追憶の詩

追憶の詩

あの日に帰りたい・・・

愛される事に慣れすぎて 愛する気持ちを忘れた私・・・ 私のわがままをいつも聞いてくれたあなた・・・ あなたの我慢になんて気がつかなかった私 こんな私と結婚しようって言ってくれたあなた・・・ どうして私は素直に『うん』て言えなかったのかな。 ...
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【あの頃】

・ 今も忘れない 爽やかな憧れ 僕の好きだった 伸びやかな光 いまはお互いに 遠い町にいる いつか会えるかな 晴れた朝の庭で 僕の記憶は 色褪せないよ 信じているよ 君は変わらないと ・ ・ 今も忘れない 真っ直ぐなまなざし 僕の好きだった...
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駅の伝言板

キミは覚えてるかな 駅の伝言板 今は見かけることのない 駅の伝言板 幾多の物語が書き込まれた 駅の伝言板 キミと待ち合わせた 駅の伝言板 クセのあるキミの 白墨の文字 見つけた時の 淡いときめき すっかり面影なくした 北口改札前 笑顔で手を...
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last season

君と過ごした 最後の季節は 春でした 君はしっかり 「今」を歩けてますか? 「夢」を描けてますか? どのくらい幸せですか? あの頃はお互い子供で 強がってばかりで... でも君のおかげで 私は「恋」を知れたよ もし2人が大人になって どこか...
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想い出の道

どれだけ キミを想っただろう どれだけ キミを愛しただろう どれだけ キミと笑っただろう キミと歩いた帰り道 キミと笑い合った教室 キミと初めてキスした誰もいない教室 キミの温かさを知った二人乗り キミと別れを告げた駅 想い出せば 想い出す...
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僕のひいばあちゃん

いつもひいばあちゃんは僕に手招きして 懐から取り出した角砂糖をいっぱいくれた やさしい甘さはいつの日かひいばあちゃんの味になっていた 家出して父ちゃんにこっぴどく叱られた時 体を張って僕を庇ってくれた 強いひいばあちゃんはいつの日か正義の味...
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らしい赤っ恥の人生

過去を振り返る作業は 過去の恥を掘り返すようなもの 弱さ、愚かさ、未熟さ 顔を覆いたくなるような 赤っ恥の人生 オイラらしい人生かな
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思い出の数だけ

時が過ぎ ふと立ち寄った 桜並木の続く道 別れたはずなのに ずっと消えない あなたの笑顔 あなたのやさしさが ここにいる あなたと数えた 流れ星を見た砂浜  もう幾度と歩いただろうか ひとりきりの冬の夜空に星だけは見ていた いつか 会えるよ...
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琥珀

愛を見失えば 受け止める人も いなくなって 大事に抱えてた 恋が色褪せて 琥珀色の追憶に 埋れていればいい 落とした愛に 気付くこともなく 取り戻したくて 後ろを向いていて 今日が通り過ぎて 積み上がった落ち葉も 舞い上がるのに どうすれば...
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クリスマスツリー

街はイルミネーション 人はみんな手を握って笑顔で溢れているね 去年の今頃はあたしも みんなのように笑っていたのかな 「来年も一緒に見に来ような」 そんな約束、軽い約束 あの時は叶うと信じていたの。 だってあなたの笑顔にウソはないと信じていた...
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帰りてぇー

街を出て 早25年 何やってんだろ 金も友達も家族も 全部無くしちまった アンタが去って 早15年 寂しさハンパじゃねえよ どんな酒でもアンタとじゃなきゃ ちっともうまくねぇよ 帰りてぇー あの日に帰りてぇー
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幸せだった日々

いつも待ち合わせした あの場所、 一年前の今日も ここで待ち合わせ。 手が冷たくなって 吐息を手に当てる ベンチに座って まだ君来ないかなーって あちこち探して 夕空を見上げる 星が出はじめた頃 君は向こうからやってきて 走ってあたしのとこ...
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【鋼玉】コランダム

・ 少女は 母の持ち物の 指輪をそっと はめてみる 誰もが  そんな悪戯を通って生きてきたんだね 当たり前の現実が とても眩しいこの夏── ・ ・ 扉を放ち 鏡台の 向こうに気づく 銀の針 心は 人と連絡し 瞳は 軽く閉ざされる 実像しか愛...
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さいかい

ふと見たくなる場所 誰も居なくなった 小さなお店 でも私には見える 笑顔で溢れてるあの頃が さいかいを夢を見て 今日もチャリンコを かっ飛ばす
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シンデレラ

