追憶の詩

追憶の詩

【君の空】

・雲の動きを目で追うようにあなたの背に届くように祈りをこめる痛みにくらみ 目を細め君の空を見上げている自由を賭けた跳躍をやめないように今日の思いを忘れないから僕はずっと幸せですとんな冬でも・・氷のような余韻を残しすれ違った刹那の恋を悔やまな...
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宝箱の中の君

部屋を掃除していてふと見つけた君との写真無表情でピースをする君と恥ずかしそうに笑う隣の私何年前のものだろうこの写真の事なんて記憶にないそれでも……これは、忘れられてしまった楽しかった思い出の1ページであることには変わりないよね私は自分の宝箱...
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いとしの70’s days

つけっぱなしのラジオから流れてきたのは70's pop hits懐かしの70's days麗しの80's days僕らのglorious daysあの素晴しい日々をもう一度
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ろくでなしの不孝者

あなたがいなくなってからずっとあなたのことを考えていましたそして気づいてしまいましたあなたとの思い出が少なかったことをあなたと過ごした時間が短かったことを悔んでいます腹を立てていますあなたからたくさんのものをもらいましたほんとにありがとうな...
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【古い映画のように】

・古い映画のように色が戻る時間がたつとともに胸が痛むもっと遠くにいたい──おねがい遠くの光が怖い舞いたつ破片(きらら)のように何度も瞬くせいで見返す勇気を減らす・・今も心に残る辛い昨日私みたいな人を抱いたあなた夏の終わりに決めた──さよなら...
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ミスターロンリーを聴きながら

真夜中のラジオからふと流れてきた♪ミスターロンリー♪眠っていた記憶が頭の中を駆け巡る上京したばかりの四畳半の部屋深夜のラジオ番組『ジェットストリーム』城達也さんのナレーションにオープニングの『ミスターロンリー』ここで生きていくと決めたひとり...
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あの日に帰りたい・・・

愛される事に慣れすぎて愛する気持ちを忘れた私・・・私のわがままをいつも聞いてくれたあなた・・・あなたの我慢になんて気がつかなかった私こんな私と結婚しようって言ってくれたあなた・・・どうして私は素直に『うん』て言えなかったのかな。またそれも私...
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【あの頃】

・今も忘れない爽やかな憧れ僕の好きだった伸びやかな光いまはお互いに遠い町にいるいつか会えるかな晴れた朝の庭で僕の記憶は色褪せないよ信じているよ君は変わらないと・・今も忘れない真っ直ぐなまなざし僕の好きだった飾らない言葉だけど──すれ違うあの...
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駅の伝言板

キミは覚えてるかな駅の伝言板今は見かけることのない駅の伝言板幾多の物語が書き込まれた駅の伝言板キミと待ち合わせた駅の伝言板クセのあるキミの白墨の文字見つけた時の淡いときめきすっかり面影なくした北口改札前笑顔で手をふるキミをボクはいつまでも探...
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last season

君と過ごした最後の季節は春でした君はしっかり「今」を歩けてますか?「夢」を描けてますか?どのくらい幸せですか?あの頃はお互い子供で強がってばかりで...でも君のおかげで私は「恋」を知れたよもし2人が大人になってどこかで会ったその時は「今、幸...
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想い出の道

どれだけキミを想っただろうどれだけキミを愛しただろうどれだけキミと笑っただろうキミと歩いた帰り道キミと笑い合った教室キミと初めてキスした誰もいない教室キミの温かさを知った二人乗りキミと別れを告げた駅想い出せば想い出すほど暖かくて止まらない涙...
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僕のひいばあちゃん

いつもひいばあちゃんは僕に手招きして懐から取り出した角砂糖をいっぱいくれたやさしい甘さはいつの日かひいばあちゃんの味になっていた家出して父ちゃんにこっぴどく叱られた時体を張って僕を庇ってくれた強いひいばあちゃんはいつの日か正義の味方になって...
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らしい赤っ恥の人生

過去を振り返る作業は過去の恥を掘り返すようなもの弱さ、愚かさ、未熟さ顔を覆いたくなるような赤っ恥の人生オイラらしい人生かな
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思い出の数だけ

時が過ぎ ふと立ち寄った 桜並木の続く道別れたはずなのに ずっと消えない あなたの笑顔あなたのやさしさが ここにいるあなたと数えた 流れ星を見た砂浜 もう幾度と歩いただろうかひとりきりの冬の夜空に星だけは見ていたいつか 会えるよね きっとも...
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クリスマスツリー

街はイルミネーション人はみんな手を握って笑顔で溢れているね去年の今頃はあたしもみんなのように笑っていたのかな「来年も一緒に見に来ような」そんな約束、軽い約束あの時は叶うと信じていたの。だってあなたの笑顔にウソはないと信じていたからずっと一緒...
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帰りてぇー

