心の詩

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春を思って

雨止みの夜はどうしてこんなにも静かで居心地が悪いのだろう自分の靴音がこだまするなかで遠くに見える七色の小さな光に吸い込まれていた雨止みの夜はどうしてこんなにも喉元あたりが騒ぎ出すのだろう水の滴る黒い傘を土に突いてその漏れた固い響きに吸い込ま...
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snow ball

まんまるでコロコロ転がるあまい君がすごい愛おしい一目みた時から君の虜になっていたsnow ball今夜も癒しておくれ疲れたココロを
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見返り。

返ってこないメッセージそれもまぁいい伝えてくれないその返事それでもいいんだ見返りなんて、求めてないそんなものなんて求めてたら今ごろ私は立ってはいられないでしょうこうして笑うこともできないでしょう私のこの想いに君からの見返りは要らない私が勝手...
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大好きな人とを失ってしまったアナタへ

大好きな人とを失ってしまったアナタへなにをしてても、頭に浮かんでくるくらい誰よりも、守ってあげたいくらいなににもかけがえがないくらいそれほど大好きだった人に振られてしまった…そのつらさ すごく分かりますもう、何もしたくないくらいほんとにショ...
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あなたの世界と私の世界

あなたがいないこの世界に私がいる理由が分からないあなたがいるあの世界に私がいない理由が分からないずっと一緒にいようって約束したのになんで、なんでおいていくの…?私の気持ちだけじゃあなたのこと助けられなかった?足りなかったの?あなたがいないこ...
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浴衣の悟り

制服姿しか知らないきみが夏祭りに浴衣で現れた途端僕はときめくどころか愕然としたきみは到底僕には手が届かない人だってもういい あきらめがついたこれまでの胸の高鳴りを反転させてしばし自分の立ち位置をなぐさめよう
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末広がりのシルエット

きみがしゃがんだ時に現れたひとつの象徴末広がりのシルエット頭の先から肩へそして脇からそのままスカートへ形が示すきみの動かぬ真実僕は照らいを隠せずに言葉で形を述べることはなく記憶の中に切り取って早々にしまい込んだ
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ドラマティックは避けられない

モノトーンからいきなり極彩色になったあの頃迸る色彩は魅力的だった淡々と紡ぐ穏やかな今もう叫べない身を焦がすような恋がただ静かに寄り添う愛に変わるようにドラマは見る分には面白いけどリアルじゃ体験したくないわたしの物語も、誰も味わいたくないだろ...
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夜明けのおばけ

灰色の空を仰ぐ 今なら怖くないはず窓を限界まで開けて 外と繋がりたい君へ顔を見上げたのは気のせいではなく思い出が浮かんだのは偶然ではなくみんな僕の所為だ どこまで伝わるかな小さな言葉を噛みしめている僕は見えない でも消えてないまばゆくなる光...
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迷いの森

今朝もいつもと同じ夢あなたにやっと出会えた夢産まれたときから結ばれた赤い糸は切れていなかったみたい多くの出会いそして別れそれぞれの物語には主人公がいる胸の鼓動に合わせてページをめくるあなたと出会うまでにいくつもの森を抜けてきたそのひとつひと...
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疑心暗鬼

あなたは良い人ですか?悪い人ですか?あなたの笑顔は本物ですか?偽りですか?あなたの本心が見えません心の奥底を読み取るアプリあればいいのになあなんて考えている今日この頃の私です
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アタタカイヒカリ

君と出会ったあの場所君と待ち合わせしたあの駅君と初めてデートしたあの場所君が触れた指も手も唇も今は全部冷たいよでも、今1番冷めているのはアタシの心なんだよ・・・?君という「太陽」が無くなってからアタシの「心」は冷めたままなんだもし、またアタ...
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誕生日

まだ覚えてる今日はあなたの誕生日きっとあなたを忘れる事が無い限り毎年思い出すのだろう今日だけは連絡してもいいかな?「おめでとう!」って伝えたいそう!何食わぬ素振りで至って平然とした様子でさなんてね………そんな風に出来るならとっくにそうしてい...
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今までとこれから

かっこいいきみが大好きでした。かわいいきみが大好きでした。やさしいきみが大好きでした。あたたかいきみが大好きでした。たくましいきみが大好きでした。やわらかいきみが大好きでした。ここちよいきみが大好きでした。おとななきみが大好きでした。おさな...
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All in

いつか見つけられるだろうか自分がいるべき場所をいつも探してるんだ僕は賭けたがってる自分の全てをでもいつも立ち止まってしまうどうしたら「それ」と分かるだろう?何が証明になるだろう僕は賭けたがってる自分の全てをその時が来るのをずっと待ってるんだ...
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選択

彼氏と仲良くなりたいのなら笑い合いたいのなら別に「別れる」だけが選択じゃなかったと思う。けど、あの時のあたしにはそれしか考えられなかった。曖昧な関係なんか考えもしなかった。『好きだけど別れる。そんなの、ありえないよ。』たくさん言われた。けど...
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ギターを鳴らせば

