心の詩

心の詩

ヴェール

おお神よ私に力を与え給え私に降りかかるこの不幸も,目の前に立ちはだかるこの幻影もすべての災いを消し去る力を私に与え給え私の眼に移るものはすべてまやかし私が感じるものすべてがただむなしいただのかりそめにすぎない現実などまやかしであるすべてがま...
心の詩

黄信号

とんとんとんとんもういいですかカンカンカンカンまだですよさあさあさあさあ出ておいでいやいやいやいや嫌ですよなんでなんで嫌いなのそれはそれは好きじゃないからですなんてなんてワガママなのいいえいいえ違いますじゃあ何よあなたが怖いだけなんですそん...
心の詩

空 虚

誰かを好きになると心の中はその人でいっぱいになってどこにいても何をしてても考えてしまう想ってしまう会えただけで嬉しくて話しただけで幸せでそんな毎日がずっと続くと思ってた・・・けれど、好きになったあなたはもうここには居ない私の心にはぽっかりと...
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赤信号

パッと終わってパッと変わった花火じゃないよチッカチカわたしの進路は紙切れかしこうかいろはいつもばらばらぐちゃぐちゃ進行方向を埋め尽くしてわたしの進路は落ち葉だまりか意味なんてない?私に意味なんてないでも前には進まなくちゃいけないわたしのあゆ...
心の詩

誰かのため息

ため池にポチョリ水滴がしたたり落ちて小さな波紋が広がりこそすれすぐにまた静寂に包まれた誰かのため息を聞いたような気もするだけどその出どころを探れないまま波紋も元の水面に立ち返った
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スタイルのモラトリアム

社会に出る前僕は不安でいっぱいだった今の自分のスタイルを失くすあるいは奪われるかもしれないこの先どうなるんだろうって今思う社会で生きていくためのスタイルを身につけていないんだから不安なのはあたりまえスタイルってのは初めから用意されてなくても...
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モノクロの世界

いつもと同じ時間に起きていつもと同じ制服を着ていつもと同じように家を出ていつもと同じ道を通るの。でもね…周りを見渡しても目に入ってくるのは【モノクロの世界】なの。なにも変わっていない。…そう思いたいの。頭が無理やり忘れようとしている。消した...
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本当の私。

本当の私はどれなのだろう。素直になれない私。暴言を吐く私。明るく笑っている私。暗く落ち込んでいる私。嫉妬している私。どれが本当の私なのだろう。規定の解答は多分、『全てが本当の私』なのだろう。だが、規定の解答はそうだとしても、本当の解答は、正...
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青時雨

追憶の涙雨に溶けてあじさいの花いにしえを綴る古都の青時雨
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わたしの道

わたしの道はこっちであっているのかな...。ほかの道があったのかもしれない。これから目指すところを変えることもできる。危ない橋を渡りかけているわたしはこのまま進まないほうがいいよね。引き返したほうが自分のためだよね。友達はきっと引き返したほ...
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前進

壊れた時計をわざと放っておいたまだ少しでも揺れるんじゃないかって期待して少ない愛情を受けた鳥は それでも飛ぶことを知る立ち止まるな前を見よ心が泣いてもその腕その脚動くかぎり生きたい叫び!避ける低気圧死ぬまで生きろと言い聞かせまっすぐな思い抱...
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ひとりぼっち

いつからだろう誰とも話さなくなったのは誰とも話さない、すなわち一人の時間がある一人の時間は楽しい誰かの言いなりになることもないし無理に自分の考えを抑え込まなくていいそんな一人の時間はやっぱり楽しいでも周りの人たちはそんな私から離れていく私は...
心の詩

【夢の狩人】(抜粋)

・川のなかを見てごらん野をゆく川を透明な水のなかを泳いでいるよ覚めたくない夢だよつかまえようよたぶんみんなこうして歩いてるよ・・人の汗を見てごらん貴とうとい汗を愛する家族のために働いてるよ気高けだかすぎる夢だよなんにも言わず疲れている瞳で笑...
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刹那の世界

空気も無く存在制限のある 海の中は私にとってささやかな 自由息止めの力量では僅か45秒の前後の 世界儚い鼓動に 全てを託し魚の様に 泳ぎ 潜るその時 度々見かけるのが魚が飛び跳ねる光景自由を求める私とは 反対に魚も自らこちら側の世界に 飛び...
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なかなか勇気がだせないアナタに

なかなか勇気がだせないアナタへ恋=勇気と言うくらいなので勇気はとても大切ですよね。しかし、嫌われたり避けられたり断られたらどうしようと思うと勇気はでないものです「 自分には勇気なんてだせない 」そう思っていませんかそんなんじゃダメですよそん...
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笑おうね

別れてから友達としてのあなたを知ったょ。彼氏、ではなく友達、のあなたをね。それでね、今まであなたがどれだけ優しく接してくれてたか。初めて知ったんだ。不器用だったんだね。あなたも、あたしも。その不器用な愛情を上手く受け止められなくてごめんね。...
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昇りゆく陽

