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寡黙の証明

感情の証明を。生命の証明を。 人智で到達できる範囲の事柄、全ての証明を。 照明をください。 そこに生物がいます、一になることの証明。 この世界の真理はまだ暴かれません。零の証明を。 この国の目論見は? 誰も証明できやしなかった。 誰もが口を...
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雨宿りのブレンドコーヒー

土砂降りの雨が私の体を冷やす。 見つけた店のテントで雨宿り。 「よかったら中にどうぞ」 店員が私を店に招く。 店に入れば、クラシックの音楽にコーヒーの香りが漂(ただよ)っていた。 持っていたハンカチで顔を拭いていると 「どうぞ」と店員がタオ...
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昼夜の魔法

夜の砂浜に うち上がった難破船 今にも沈みそうで まるで僕のようで 涙が溢れてくる 昼間見た船は 今にも動き出そうで 希望というなの航海へ 僕を誘っているようだった 諦めるな! そう船が言っている
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遥彼方月

遥かな月へ 新しい幻は 溶けた世界 沈んでく星 夢であれば 憐れむとも 哀しくなし 霞んでく空 遥かな月へ 新しい幻の 溶ける未来 浮上する星 救いは無い 世紀の終末 主たる双肩 降りてゆく 臨むままに 遥かな月は 新しい幻の 溶ける地平 ...
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【深妙院華生日芳信女】

・ お母さん── あなたは、僕の、 たったひとつの、 自慢でした。 ───── ─────
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S

赤い雫が君の体を汚していく 充満した生々しい臭い もう遅い 手遅れ 私の中のどす黒いものがまた疼き出した もっと顔を歪めて もっと鳴き叫んで もうすぐで君も逝けるわ 私の愛は痛いって言ったでしょ? 縛り上げて 声が出なくなるまで 赤い雫が乾...
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じこしょうかい

こしをおろして てんをあおぐ このみにふりそそぐほしつぶは てんさいだれかのはつめいひん こいごごろおさえきれずに でどころのわからないはっそうで すきとおるおもいを よるのやみにほうりなげた ろまんちっくにあのひとへ しずかにでもじょうね...
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僕が好きな先生

僕が好きな先生 僕が好きなおばさん 赤鉛筆を持ちながら 街角の塾で待ってる 国語は得意なぼくを いつも褒めてくれた 僕が好きな先生 僕が好きなおばさん 赤鉛筆で×のついた 宿題に埋れたぼくは ちっとも出来なくて いつも叱られていた 僕の好き...
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【醍醐】सरपिस्

・ ああ わたしの好みの光 そして 響き ああ 小さな窓にも届く 朝の希望 そこまで来た夏は 愛のように甘い そこまで来た夏は 愛のように甘い さあ 踊ろう 夢のなか さあ 笑おう 今すぐに ああ 君はスジャータですか もうここは天上ですか...
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【招魂】──屈原──

無処花不開 未飽慕君心 歸來些 歸來些 空春復過耳 歸來些 歸來些 不識江南乎 魂兮歸來 哀江南 ────────── あたり一面に花が咲く季節になったというのに あなたを慕う心は尽きることがありません お帰りください お帰りください あな...
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あいうえおいさん

あいうえおいちゃん何しょうと~? かきくけ子供が、尋ねてる さしすせ空を見上げては たちつてトントン空に問いかける なにぬねのんびり返事待ち はひふへホッコリ笑いながら まみむめもうすぐだよと やゆよく聞いてごらんなさい らりるれローカル線...
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トウガイの塔

トウガイの塔は帰ってくる 逢えることを思い想い 確実な一歩 波の中を歩む 夢で見た夢 遠く信じて 待つ者の夢 郷愁の空 冬の崖を目指し トウガイの塔は帰ってくる 意思を意志を持って 愛に出逢いに帰ってくる 雪の積もるあの崖で また逢えること...
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消えゆくもの

テーマ:メガネ 目が覚めると僕には 全てが歪んで見える 不思議と別空間に いるみたいで落ち着かない でも、見たくないものを 見ずにすむから僕は この歪んだ世界が案外 好きだったり・・・(笑) 道具(ガラクタ)を使えば 今度は全てが明るく見え...
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口癖みたいなもんでした

なぜ どうして 頭の中で問うてばかり 僕らにとって 疑問符は最大の自己主張だから
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home alone

ひとりきり 見上げた窓に 星が瞬く あそこには あの頃の あたしがいる 気の遠くなる 銀河の渦の 先の先へ あたしの心は飛んでゆくけど 闇にちりばめられた 命たちが ただようあたしに そっと囁く 「彼はもういないのよ」 繋がっていた 未来が...
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have to part2

仕事。家事。 なぜやらねばならぬのか 自覚していますか? 本当に? 『当たり前だ 生活していくために  決まっているだろう』と どなたかの苛立ちが聞こえるようです 判りました では その元になる 『生活のため』というのは いったいぜんたい ...
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have to

