追憶の詩

追憶の詩

ひとりになりたくなかったんだ

ボクのことなんか もう忘れちまったろうな ボクはこんなに ずっと覚えているのにな でも忘れられた存在も そんなに悪くはないな やっぱりボクは ひとりがいいんだな また今年も 夏がくる 想い出の涙 流すだろう たくさんの想い出が 浮かんでは消...
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ぬくもり

「寒いね」 「寒いな」 何か言えば 答えが必ず返ってきた 「暖かいね」 「暖かいな」 二人で暖房の前 群がって温もりを求めた あの時は当たり前だった 君の存在 いつしか 届かないほどに 遠くなっていたことに 気付きたいわけなかった 「寒いね...
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遠い日遠い記憶

今はね分かるの あの時の  貴方の言葉の温かさ       光の中に見つけたの その君の言葉の温かさを     ある日の夕方  電車の中から見た早送りの景色      もう戻れないなのかなって  窓にコツンと額をあてる        「~涙...
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君と見上げた空

空を見上げる 絵の具で塗りつぶしたみたいな 純粋な青い空 雪みたいに真っ白な雲が その上をゆっくり流れていく あの時君と見上げた空も こんな綺麗な空だった …もう二度と一緒に 見上げることは無いだろう けど僕は何度でも こうやって空を見上げ...
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あの日をもう一度・・・

1年ぶりに話した あなたの声を聞いた とても懐かしくて 少しだけ後悔した あの頃のあたしたちは もう何もかもが輝いて すごく楽しかったね すごく好きだったね 大好きだったんだよ 今では離れてしまってるけどね 本当はあなたとずっと 一緒にいた...
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君の横顔

君のくしゃっと笑った顔がスキ 君の素直じゃないムスッとした顔がスキ 君の照れてほんのり赤い顔がスキ 君の意地悪するたくらんだ顔がスキ... ねえこんなにも君のスキな顔がたくさんある その横顔が愛しい その横顔が優しい その横顔が温かい その...
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未だ私は過去の中

一緒にいるのが日常だった いつか別れが来る事くらい 頭じゃ分かっていたはずだ 頭じゃ分かっていたはずだ 一緒にいられなくなる事を ある日突然告げられた 人づてに聞いたその現実は 私の心を破壊した 木っ端微塵に破壊した 涙も流れやしなかった ...
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空の上のアンタへ

駅前のビルのでっかい居酒屋で 度胸試しさといってカラオケしてたアンタ あんまり歌が上手いもんだから どっかの客にアンコールされていたね オレたちまだ若かったし 怖いもの何もなかったし 酒をしこたま飲んでは いつもどんちゃん騒ぎ 楽しかったな...
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さいかい

ふと見たくなる場所 誰も居なくなった 小さなお店 でも私には見える 笑顔で溢れてるあの頃が さいかいを夢を見て 今日もチャリンコを かっ飛ばす
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あの日に帰りたい・・・

愛される事に慣れすぎて 愛する気持ちを忘れた私・・・ 私のわがままをいつも聞いてくれたあなた・・・ あなたの我慢になんて気がつかなかった私 こんな私と結婚しようって言ってくれたあなた・・・ どうして私は素直に『うん』て言えなかったのかな。 ...
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歩き出すために

いつものように いつもの時間に通る場所 君が居た その場所を通り過ぎる瞬間 耳に入った なつかしい名前・・・ 違う場所に行ってしまった 君のことを話す人達 何度も 何度も 心の中で呼びつづけた 愛しい名前・・・ ・・・ほらね だから だめな...
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風が冷たい季節

外に出てみると 風はまだ冷たい こんな季節だった 君と出会い 恋をし 失う辛さを知ったのは あの日のような 少し肌寒い風が吹くと 何度も思い出す 私はまだ覚えているよ? あの日のことを 君はもう忘れちゃったかな?
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ナイショ話

『ナイショ話』 夕方の田んぼ道を眺め 思い出す 駆け回った幼き頃 赤い花たちと ナイショ話をしてた 『ご飯だよ』その言葉が 終わりの合図 またねと手を振る私に 花たちもこたえて見えた いたずらっ子な風たち 自然と笑顔になる
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人生から思い出が消えて無くなったら・・・

思い出にすがって生きていたのが嘘のように ここ最近は思い出が頭をよぎらない ただ単に歳をとって 思い出せないだけなのかもしれない 新しい思い出を補充できないまま 思い出がひとつふたつと消えていく 人生から思い出が無くなったら 思い出とともに...
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宝箱の中の君