魔法使いさん。 あたしにはもう、 綺麗なドレスもガラスの靴も必要ありません。 かぼちゃの馬車もいらないです。 もう必要のないものだから。 いつからだろう、 運命や奇跡を信じ始めたのは、 シンデレラみたいに毎日神様に祈るようになったのは、 『...
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永遠のロック少年

夢追う目の輝き ほとばしる汗と情熱 叩き込む魂の振動 脳裏に焼き付いた アンタの雄姿 今もロックしてるかい 永遠のロック少年よ
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【⠡⠐⠱⠐⠩⠙⠵】かざぐるま

・ かざぐるま かざぐるま かぜのなかでまわそう からからと おとたてて きぼうへのそらへとぶ いつまでもにくんでいて  ひめじのそらのとおさを いつまでもわすれないで  くちびるかんだあのひを かざぐるま かざぐるま かぜにのせてまわそう...
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【小さな旋律】

・ いつもとよく似た 朝がまた来たね 今は会えない人に 歌うつもりでいた 小さな音符が てのひらに残る ♪ ♪ みどりの表紙の 読まずにいる本 今は言えない人に 歌うつもりでいた 小さな休符が ゆびさきに残る ♪ ♪ 調律してない がっこう...
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想い出検索

なんとなく検索していたら 見つけたんだ 想い出のピースたち ひとつひとつ つなぎ合わせれば 見えてきたんだ がむしゃらに生きた証し ネットの中に 誰かの記憶の中に 生きていたんだ 死んだはずの僕が おーい 僕はここにいるよ 感謝を込めてキ―...
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【木漏れ陽を集めて】

・ 時々あなたのことが気になります。 一行だけの手紙書きたくなります 私は幸せついばむ小鳥です 小さな羽では届くはずなどないのに 回れ 回れ 運命 奪い取れ 勇気 重い 重い 呪文を 気楽に唱えよう もう泣きません 木漏れ陽を集めて 誰より...
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【古い映画のように】

・ 古い映画のように色が戻る 時間がたつとともに胸が痛む もっと遠くにいたい ──おねがい 遠くの光が怖い 舞いたつ破片(きらら)のように 何度も瞬くせいで 見返す勇気を減らす ・ ・ 今も心に残る辛い昨日 私みたいな人を抱いたあなた 夏の...
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ナイショ話

『ナイショ話』 夕方の田んぼ道を眺め 思い出す 駆け回った幼き頃 赤い花たちと ナイショ話をしてた 『ご飯だよ』その言葉が 終わりの合図 またねと手を振る私に 花たちもこたえて見えた いたずらっ子な風たち 自然と笑顔になる
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追憶の詩

僕を包んでいた 南風が木枯らしに変わり すっかり冷めてしまった 心に響き渡る  ベルの音 近所の駅のホーム いるはずのない君を つい探してしまう 降りてくる人の中に 向かいのホームの中に 君がいる気がして 今ならいえる気がする あのとき言え...
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初秋の心何処へ

秋の風が 胸のざわつきを撫でていく お騒がせの夏は過ぎ ほっと一息  薄めのブラックコーヒー 久しぶりに街に出てみよう 懐かしい声が聞こえてきそうな 公園通り歩いてみよう あの頃の僕ら 同じ道を一緒に歩いてた そんな時代もあったっけ あいつ...
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姉ちゃんと夏休み

毎年 夏休みになると 親戚の姉ちゃんが 遊びにきました 算数の宿題を教えてくれました 自由研究を手伝ってくれました 毎朝ラジオ体操についていってくれました お弁当持って川遊びに出かけました 早起きしてクワガタを採りに行きました 金魚すくいが...
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あの日の風に吹かれたい

いつも笑わせてくれたアイツら いつも優しかったアイツら いつも背中を押してくれたアイツら 人生の喜びを教えてくれたアイツら とっておきの夢を持ちよって 時を忘れ 酒を酌み交わした日々よ 二度と戻れない
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じいちゃんといた夏

じいちゃんのお墓参り 手を合わせていたら じいちゃんの声 じいちゃんといた夏がやってきた 縁側で夕涼みしているじいちゃん 庭に打ち水しているじいちゃん とうもろこしを焼いてくれたじいちゃん かき氷を作ってくれたじいちゃん プールに連れて行っ...
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遠い夏の記憶

光る海 青い空 白い雲 灼熱の太陽と麦わら帽子 ビーチパラソルの花畑 砂の上のスイカ割り 海岸にあふれるサマーソング ずっとずっと遠い夏の記憶 夏が来るたびに 想い出がひとつ またひとつ薄れてゆく 忘れ去られた記憶の中に またひとつ眠ってゆ...
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ひとりになりたくなかったんだ