楽しいことが だんだん 苦痛になる そんなときは 距離を置いて 考えてみると 誰かの期待に沿うために 「やらねばならぬ」と 思っている ばかだな どうせそれは 自分のために 始めたのだから わたしのペースで やりたいように やりたいときだけ...
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青空

青空は 僕の 昔の名前です 雲を浮かべては わらっていました 陽の光は 宝ものでした もう 戻れないと わかっていても 空を見上げてしまうんです
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他愛ない夢の名前

他愛ない夢の名前を憶えている 愛されることのない光を 遠くで見つめていた 歩けば歩くほど 現実感を失って眩暈がする 小さな欲の芽は君が笑えば すぐに埋められ道となるけど 安息の白い部屋は蛻の殻で 水銀の血だけが飛び散っていて 腐食する筈だっ...
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こころ

こころが さかみちを ころがっていく あなたのいるほうへ いくのだろうか すこしずつ わたしから とおざかる こころが ひとりで わらっているけど こころは なんだか かわいそう
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少女症

・少女が大人を嫌悪するように大人も少女を嫌悪する。 ・少女は大人になる決心をした。  理由はもっと広い世界を見て来れるから。  (後戻りは出来ないと知っていても) ・少女が夜を過ごしている。  薬のような静けさが小さな狂気の扉を開ける。  ...
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新説霊肉二元論

真夜中に揺らめく脳髄 微睡みのなか眼を閉じる度に 羽撃く波が押し寄せる 神経は知恵という名の信号を送り 躯に詩情を行き渡らせた わたしは掌の小さな画面に 閉じ込められた霊を 脆い肉から引き剥がして 溢れる電流を濾過する 途端に美しく乱舞する...
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非公式デミウルゴス

粉微塵に刻まれるテロメア デミウルゴスの非公式の生命への罰 楽園は海賊版の傑作集 ノイズ入りの鳴き声に満たされ 粗っぽい視界が出迎える それらは偽物だからと ことごとく廃棄物扱いされて 地獄の溶鉱炉に投げ入れられた 哀れな愛すべき生命の息吹...
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妄想狂きらきら絵日誌

きょうは鉛の冠を頂く邪神が ムラサキに蠢く無数の配下に 真っ青な粘液を原料にした 脳髄きらめく飴の製造を命ずる 「パッケージは何にしますか」 「どこの誰にあげますか」 配下は智恵を絞って作り出す 甘く弾けるその飴は 狂った筆にだけ見える飴 ...
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心の中で描くSTORY

心の中で描くSTORY どんな未来が待ってるか まだわからない だからこそ今動くんだ 自分の想いのままに 気持ちぶちまけよ 何を描いても自由 決して諦めなければ きっと道は拡がる 名前のない あなただけのSTORYが
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弧月

眠れない夜 ひとり湖畔で月眺める 淋しさがこみ上げる 伝わらない想い いつ届くのだろう いつも空にひとり輝く月 ココにいるよと そう主張しながら 誰にも気付かれなくとも ずっと輝いている その強さ私にください
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夢旅行

『夢旅行』 ひとり旅 すべて忘れて憧れの地へ ときめく心 まるで絵画のような街並み 言葉が伝わらなくとも 気持ちは伝わる 優しさに触れ 笑顔に溢れる日 永遠に続けばいいな 帰りたくない
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ある話を聞いて(?)

どうやら、あなたは昔モテモテだったらしい。 昔といっても、私があなたに目も暮れなかった頃の話らしいから、私にはあまり関係が無い。 私も、なんかすごいなーって思うだけ。 そういえば、あなたも似たようなこと言ってたっけ。 あなたが昔に手紙をもら...
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悪魔と呼ばれた英雄

星を守る英雄は 星の住人に責められて それでもなお彼らの事を守ろうと どんな時にも戦い続けた 星を守る英雄は 住人からこう呼ばれた 我らを滅ぼす悪魔だと それでもなお英雄は 彼らの為に戦い続けた 何故(なにゆえ)人は気付かぬのかと 嘆く事さ...
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DJさーやだよー

はいはーいどーもーDJさーやだよー みんなのーお悩みなんでも聞いちゃうよー 悩みがある人はここにカモーン☆ えー最初のお便りはー東京都、Sさーん なになにー件名は「彼氏が…」うんリア充興味ない次行こう 続いてのお便り愛知県のAさーん 「仕事...
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I love you eternally ※歌詞です 

君が好きなんだ 今でも 誰よりも誰よりも こんなに君を想っているのに  君の心には 誰がうつっているの? もう過去の僕たちには戻れないのかな あんなに愛し合ってた あの頃 君に僕の全てをささげ 愛していた 今も変わらず愛してるよ  君も僕の...
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