春の足音

風はまだ冬の名残りコートの襟を立て公園通り紺碧の空に映える富士格別な今朝のおいしい空気で深呼吸今日もゆっくりと行きましょう
0
季節の詩

出会いと別れの季節

今年もまたこの季節が来てあたしにとっては出会いと別れの季節。あなたと付き合えたけどあなたと別れたりもした複雑な季節。もう何年も経つけどあなたのこと忘れられないどうして忘れようとすればするほどあなたが蘇ってきてあなたが消えない。
0
季節の詩

新しい季節

窓を開けたらさわやかな風がそっと新しい季節を届けてくれましたさあドアを開け 勇気をもって新しい季節の中に飛び込みましょう何かが始まりそうな春の予感いっしょに前に進みましょう
0
季節の詩

季節は移り変わっても・・・

桜が満開だった一年前の春そして過去の気まずさを背負いながら今を過ごしているあたしたちねぇあたしはあの頃の気持ちと変わりないよあなたわもうあたしぢゃない人に恋してるよね当たり前かっだって一年も前の事だもんねしかもあたしカラ告白してあたしカラ振...
0
季節の詩

春風小唄

オー この心、この胸 高らかに 緑なす木々に囲まれ  我一人、野原に立ちすくむこの大地吹き抜けるは 風、風、風…ただ空を駆け巡るは 鳥、鳥、鳥…オー ノリのいい音楽と、天麩羅の歯応え楽しきと嬉しきに人々は耽りて 震え盛る也あたり一面見渡す限...
0
季節の詩

3月の飲み物レモンスカッシュ

3月にふさわしい飲み物にレモンスカッシュが浮かんでくるまだまだキンキンクールには早いけど重苦しい冬とはもうさよならしたい淡黄色に透ける氷とオプションのさくらんぼで少しこの先を見通せたらひと足早いフィールの衣替え
0
季節の詩

河口 仰角 30度

午後4時台河口に陽が向かっているだけど日没まであと2時間近くある見上げる角度は30度くらいウッシッシこうでなくちゃいいよ いいよ お得だよとにかくわたしは陽が短いのが大嫌い
0
季節の詩

3月の雪

大きな雪の花びらが舞う咲きだしたサクラにそっと降りかかる"わたしを忘れないで”冬がそう言ってるの?"だいじょうぶだよ、冬さん”春は大好きだけど 冬も大好きだよだって冬がなかったらクリスマスがなくなっちゃうもんちいさなほほえみをかえして冬さん...
0
季節の詩

彩りを見つけた

鋭い石垣のすき間から顔を出すタンポポの黄色をまた見つけることができるだろうかミツバチ行き交う丘で紅色のシュークリームみたいな桃の花を見かけることはできるだろうかやがては空で真横になって勇ましく泳いでいる五段仕込みのこいのぼりしばらく感覚に彩...
0
季節の詩

向こうでパステル

月が替わっていないから次の季節をまだ知らない旧から新へおぼろげながらもたぐり寄せたい向こうでパステル
0
季節の詩

デジャヴな2月

気忙しい3月4月に比べると2月はまるでモラトリアムとかデジャヴのようだ一年で一番短い月冬が終わると跡形もなく忘れられてゆく
0
季節の詩

ぱらぱら 散るひらひら 舞う逆らって空へ飛べ平和の象徴よ
0
季節の詩

どーなつの穴

どーなつの穴をのぞいたらいつかの甘い想い出が見えたよこんがり染まったきつね色うきわの穴をのぞいたらキラキラ光る水面が見えたよたくさんの小さな泡になってずっと下まで降りてゆくくもりマークの穴をのぞいたらモノトーンのカーテンが何も見えなくしてい...
0
季節の詩

薄日の2月

薄日の午後2月木々はまだ緑を持たずいたずらに時を費やしているすれ違う人もなくぽっかりと訪れた今しかないようなリアルインターバル
0
季節の詩

花粉とミントと冬将軍

凍えそうな気温の中でもいずれやって来る花粉の季節を想って先行治療というわけじゃないけれどミントティーに手を出したら冬将軍のやつ舌打ちしながら向こうに去ってしまう準備をしてくれないだろうか
0
季節の詩

