心の詩

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お星さま

「暑い…」お星さまは暑いのが嫌いだ。だから本当に不機嫌。「ハイハイ、もう少しで着くから機嫌なおして」持っていたペットボトルをお星さまの首に当てる。「きっとプラネタリウムは涼しいと思うからさ」てか、行きたいって言ったのはお星さまだけどね。でも...
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失ってから 大切な物に気づく

失ってから大切な物に気づく人は失ってから大切な物に気づく。もお後悔はしないと決めたのに過去に戻れるなら本当に戻りたい別れを告げたのは確か 私からで貴方の答えなんか聞かなかっただって 答えが例えnoでもまた同じ事を繰り返すんだとばかり思ってい...
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霞掛かる年

咳き込む程に霞掛かった空着る服が薄く軽くなっていく厳寒が終わって遠くなるにつれて浮き足立った喧騒が近付いてくる様それでも子供の頃と比べて響く足音は重く少ないみたいだはしゃぐ黄色もあまり輝けないみたいだ
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メリーゴーラウンド

教科書のページを捲りふと目についた言葉をなぞるそれがテストに出る程度のものじゃないか、運命なんて赤い糸を信じる少女は可愛らしくて踏み潰したくなる位に滑稽でも、きっと、そういうのが好みでしょう?たまたま引いた糸の先宛名の消された招待状"誰ので...
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ルッキンレディ

あの人は座ったまま麦わら帽をかぶり何倍も何倍も自身を大きく魅せるバリアを張ってやたらとこちらを近づけさせない触れたら電気が走りそう遠くから見ているだけにしなさいと生まれ持ったかのようにこちらに詳細を探ることをあきらめさせる
心の詩

蜃気楼サマー

確かなものが欲しくて手を伸ばしてはあきらめて望んでも得られない空気が充満する寝転がって扇風機に問うてみるなあおまえ首を振ってばかりいないで答えてくれよあとで振り返ると蜃気楼だったと思わせるために今の夏があるのかい
心の詩

詩人は自ら感じ取ったことを自らの言葉で綴ってゆくそうして紡がれた詩は他の誰も書くことのできない唯一無二のものとなる誰も他人が感じたものを同じように感じることなどできはしないのだからしかし詩を読む者はそれを言葉として吸収し自らのものとする不思...
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人生レース

よーいドン!順位もない勝ちもない負けもない俺たちの人生レース
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僕は人間

聴いて 僕が弾くピアノの音 僕の歌声見て 僕が描いた絵読んでよ 僕が書いた小説を 僕が書いた詩を僕がただの人間だって証明してあげるから僕の左胸に手を当てて 心臓の鼓動を感じて抱きしめさせて 僕の体温を感じてねえ、僕、ちゃんと生きてるでしょ?...
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なにか出来るかも

わだかまりを抱えたままゆうべは眠ってしまった目覚めると朝の光が差してきて出来るかもこうも新しい機会を授けてくれるんだからやってみようあの人の懐に飛び込んでみよう
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人類の重罪

ニュースは毎日のように戦争による犠牲者の数を報道しているそれを見るたび胸がしめつけられる止まない殺し合い増え続ける犠牲者平和な町の遠い彼方で
心の詩

それでいいんだよ

疲れたら立ち止まってよ手を繋げばまた歩いていけるからさ。辛ければ頼ってよこらえる事だけが勇気じゃないからさ。ぎこちない言葉でいいんだ心はそんなに綺麗じゃないからさ。つまずいても気にしないで心はそんなに弱くはないはずだよ。泣きたければ止めずに...
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なおざりにされた心の叫び

人の悲しみや痛みに目を背け耳を塞ぎ気づかぬふり傷つける側はすぐ忘れ傷つけられる側は忘れないなおざりにされた心の叫び
心の詩

プロセス。いわば過程

ゼロとイチの間にはプロセスがある。間がある。怒っているのか悲しんでいるのか何の涙があるのか砂を噛みしめるような悔しさを味わってそれでも消えない感情に振り回されてどうしていいのかわからなくて大切な人の頬を涙が伝うのをみてまた後悔して後悔して、...
心の詩

ちぐはぐなふたり

君にとって負担にならない方法を考えている僕は、きっとずっと1人だ。我儘を言わず、泣くこともせず、笑顔の奥にすべて噛み殺す。そんな生き方を続けていたら、きっとすぐに壊れてしまうだろう。君を想うことで壊れたりしたら、君が気に病んでしまうじゃない...
心の詩

先へ進もう。

空に瞬く星を掴む事が出来るなら一寸の希望の光を追いかける事が出来るならいつかは届くのかな君のいる、あの場所に届かない星を追って地面を蹴ることにもありもしない光を求めて暗闇をさ迷うことにはもう疲れちゃったななんて呟いてみるけれど本当はここに寝...
心の詩

人生に花を添えて

道端で一途に咲く小さく清らかな花に微笑みを人生に花を添えましょう
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飛べたらな

あーあーあーこの空飛べたらな良いのになそしたら、曇り空割って、雷雨を突き抜けて今すぐ君の元まで飛んでいって「大丈夫だよ」って言ってギュッって抱きしめられるのに…
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匂ふ