ボクのことなんか もう忘れちまったろうな ボクはこんなに ずっと覚えているのにな でも忘れられた存在も そんなに悪くはないな やっぱりボクは ひとりがいいんだな また今年も 夏がくる 想い出の涙 流すだろう たくさんの想い出が 浮かんでは消...
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ぬくもり

「寒いね」 「寒いな」 何か言えば 答えが必ず返ってきた 「暖かいね」 「暖かいな」 二人で暖房の前 群がって温もりを求めた あの時は当たり前だった 君の存在 いつしか 届かないほどに 遠くなっていたことに 気付きたいわけなかった 「寒いね...
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遠い日遠い記憶

今はね分かるの あの時の  貴方の言葉の温かさ       光の中に見つけたの その君の言葉の温かさを     ある日の夕方  電車の中から見た早送りの景色      もう戻れないなのかなって  窓にコツンと額をあてる        「~涙...
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君と見上げた空

空を見上げる 絵の具で塗りつぶしたみたいな 純粋な青い空 雪みたいに真っ白な雲が その上をゆっくり流れていく あの時君と見上げた空も こんな綺麗な空だった …もう二度と一緒に 見上げることは無いだろう けど僕は何度でも こうやって空を見上げ...
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あの日をもう一度・・・

1年ぶりに話した あなたの声を聞いた とても懐かしくて 少しだけ後悔した あの頃のあたしたちは もう何もかもが輝いて すごく楽しかったね すごく好きだったね 大好きだったんだよ 今では離れてしまってるけどね 本当はあなたとずっと 一緒にいた...
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君の横顔

君のくしゃっと笑った顔がスキ 君の素直じゃないムスッとした顔がスキ 君の照れてほんのり赤い顔がスキ 君の意地悪するたくらんだ顔がスキ... ねえこんなにも君のスキな顔がたくさんある その横顔が愛しい その横顔が優しい その横顔が温かい その...
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未だ私は過去の中

一緒にいるのが日常だった いつか別れが来る事くらい 頭じゃ分かっていたはずだ 頭じゃ分かっていたはずだ 一緒にいられなくなる事を ある日突然告げられた 人づてに聞いたその現実は 私の心を破壊した 木っ端微塵に破壊した 涙も流れやしなかった ...
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空の上のアンタへ

駅前のビルのでっかい居酒屋で 度胸試しさといってカラオケしてたアンタ あんまり歌が上手いもんだから どっかの客にアンコールされていたね オレたちまだ若かったし 怖いもの何もなかったし 酒をしこたま飲んでは いつもどんちゃん騒ぎ 楽しかったな...
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歩き出すために

いつものように いつもの時間に通る場所 君が居た その場所を通り過ぎる瞬間 耳に入った なつかしい名前・・・ 違う場所に行ってしまった 君のことを話す人達 何度も 何度も 心の中で呼びつづけた 愛しい名前・・・ ・・・ほらね だから だめな...
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風が冷たい季節

外に出てみると 風はまだ冷たい こんな季節だった 君と出会い 恋をし 失う辛さを知ったのは あの日のような 少し肌寒い風が吹くと 何度も思い出す 私はまだ覚えているよ? あの日のことを 君はもう忘れちゃったかな?
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人生から思い出が消えて無くなったら・・・

思い出にすがって生きていたのが嘘のように ここ最近は思い出が頭をよぎらない ただ単に歳をとって 思い出せないだけなのかもしれない 新しい思い出を補充できないまま 思い出がひとつふたつと消えていく 人生から思い出が無くなったら 思い出とともに...
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宝箱の中の君

部屋を掃除していて ふと見つけた君との写真 無表情でピースをする君と 恥ずかしそうに笑う隣の私 何年前のものだろう この写真の事なんて記憶にない それでも…… これは、 忘れられてしまった 楽しかった思い出の 1ページであることには変わりな...
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星が泣いていた夜

心燃やした日々 セピア色の影 ひとりぼっち こぼれた星の雫
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明日は昨日の風が吹く

眼を閉じれば 過ぎ去りし日の光と影 ずいぶんと僕は歳をとった もう未来なんて語れない 明日は昨日の風が吹く
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ろくでなしの不孝者

あなたがいなくなってから ずっと あなたのことを考えていました そして気づいてしまいました あなたとの思い出が 少なかったことを あなたと過ごした時間が 少なかったことを 悔んでいます 腹を立てています あなたから たくさんのものをもらいま...
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