振り返ると目が見た 大きな目だった―泣かれたら堪らないぼくは逃げようとした それはぼくを或る草原まで連れていったその草原には鹿が跳ねていた緑のまだ浅い 小川の流れる(リュートのような音を残して)並木道は真昼時だったぼくは根株の露わな側道で少...
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冷たい雨

雨冷たい雨が少しずつ地面を濡らしていく空厚い雲が全部隠して見えなくするいつの間にか外は薄暗い届かなくなった太陽の光貴方は今どこにいますか?何が私をそうさせる降り続く雨傘も持たず家の外冷たい雨私は今、濡れネズミ雨いつの間にか私の頬を流れ落ちる...
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追い抜きざまのクライマックス

先生がやって来た赤い自転車を漕いで麦わら帽を被ってやって来たはためく白いブラウスにドキドキが高じていると追い抜きざまに先生は僕におはようと言ってきた先生ドキドキの水風船を針で突いて割ったじゃないか
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コーラパンチ

大声で欠伸できる世界にしてみせるんだエスカレーターからバク転でおりれるような体に3つ星がすごいなら君にナナホシテントウ命の保障はないけどもぼくを縛るみんなと酒が飲めるように笑うんだありがとうとか言ってやるんだよくわかんない味の飲み物に手を出...
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心の窓

くもってる心の窓を傷つけずそっとやさしく拭き取ってこう
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夕暮れにつかまらない様に

夕暮れにつかまらない様に・・・・・歩き続けて私はブルーになって息を震わせたいつからこんな事になってしまったかまるで判らない どうしてなのかじっとしてたらすぐに心臓が止まってしまいそうで足早に歩いている 私何の思いにかられて生きているのか夕暮...
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承認欲求

行き過ぎる承認欲求で周囲の人たちに迷惑をかける人自分の無知を知りません知らないことを知りません人と人を結ぶのは謙虚さと感謝と思いやり
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-友だちをさがして-

くらい空の春から、かがやく玉があらわれてベランダのぼくの顔のひだりに、ひかりをあびせる。ずっと待ってたけど、おそかったね。朝は夜がとおくて、夜は朝がとおい。そして、今日も二枚の目玉やきと、トーストを頬につめこんで、またいつもどおり。夢をみた...
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心に触れる

そこには傷があるでこぼこがあるへいたんなみちがある雨が降ったところには虹も出るそれでいいじゃないかみんな、何かをのこすのだから
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エメラルドギフト

8月の終わりにとある海岸線から見た海はほんとにジュエリーのエメラルド色をしていたウソみたいだから浸りたいいやもっと飲んでしまいたい大人って長い夏休みを過ごせないだからなのかせめてものなぐさめめいた夏の終わりの贈り物
心の詩

泣×笑

無理して笑うより素直に泣いたほうがいい。
心の詩

「永遠」という言葉

永遠そんな言葉この世に存在するの?永遠なんて言葉…簡単に使わないでよだって別れが来たとき悲しいじゃんずっと一緒だと思ってたのに永遠に一緒にいれるって思ってたのに永遠に一緒に居る気ないならずっと一緒なとか離れない離さないなんて言わないで、言わ...
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春を思って

雨止みの夜はどうしてこんなにも静かで居心地が悪いのだろう自分の靴音がこだまするなかで遠くに見える七色の小さな光に吸い込まれていた雨止みの夜はどうしてこんなにも喉元あたりが騒ぎ出すのだろう水の滴る黒い傘を土に突いてその漏れた固い響きに吸い込ま...
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snow ball

まんまるでコロコロ転がるあまい君がすごい愛おしい一目みた時から君の虜になっていたsnow ball今夜も癒しておくれ疲れたココロを
心の詩

見返り。

返ってこないメッセージそれもまぁいい伝えてくれないその返事それでもいいんだ見返りなんて、求めてないそんなものなんて求めてたら今ごろ私は立ってはいられないでしょうこうして笑うこともできないでしょう私のこの想いに君からの見返りは要らない私が勝手...
心の詩

大好きな人とを失ってしまったアナタへ

大好きな人とを失ってしまったアナタへなにをしてても、頭に浮かんでくるくらい誰よりも、守ってあげたいくらいなににもかけがえがないくらいそれほど大好きだった人に振られてしまった…そのつらさ すごく分かりますもう、何もしたくないくらいほんとにショ...
心の詩

あなたの世界と私の世界

あなたがいないこの世界に私がいる理由が分からないあなたがいるあの世界に私がいない理由が分からないずっと一緒にいようって約束したのになんで、なんでおいていくの…?私の気持ちだけじゃあなたのこと助けられなかった?足りなかったの?あなたがいないこ...
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浴衣の悟り

制服姿しか知らないきみが夏祭りに浴衣で現れた途端僕はときめくどころか愕然としたきみは到底僕には手が届かない人だってもういい あきらめがついたこれまでの胸の高鳴りを反転させてしばし自分の立ち位置をなぐさめよう
心の詩

末広がりのシルエット

きみがしゃがんだ時に現れたひとつの象徴末広がりのシルエット頭の先から肩へそして脇からそのままスカートへ形が示すきみの動かぬ真実僕は照らいを隠せずに言葉で形を述べることはなく記憶の中に切り取って早々にしまい込んだ
心の詩