ギターをポロンと弾きました私の気持ちがわかるのかポロンと泣いてくれました涙がポロンと落ちました私をそっと慰めるようにポロンと歌ってくれました悲しい時 辛い時泣きたい時 虚しい時ギターをポロンと鳴らします指先と弦が触れ合って互いの気持ちが行き...
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今だけモノトーン

アハハきみと二人自転車で駆けてゆく夢を見たそうそう半袖の上は白 下は黒の制服の モノトーンになってお互いどちらも哀しくもいろんな色を帯びてしまった夢の中で駆けてゆく自転車にまたがるに相応しい姿が今だけモノトーン
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同じ痛みなんてないけれど

君と同じ痛みは体験できないだから気持ちが分からなくても仕方ないさそれでも僕は君のことを支えるよ"当たり前"なんてのは誰かが作る言葉優しい響きじゃないかもねこの世界は人間が作ったものばかり惑わされないでいてよ小さな一つ一つが奇跡なんだ"信じら...
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校舎横

待ち合わせの約束をして僕に気づいたきみがこちらに向かって駆ける 駆けるたった一度の動作のはずがスロー再生を見ているかのように真っ正直に押しとどめ見慣れた校舎の奥行きがはるか向こうにロングに伸びてこのまたとない場面を強く露わに後押しした
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来世でまた会おう

眠りにつくまで側にいて来世いでまた会えるように寄り添いながら眠りにつきたい叶わぬ思いを来世で添い遂げよう悲しくはないよまた来世で会えると信じているから約束の地でまた君と出会う必ず君を見つけるよだからあの場所でまっていて眠りにつくまで側にいて...
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ブランコ

風の音軋んで揺れているブランコ小さな公園寂れて褪せた遊具ブランコが揺れている風に押され風に戻され軋む音を懐かしむように己に耳を傾けてゆれている足もとを移動する空気立ち止まる意識見上げる前に気づくきっと空は深い
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【この挨拶】

・薫風くんぷうは森を抜けて海に還っていったおのおのの家の窓に 愛が湯気をたてるとどけ歌声この挨拶ありがとう またこの挨拶・・淋しさに親しむほど人は優しくなれて夕暮れに頭こうべ垂れて明日の歌を探すとどけ歌声この挨拶途切れるな まだこの挨拶・・...
心の詩

私のことを見ている私がいる 私が二人いるはずはないのにだれも見ていないはずなのにどうして私を見てあざ笑うのどうして私のはずなのに私を苦しめてしまうの私のことを見ている私がいても私はもう私のことを気にしないだれも私を見ていないだからもう私は気...
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まっさらな心

誰もが持っているはずのまっさらな心失わないようにね邪悪な心が芽生えても絶対負けないでね
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名探偵コナン 沈黙の15分から

一度口から出した言葉はもう元には戻せない…言葉は刃物使い方を間違えると厄介な凶器にもなる言葉のすれ違いで一生の友達を失うかもしれない一度すれ違ったら二度と会えなくなるかのしれないよ?なんか恋愛じゃなくてすみません…でも、なんかこの言葉が心に...
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朱色のランドセル

電車の中で好きだった女の子を見かけた目を閉じ両手を揃え折り目正しく座る姿に彼女が使っていたランドセルと同じ朱色のコート駅で降りた僕に彼女は気づいたほんとは並んで歩きたいだけど僕は違う方向に歩き出したもう彼女はランドセルじゃないさようなら朱色...
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総スカン

口を開けばモテ自慢皆から総スカン食らった勘違い男せめて友達は大事にしような
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勇気と愛の旅路

生きていれば喜び悲しみ たくさん経験するわ愛し合った人との別れも あの空へ還すだけよ空がくれた出逢いや記憶 そしてまた歩き出せ今までの自分なら誰かの愛情にもたれ掛かってたけど、もうそんな弱さは要らない人により掛かっていたら 立てなくなっちゃ...
心の詩

会いに行く

あなたの表情すべて忘れられないんだ…あなたのことがことが好きだから あなたを今日も目で追うの大好きなのに それなのに今日はあなたを目で追えないのそれはきっと私があなたの胸に私じゃない他の誰かを想っていることに気づいてしまったから… あなたに...
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アンニュイ列島

憂いを帯びた空模様こちらもどことなく口をつぐみたくなる同じような天気の向こう側にあの人のたたずまい音を遮ったならよけいに際立つ気がしてならない
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等身大

自惚れや思い上がりは身を滅ぼします等身大で生きることが人生を豊かにする秘訣です
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violet anklet

初めて一緒に過ごす記念日に細いアンクレットをあなたはくれた夜、狭いベッドの中で アンクレットで繋がれた私の身体を 初めて見せる表情で 貪ったあなたその日から私は悲しい世界に堕とされたメール 着信 履歴 そして居場所全てを支配された私は 逃げ...
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月曜の雷雨