部屋を掃除していて ふと見つけた君との写真 無表情でピースをする君と 恥ずかしそうに笑う隣の私 何年前のものだろう この写真の事なんて記憶にない それでも…… これは、 忘れられてしまった 楽しかった思い出の 1ページであることには変わりな...
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星が泣いていた夜

心燃やした日々 セピア色の影 ひとりぼっち こぼれた星の雫
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僕のひいばあちゃん

いつもひいばあちゃんは僕を手招きして 懐から取り出した角砂糖をいっぱいくれた やさしい甘さはいつかひいばあちゃんの味になってた 家出して父ちゃんにこっぴどく叱られた時 体を張って僕を庇ってくれた 強いひいばあちゃんはいつか正義の味方になって...
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空からの忘れ物

飛行船に 石を投げつけた空は とてつもなく 広い青空でした ホタル憩う 小川につづく夜空は プラネタリウムのような 美しい星空でした あの日の空と きっと何も変わらない 今日の空 涙が知らずにこぼれます 変わってしまったのは 僕なのかもしれ...
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明日は昨日の風が吹く

眼を閉じれば 過ぎ去りし日の光と影 ずいぶんと僕は歳をとった もう未来なんて語れない 明日は昨日の風が吹く
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ろくでなしの不孝者

あなたがいなくなってから ずっと あなたのことを考えていました そして気づいてしまいました あなたとの思い出が 少なかったことを あなたと過ごした時間が 少なかったことを 悔んでいます 腹を立てています あなたから たくさんのものをもらいま...
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あなたがすべて

時が過ぎ ふと立ち寄った 桜並木の続く道 別れたはずなのに ずっと消えない あなたの笑顔 あなたのやさしさが ここにいる あなたと数えた 流れ星を見た砂浜  もう幾度と歩いただろうか ひとりきりの冬の夜空に星だけは見ていた いつか 会えるよ...
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クワガタの思い出

夏休み 早朝 お目当ての雑木林へ クマ ツノマガリ ノコギリ ラケ ・・・ そこはクワガタの宝庫 写真も映像もない 遠い記憶だけを頼りに あの故郷へ あの時代へ あの雑木林へ
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素晴らしき日々よもう一度

街を出て 早25年 何やってんだろ 金も友達も仲間も 全部無くしちまった アンタが去って 早15年 寂しさハンパじゃねえよ どんな酒でもアンタとじゃなきゃ ちっともうまくねぇよ 帰りてぇー あの日に帰りてぇー あの素晴らしき日々よ もう一度
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季節がめぐりめぐって

毎日が 楽しいと思えたあの頃 見るものすべてきらきらと輝き 街は夢であふれていた 人生が 楽しいと思えたあの頃 傍らにはいつも友達がいた 仲間がいて 愛する人がいた 季節がめぐりめぐって そんな時代がまた 巡ってこないかな
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「夢」

儚い夢の記憶と消えそうな声 側で微笑む君がいた まるで昨日の事のように憶えている 分かち合う喜びも 奇跡のようなあの出逢いも 今では雲に隠れる月のよう 薄れてゆく記憶の中で 君だけは心の中でいつまでも咲かせていたいから
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追憶の詩

僕を包んでいた 南風が木枯らしに変わり すっかりさめてしまった 心に響き渡る ベルの音 近所の駅のホーム いるはずのない君を つい探してしまう 降りてくる人の中に 向かいのホームの中に 君がいる気がして 今ならいえる気がする あのとき言えな...
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姉ちゃんがいた夏休み

毎年 夏休み 親戚の姉ちゃんが 遊びにきました 線香花火 スイカ割り 金魚すくい クワガタ採り 川遊び 姉ちゃんだらけの夏休みでした 僕が中学に上がった頃 姉ちゃんは遊びに来なくなりました 麦わら帽子の姉ちゃん ひまわりのような姉ちゃん 宿...
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あの日の風に吹かれたい

昔に戻りたい アイツらと生きたあの時代に戻りたい いつも笑わせてくれたアイツら いつも優しかったアイツら いつも元気をくれたアイツら 人生の喜びを教えてくれたアイツら とっておきの思い出持ちより アイツらと時を忘れ 酒を酌み交わした せつな...
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タイム・トラベル~時渡り~

今のままで満足していれば。 毎日の小さな幸せだけで 満足していれば… あんなことには… ならなかったのかもしれない… 貴方は『タイム・トラベル』をしたい!と 思ったことはありますか? 私はある。 あんな無謀なことをしなければ。 私と先輩は今...
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