ドラマティックは避けられない

モノトーンからいきなり極彩色になったあの頃迸る色彩は魅力的だった淡々と紡ぐ穏やかな今もう叫べない身を焦がすような恋がただ静かに寄り添う愛に変わるようにドラマは見る分には面白いけどリアルじゃ体験したくないわたしの物語も、誰も味わいたくないだろ...
心の詩

夜明けのおばけ

灰色の空を仰ぐ 今なら怖くないはず窓を限界まで開けて 外と繋がりたい君へ顔を見上げたのは気のせいではなく思い出が浮かんだのは偶然ではなくみんな僕の所為だ どこまで伝わるかな小さな言葉を噛みしめている僕は見えない でも消えてないまばゆくなる光...
心の詩

迷いの森

今朝もいつもと同じ夢あなたにやっと出会えた夢産まれたときから結ばれた赤い糸は切れていなかったみたい多くの出会いそして別れそれぞれの物語には主人公がいる胸の鼓動に合わせてページをめくるあなたと出会うまでにいくつもの森を抜けてきたそのひとつひと...
心の詩

疑心暗鬼

あなたは良い人ですか?悪い人ですか?あなたの笑顔は本物ですか?偽りですか?あなたの本心が見えません心の奥底を読み取るアプリあればいいのになあなんて考えている今日この頃の私です
心の詩

アタタカイヒカリ

君と出会ったあの場所君と待ち合わせしたあの駅君と初めてデートしたあの場所君が触れた指も手も唇も今は全部冷たいよでも、今1番冷めているのはアタシの心なんだよ・・・?君という「太陽」が無くなってからアタシの「心」は冷めたままなんだもし、またアタ...
心の詩

誕生日

まだ覚えてる今日はあなたの誕生日きっとあなたを忘れる事が無い限り毎年思い出すのだろう今日だけは連絡してもいいかな?「おめでとう!」って伝えたいそう!何食わぬ素振りで至って平然とした様子でさなんてね………そんな風に出来るならとっくにそうしてい...
心の詩

今までとこれから

かっこいいきみが大好きでした。かわいいきみが大好きでした。やさしいきみが大好きでした。あたたかいきみが大好きでした。たくましいきみが大好きでした。やわらかいきみが大好きでした。ここちよいきみが大好きでした。おとななきみが大好きでした。おさな...
心の詩

All in

いつか見つけられるだろうか自分がいるべき場所をいつも探してるんだ僕は賭けたがってる自分の全てをでもいつも立ち止まってしまうどうしたら「それ」と分かるだろう?何が証明になるだろう僕は賭けたがってる自分の全てをその時が来るのをずっと待ってるんだ...
心の詩

選択

彼氏と仲良くなりたいのなら笑い合いたいのなら別に「別れる」だけが選択じゃなかったと思う。けど、あの時のあたしにはそれしか考えられなかった。曖昧な関係なんか考えもしなかった。『好きだけど別れる。そんなの、ありえないよ。』たくさん言われた。けど...
心の詩

ギターを鳴らせば

ギターをポロンと弾きました私の気持ちがわかるのかポロンと泣いてくれました涙がポロンと落ちました私をそっと慰めるようにポロンと歌ってくれました悲しい時 辛い時泣きたい時 虚しい時ギターをポロンと鳴らします指先と弦が触れ合って互いの気持ちが行き...
心の詩

今だけモノトーン

アハハきみと二人自転車で駆けてゆく夢を見たそうそう半袖の上は白 下は黒の制服の モノトーンになってお互いどちらも哀しくもいろんな色を帯びてしまった夢の中で駆けてゆく自転車にまたがるに相応しい姿が今だけモノトーン
心の詩

同じ痛みなんてないけれど

君と同じ痛みは体験できないだから気持ちが分からなくても仕方ないさそれでも僕は君のことを支えるよ"当たり前"なんてのは誰かが作る言葉優しい響きじゃないかもねこの世界は人間が作ったものばかり惑わされないでいてよ小さな一つ一つが奇跡なんだ"信じら...
心の詩

校舎横

待ち合わせの約束をして僕に気づいたきみがこちらに向かって駆ける 駆けるたった一度の動作のはずがスロー再生を見ているかのように真っ正直に押しとどめ見慣れた校舎の奥行きがはるか向こうにロングに伸びてこのまたとない場面を強く露わに後押しした
心の詩

来世でまた会おう

眠りにつくまで側にいて来世いでまた会えるように寄り添いながら眠りにつきたい叶わぬ思いを来世で添い遂げよう悲しくはないよまた来世で会えると信じているから約束の地でまた君と出会う必ず君を見つけるよだからあの場所でまっていて眠りにつくまで側にいて...
心の詩

ブランコ

風の音軋んで揺れているブランコ小さな公園寂れて褪せた遊具ブランコが揺れている風に押され風に戻され軋む音を懐かしむように己に耳を傾けてゆれている足もとを移動する空気立ち止まる意識見上げる前に気づくきっと空は深い