ああ 雷鳴とともに月曜の憂鬱喉に刺さっている小骨服に入ってしまった砂粒胸から湧き出る 緊張に似た鼓動ああ どこまでもどこまでも雨水に流されてしまいたい日曜の夕方なんとも言えない ほろ苦さ辛さ秒針からの粘り気に煮崩れした鍋徐々に高まっていく ...
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強がり

食べているだけじゃ ああ生きているだけじゃ ああ飛んでゆく枯葉はどちらへ?ついていけば偶然会えるかなぁ本心だと思い込んだしかし目線はブレていた自分のことさえ わかってなかった僕を呼んだ声 たまに出るタメ口一瞬で浮かび忘れられず ごまかせない...
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愛するビッチ

知らない男の上で跳ねている君を想像して吐き気がしていた。猫なで声で騙した男を支配する感覚は君のお気に召すのだろう。そんな君でも愛していたことを否定したくはない。そんな君だからこそ愛したのかもしれないとさえ、今では思うようになった僕は駄目な女...
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消せない記憶

想い出というものは残酷で幸せな記憶しか残らないツライばかりの恋だったはずなのに想い出すのは君の笑顔楽しくて嬉しくて幸せだった事ばかり・・・最後に見せた君の優しさ、いっそ冷たくされたほうが良かったのだろうかあと どれくらいあと どれくらい泣け...
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私がいない

何かがあった誰かがいたあの日確かにここにいたあれは私ぼんやりとした前景に雨が染み込んで空を見上げる私の頬にポロリ思い出が冷たく伝った何もなかった誰もいなかったあの日私はどこにいたんだろうはっきりとした背景に雨が追いかけてきて端っこにおいた自...
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誓い

ほんまに恋したい。.....してるかもしれんけど。でも....もうそれは叶わない恋だって分かってるから。必死にいつも諦めようとするんだけどなかなか諦められないの。叶わないって分かってるのにね。君が付き合ってる事知ってから、何回も....「何...
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動物と植物弱者と強者自分と他人生と死目に見えないモヤモヤに人は線を引きたがるさぁ昨日と今日に線を引け
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永遠なんて

永遠なんてありえない出会いと別れは人生につきもので私の人生もそうだと思ってた実際そうだしどんなに好きでも時が経てば風化する結婚があるならなぜ離婚があるの?だって永遠を誓うのならそんなのいらないじゃない『みんなドラマの見過ぎでしょ?私は永遠な...
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青竹カフェ

出迎えてくれるのは室内にせせり立つなんと天然の青竹いくばくか道をかき分けた現実のシャングリラ蒼いのがいいのか悪いのか案じる前にまずはやって来た水出し玉露を口に含みな
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大好きな人がいる人へ

今大切な人がいる人大事な人がいる人不満ばっかり、不安ばっかり、言ってちゃだめですよ?彼が、彼女が、隣にいてくれるそんな奇跡をもう一度思い出してくださいこの世界で出会えたことってすごい事なんです私ゎ付き合って月日が経ってそんな事分からなくなっ...
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15の夜に

雨の夜、遠くに光るしずくを見た街灯に照らされ落ちて行く暗闇の中に広がる小さな世界で落ちて行く人からもらった光を誰のためでもない光をそこにただあるだけの光を一瞬の人生に込めて放つ光をただ見ていた。15の夜に。
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定規

私は真っ直ぐな線しか引けません曲がった先は引けません誰に使えないと言われても私は真っ直ぐな線しか引けませんでもこれは私にしかできないことだから胸を張って真っ直ぐな線を描いていこう
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君は君だよ

なにがしたかったのかな最初から夢や希望がなかったわけじゃないでしょ落としたのかな捨ててしまったのかな何処で失ったのかもわからないだからまた探しに行く見つけに行きたいでも無理なんだってそれは理想でしかないんだよって君は淋しげにいうんだ疲れ果て...
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過大評価

自己への過大評価が視野を狭くします捨てましょう薄っぺらいプライド
心の詩

生きてるだけで素晴らしい

この地球で生きるものたち全て一生懸命に生きている心臓も休む事なく毎日動いてくれる思うようにならなくとも私は充分に全力を尽くしてるんだ人間だけじゃなく他の動物も虫や植物だって生きている少しづつ前進して変わり続けるけど人生の中に変わらないものも...
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くもり空とバラ園と

バラ園を訪ねた日はいつもなぜかくもり空だったこれって僕の本質かツルを伸ばして今を盛りに咲くバラに触れちゃいけない彩りをただ受け止めるだけ無音の辺りにせめてもの小さなステップを踏んで今日僕はバラを見ました
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深呼吸の女神さま

予報通りに雨が上がって陽が注いだ日少し離れたため池を訪ねると意識せずとも空気がこちらに向かってやって来た池の奥に潜む女神さまが告げるおまえに今足りない新しい空気を授ける女神さま僕が訪ねるのを待っていてくれた水滴をしたためたツユクサがいたずら...