街を出て早25年何やってんだろ金も友達も家族も全部無くしちまったアンタが去って早15年寂しさハンパじゃねえよどんな酒でもアンタとじゃなきゃちっともうまくねぇよ帰りてぇーあの日に帰りてぇー
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幸せだった日々

いつも待ち合わせしたあの場所、一年前の今日もここで待ち合わせ。手が冷たくなって吐息を手に当てるベンチに座ってまだ君来ないかなーってあちこち探して夕空を見上げる星が出はじめた頃君は向こうからやってきて走ってあたしのところへ来てくれる「あ」と口...
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【鋼玉】コランダム

・少女は母の持ち物の指輪をそっとはめてみる誰もが そんな悪戯を通って生きてきたんだね当たり前の現実がとても眩しいこの夏──・・扉を放ち鏡台の向こうに気づく銀の針心は人と連絡し瞳は軽く閉ざされる実像しか愛せない雑念は滅したから────────...
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さいかい

ふと見たくなる場所誰も居なくなった小さなお店でも私には見える笑顔で溢れてるあの頃がさいかいを夢を見て今日もチャリンコをかっ飛ばす
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シンデレラ

魔法使いさん。あたしにはもう、綺麗なドレスもガラスの靴も必要ありません。かぼちゃの馬車もいらないです。もう必要のないものだから。いつからだろう、運命や奇跡を信じ始めたのは、シンデレラみたいに毎日神様に祈るようになったのは、『いつかこの思いが...
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永遠のロック少年

夢追う目の輝きほとばしる汗と情熱叩き込む魂の振動脳裏に焼き付いたアンタの雄姿今もロックしてるかい永遠のロック少年よ
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【⠡⠐⠱⠐⠩⠙⠵】かざぐるま

・かざぐるま かざぐるま かぜのなかでまわそうからからと おとたてて きぼうへのそらへとぶいつまでもにくんでいて ひめじのそらのとおさをいつまでもわすれないで くちびるかんだあのひをかざぐるま かざぐるま かぜにのせてまわそうぱたぱたと と...
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【小さな旋律】

・いつもとよく似た 朝がまた来たね今は会えない人に 歌うつもりでいた小さな音符が てのひらに残る♪♪みどりの表紙の 読まずにいる本今は言えない人に 歌うつもりでいた小さな休符が ゆびさきに残る♪♪調律してない がっこうのピアノ今も消えない心...
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想い出検索

なんとなく検索していたら見つけたんだ想い出のピースたちひとつひとつつなぎ合わせれば見えてきたんだがむしゃらに生きた証しネットの中に誰かの記憶の中に生きていたんだ死んだはずの僕がおーい僕はここにいるよ感謝を込めてキ―を叩く心の声はどこかの誰か...
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【木漏れ陽を集めて】

・時々あなたのことが気になります。一行だけの手紙書きたくなります私は幸せついばむ小鳥です小さな羽では届くはずなどないのに回れ 回れ 運命奪い取れ 勇気重い 重い 呪文を気楽に唱えようもう泣きません 木漏れ陽を集めて誰よりも輝く■■夢見ること...
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【古い映画のように】

・古い映画のように色が戻る時間がたつとともに胸が痛むもっと遠くにいたい──おねがい遠くの光が怖い舞いたつ破片(きらら)のように何度も瞬くせいで見返す勇気を減らす・・今も心に残る辛い昨日私みたいな人を抱いたあなた夏の終わりに決めた──さよなら...
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ナイショ話

『ナイショ話』夕方の田んぼ道を眺め思い出す駆け回った幼き頃赤い花たちとナイショ話をしてた『ご飯だよ』その言葉が終わりの合図またねと手を振る私に花たちもこたえて見えたいたずらっ子な風たち自然と笑顔になる
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追憶の詩

僕を包んでいた南風が木枯らしに変わりすっかり冷めてしまった心に響き渡る ベルの音近所の駅のホームいるはずのない君をつい探してしまう降りてくる人の中に向かいのホームの中に君がいる気がして今ならいえる気がするあのとき言えなかった好きという言葉を...
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初秋の心何処へ

秋の風が胸のざわつきを撫でていくお騒がせの夏は過ぎほっと一息 薄めのブラックコーヒー久しぶりに街に出てみよう懐かしい声が聞こえてきそうな公園通り歩いてみようあの頃の僕ら同じ道を一緒に歩いてたそんな時代もあったっけあいつらとも一度語り合えたら...
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姉ちゃんと夏休み

毎年夏休みになると親戚の姉ちゃんが遊びにきました算数の宿題を教えてくれました自由研究を手伝ってくれました毎朝ラジオ体操についていってくれましたお弁当持って川遊びに出かけました早起きしてクワガタを採りに行きました金魚すくいが得意でした浴衣姿が...
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あの日の風に吹かれたい