みどりドリ

ないものねだりとは思わないただ季節の訪れを望んでいるだけ幸せの青い鳥はいらないから僕はこの鳥を想う枯れ葉枯れ木をパッと濃い色に変えてこだまの中を石火のごとく横切る一羽のみどりドリ
0
季節の詩

チチチ フェブラリー

寒さ厳しくても1月と2月じゃまったく違う胎動せよ今の低いトーンは昇華の序章に過ぎないチチチ目覚めの小鳥の声が否応なく胸の奥に告げる
0
季節の詩

時雨の華

幕を張った冬に現る縦景色時雨の華無言無色で立ち去って残したものはなおも続かんとする無彩の眼前
0
季節の詩

青い空 蒼い海

青い空と蒼い海のような君がいてくれた広い心で包んでくれた君はどこ??涼しくなると思い出す夏の終わり
0
季節の詩

冬という季節に

冬になると、心にしまったはずの君との思い出が治ったはずの傷がうずく…付き合い始めたときの嬉しさ照れくささときめき緊張別れを告げるときの引き裂かれる心悲しみ苦しみ溢れる涙_。別れた後の私にとって君との思い出は苦痛でしかなかった…だから忘れよう...
0
季節の詩

一日は一時間のよう

来年の春までいつまでも一緒にって、つい昨日まで思ってたと感じてた。そしたらもう、春まではもう二か月で大好きなあなたは卒業だねわたしにとってあなたと過ごした一日は一時間のようでとてもとても早かったよいつまでもって思ってたわたしはばかで・・・な...
0
季節の詩

ほんとの水無月

満々と水をたたえていたため池今じゃ痛いくらいに黄色い地肌をさらしている囲う緑ものれんを上げて今が水無月ほんとの水無月本来の姿を受け入れるまで2025シーズンは始まらない
0
季節の詩

夏秋コレクション

今では10月半ばくらいまで猛暑が続くけどここで夏から秋に変わるさまを拾ってみたシャンシャンがすっかりおさまりクマゼミが地に伏せてもう鳴かないおまえ あんなに頑張ったのになソーダ味レモン味が命だったのにいつの間にかグレープ味ナシ味にとって替わ...
0
季節の詩

椿ロンリー

彩りを失くした景色の中で椿は孤軍奮闘するあでやかとはまた言い難い空気がそれを許さない厳しさがはるかに勝って今はまだそういう時季
0
季節の詩

旅立ち

震える手に息を吹きかける白い息の向こうは春もうすぐ卒業ですね新たな旅立ちですね軽やかに春を迎えましょう
0
季節の詩

あけましておめでとうございます

おおきなあおぞらのしたことしもみんなにあえてしあわせですあったかくつつんでくれるおひさまかんじながらちかくのちいさなじんじゃではつもうでかぞくがけんこうでありますようにおともだちがしあわせでありますようにせかいじゅうがへいわでありますように...
0
季節の詩

陽だまりの部屋

年に一度のすすはらい淀んだ空気が消え去った陽だまりの部屋迷うことなく今年の大晦日はキミと二人
0
季節の詩

12月の風と空

どこからか口笛が聞こえてくる忘れかけていた懐かしの旋律12月の風がくれたやさしい贈り物白い息を空に吹きかけたおぼろげなセピア色の記憶が雲にまぎれてどこかに消えていった
0
季節の詩

年賀状で会いましょう

一年に一度送られてくるあなたからの葉書僕にとってとても楽しみのひとつなんだそれが年賀状だとしてもあなたが僕のこと忘れずにいてくれたこと僕にとってとても幸せなことなんだそれが大多数の中のひとりだとしてもまた会えるといいなだけど恥ずかしいな何か...
0
季節の詩

サンタはやってくる

サンタはやってくる泣きべそかいてるキミにもしょぼくれたキミにも置いてけぼりのキミにもひとりぼっちのキミにも誰の心にもサンタはやってくる今夜は特別な夜みんなの心に灯がともりますように
0
季節の詩