いつも笑わせてくれたアイツらいつも優しかったアイツらいつも背中を押してくれたアイツら人生の喜びを教えてくれたアイツらとっておきの夢を持ちよって時を忘れ酒を酌み交わした日々よ二度と戻れない
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じいちゃんといた夏

じいちゃんのお墓参り手を合わせていたらじいちゃんの声じいちゃんといた夏がやってきた縁側で夕涼みしているじいちゃん庭に打ち水しているじいちゃんとうもろこしを焼いてくれたじいちゃんかき氷を作ってくれたじいちゃんプールに連れて行ってくれたじいちゃ...
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遠い夏の記憶

光る海青い空白い雲灼熱の太陽と麦わら帽子ビーチパラソルの花畑砂の上のスイカ割り海岸にあふれるサマーソングずっとずっと遠い夏の記憶夏が来るたびに想い出がひとつまたひとつ薄れてゆく忘れ去られた記憶の中にまたひとつ眠ってゆく
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ひとりになりたくなかったんだ

ボクのことなんかもう忘れちまったろうなボクはこんなにずっと覚えているのになでも忘れられた存在もそんなに悪くはないなやっぱりボクはひとりがいいんだな また今年も 夏がくる想い出の涙 流すだろうたくさんの想い出が浮かんでは消えてゆくやっぱりボク...
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ぬくもり

「寒いね」「寒いな」何か言えば答えが必ず返ってきた「暖かいね」「暖かいな」二人で暖房の前群がって温もりを求めたあの時は当たり前だった君の存在いつしか届かないほどに遠くなっていたことに気付きたいわけなかった「寒いね」一人きり返事は返らず「暖か...
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遠い日遠い記憶

今はね分かるのあの時の 貴方の言葉の温かさ     光の中に見つけたのその君の言葉の温かさを   ある日の夕方 電車の中から見た早送りの景色    もう戻れないなのかなって 窓にコツンと額をあてる      「~涙におぼれるぐらいならあの日...
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君と見上げた空

空を見上げる絵の具で塗りつぶしたみたいな純粋な青い空雪みたいに真っ白な雲がその上をゆっくり流れていくあの時君と見上げた空もこんな綺麗な空だった…もう二度と一緒に見上げることは無いだろうけど僕は何度でもこうやって空を見上げる君と過ごしたあの時...
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あの日をもう一度・・・

1年ぶりに話したあなたの声を聞いたとても懐かしくて少しだけ後悔したあの頃のあたしたちはもう何もかもが輝いてすごく楽しかったねすごく好きだったね大好きだったんだよ今では離れてしまってるけどね本当はあなたとずっと一緒にいたかったんだよ優しくした...
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君の横顔

君のくしゃっと笑った顔がスキ君の素直じゃないムスッとした顔がスキ君の照れてほんのり赤い顔がスキ君の意地悪するたくらんだ顔がスキ...ねえこんなにも君のスキな顔がたくさんあるその横顔が愛しいその横顔が優しいその横顔が温かいその横顔が僕だけのも...
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未だ私は過去の中

一緒にいるのが日常だったいつか別れが来る事くらい頭じゃ分かっていたはずだ頭じゃ分かっていたはずだ一緒にいられなくなる事をある日突然告げられた人づてに聞いたその現実は私の心を破壊した木っ端微塵に破壊した涙も流れやしなかった悲しいはずの別れでも...
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空の上のアンタへ

駅前のビルのでっかい居酒屋で度胸試しさといってカラオケしてたアンタあんまり歌が上手いもんだからどっかの客にアンコールされていたねオレたちまだ若かったし怖いもの何もなかったし酒をしこたま飲んではいつもどんちゃん騒ぎ楽しかったなあの頃それもアン...
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歩き出すために

いつものようにいつもの時間に通る場所君が居たその場所を通り過ぎる瞬間耳に入ったなつかしい名前・・・違う場所に行ってしまった君のことを話す人達何度も何度も心の中で呼びつづけた愛しい名前・・・・・・ほらねだから だめなんだここに居る限りこうやっ...
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風が冷たい季節

外に出てみると風はまだ冷たいこんな季節だった君と出会い恋をし失う辛さを知ったのはあの日のような少し肌寒い風が吹くと何度も思い出す私はまだ覚えているよ?あの日のことを君はもう忘れちゃったかな?
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人生から思い出が消えて無くなったら・・・

思い出にすがって生きていたのが嘘のようにここ最近は思い出が頭をよぎらないただ単に歳をとって思い出せないだけなのかもしれない 新しい思い出を補充できないまま思い出がひとつふたつと消えていく人生から思い出が無くなったら思い出とともに存在も無くな...
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星が泣いていた夜

心燃やした日々セピア色の影ひとりぼっちこぼれた星の雫
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明日は昨日の風が吹く

眼を閉じれば過ぎ去りし日の光と影ずいぶんと僕は歳をとったもう未来なんて語れない明日は昨日の風が吹く
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