ほしぞらのファンタジー

よっしゃーきあいいれておひさまが おきるまえにそうちょうさんぽおはよう おほしさまふゆのよぞらにきらめくイルミネーションきょうもキラキラとってもきれいだよふゆはまだはじまったばかりさあ ことしもほしのフェスティバルはじまるよ
0
季節の詩

snowy

去年の今ごろもきっとこれくらい寒かったよね。あの頃は君が隣にいたから暖かかったんだ。今日この聖なる夜…あれから1年たったけどその温もりが見つからない。綺麗なイルミネ-ション。だけどそれよりもっと綺麗な夜景を2人で見に行った。凍る星空の下。緊...
0
季節の詩

まふゆのタップダンス

こっちでザクザク ザクザクあっちでザクザク ザクザクあのコもザクザク ザクザクワンちゃんもザクザク ザクザクこどももおとなもみんなザクザク ザクザクえがおがはじけるつちのうえのタップダンス
0
季節の詩

ハッピークリスマスがきこえるよ

いちねんでいちばん へいわなひいちねんでいちばん しあわせなひことしもかぞくとクリスマスパーティーろうそくにひをともしせかいじゅうのへいわいのりましょうチキンおいしくやけたかないちごいっぱいのせてねこんやだけのとくべつなごちそうこころもおな...
0
季節の詩

冬~君を愛した季節~

この季節になると、君のこと思い出すよ。この風も、光も、においも全部、「君」を物語っているんだ。幸せなことだけじゃなかったね。でも、今では全部が輝いている。「幸せだった」そう思えるんだ。この季節になると、君のこと思い出すよ。これから先もきっと...
0
季節の詩

山のリース

地球温暖化の影響で山ではクリスマス間近になってもまだ紅葉が楽しめる山腹に見える赤い彩りあれはクリスマスを飾る扉のリースじゃないのか紅葉が終わってしばらくしてクリスマスだとの既成概念を今 あらためる
0
季節の詩

クルクル・アンブレラ

髪が濡れて 白い頬につたい流れるよせっかくの杏桜の香りも消えてしまうわたしが背伸びしたことを怒られたみたいでも折り畳み傘を君に貸したこと後悔しないクルクル水玉傘 愛しているよなんどでも言って見せてよ ねぇ雫君のこと本当に大好きかってねぇ雨粒
0
季節の詩

寒空の下の出来事

冬になると寂しくなる。また寒い季節なのにまた君はあたしから離れて行ってしまった寒空を見上げると君のこと思い出してなみだが溢れてくるのねぇ、いつものように後ろから抱き付いてぎゅってして微笑んでよ「ばかだな」ってもう一度言ってよ
0
季節の詩

四季≒人間

春は誰かの心みたいに暖かい夏は水面に映る星のように淡く儚い秋は空と同じ安らぎを貰い冬は涙くらい小さく脆い時が経つにつれ何かを掴み 何かを失うそれは人も同じこと何かを作り 何かを壊すなくてはならないことだって知って喜び、悲しむものはなぜだろう...
0
季節の詩

マライア・ウォーク

12月の店舗でマライアキャリーが流れるとどうしたって足取りは弾む山下達郎でもワムでもない断然この曲を持ってきたいファーの襟にくるまれながらすれ違う人全員に幸あれ
0
季節の詩

冬がやってくるよ

別れて半年か…誰かが言ってた付き合った倍の年月で忘れられるって…全然忘れられないよ?逆にあなたが大きくなってあたしの中を付き合ってた時みたいに支配してって辛いよ?化膿するよ…あなたの前の携帯の番号メールアドレス何も見なくても言えちゃうよ覚え...
0
季節の詩

カラーフェスタのクリスマス

現代じゃお金を出せばイチゴの白いケーキなんて年中食べられるかもしれないなのになぜ ケーキはクリスマスの時期が一番似合うんだろう漆黒の闇夜を彩るケーキの白サンタの赤モミの木の緑ハイシーズンにここぞとばかりに色で奏でる三種の神器
0
季節の詩

冬眠しない生き物

寒い寒いと背中を曲げて縮こまっていたらそのままの姿勢で春を迎えてしまう人間は冬眠しない冬眠しない代わりに諸々の冬のイベントを受け入れる
0