懐かしさ感じる匂い 古臭い思い出が埃をかぶって蘇る作り置きの肉じゃが箸でつついて 会社終わり飽和する寂しさの匂いアパートの一角 テレビ響いて ベット上向きに倒れこむ明日には実家と母にLINEして 電気のひもを引っ張った木々に止まったセミたち...
心の詩

言葉もないまま

しなければよかった知らない振りすればよかった見えないように見ることができないように君を初めから見なければよかったのに逃げればよかった聞こえないふりをすればよかった聞けないふり聞くことができないよう初めから君の愛を聞かなければよかった言葉もな...
心の詩

雨は嫌いだ家から出なくてもいいなら好きだ部屋で聞く「途絶える」という意味を知らないばかりに地を叩く知らないばかりに窓を鳴らす知らないばかりに草を弾く窓を開けていれば濡らされた土が香るやがてその香りも感じ無くなり表現できない「雨の香り」他は何...
心の詩

局地思春期

とめどなくゆうべから涙が止まらないきみ今になってポッカリと局地的な思春期に陥った処方箋を探してみても使い古されたシナリオばかりこころの天日干しを内から望んでいるのかもしれない
心の詩

バーガーシティ

駅前の建物の2階にハンバーガーショップがあって学校帰りの制服のお姉さんたちが集っているのが見えた僕も大きくなったらハンバーガーショップに立ち寄りたいそんな企みを抱かせたあの街はハンバーガー背伸びしたがる子供心を上と下から黙って優しく挟んでく...
心の詩

失恋から学んだ事~new road~

あなたからもらったもの …数え切れない優しさ辛さ楽しさ幸せ喜び悲しみ怒り平凡で…でも幸せだった毎日愛温もり傷付ける辛さ傷付けられる辛さ失ったものは帰って来ないという事…全部全部あなたがくれただから忘れたくはない少しずつ…でも確実に毎日毎日わ...
心の詩

必死に答えを探して…

君の存在に気づき、気付いたときには惚れていた。君の言葉に期待を抱き、いつもその言葉に溺れていた。君の彼女になりたくて、可愛くなろうと必死になった。君の笑顔はいつも輝いていて君の声はいつもキラキラしていてそんな君を私はいつも追いかけていたんだ...
心の詩

ラッパ(ごめん。嘘ついてました。)

ごめん。嘘ついていました。恥にまみれた人生を、送って来ました。なにもカッコつけたいわけじゃなく、じゃなく、とてもカッコをつけたいの。だって、生きて、なんのためにか、って、それは秘密だけど、生きて、生きることに不平不満はいっぱいいっぱい持ちな...
心の詩

天使の微笑み

君は始めから全てを僕を許していた君は慈悲深き天使だった僕は知らなかった君の御心を苦しめる悪を僕は欲深きグリムだった天使は全てを愛していた天使は全てを許していた天使は全てを優しさで包んでいた堕天使には希望のポエムと自らの羽を悪魔には癒しの歌と...
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孤高

呆れられるほど繰り返したただただ目指す方向に辿り着くために地を這ってでも進んでいく汚く貼り合わされた自信のかけらをまとって目指す先を鋭く見つめながらゆく
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謝罪

人に迷惑かけたら謝る人間として最低限の常識だ謝っても過去が覆るわけじゃないが明日への一筋の光が差し込む逃げ口上ばかり考え謝罪しない人間は確実に過ちを繰り返す頭を下げてばかりの俺の人生感謝しかない付き合ってくれてありがとうよ
心の詩

旅人の哀歌

ひっそりと見上げた月は 悲しみを映し目を細め見た太陽は 喜びを映した答えを探し 追いかけ 見失ういつも通る道なのに いつまにか 迷走している道の先に何があるのか わかる旅人は居ない「何があるかわからないから面白い」そう、彼は言った「もし、戻...
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罪な僕

ガタンゴトン電車の揺れに夢の中そこには懐かしい風景が拡がっていた野原を駆け回りシャボン玉にはしゃぐキミ涙こらえながら笑ったキミの顔が忘れられない泣かして…ゴメン悲しませて…ゴメン傍にいれなくて…ゴメンどこかキミに似ていると密かに思う罪な僕『...
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クラス集合写真

部屋を掃除してたら出てきた去年のクラス集合写真ウチもアナタもシアワセそうに笑ってたふいに泣いてしまったよあの頃はシアワセだったなって…。せっかく忘れかけてたのに…また思い出しちゃったよ捨てようと思ったけど捨てられなかっただってあの頃はこの写...
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I want to courage

持ってる全てを差し出す勇気もう何もないことを打ち明ける勇気そのままをさらけ出す勇気そんな勇気が欲しい
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喜びと悲しみは分かち合うもの

「徒党を組むなんてまっぴらごめんさ」クールで愛想がない一匹狼気取りの同級生ネットの中では口達者なチャラ男に大変身友達探しに余念がないホントは寂しいんだろ喜びと悲しみは分かち合うものだぜ
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カラーひよこ

それは私がちいさいころからみていた夢暗闇のなかでちいさなひかりを両手でたいせつにつつんでいる夢それが最近になって正体がわかりましたひかりはひかりではなくまっしろなひよこだったのですてのひらの中の白いひよこはぴぃとひとこえ鳴くとひょいと手から...
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このままで

蒸し暑い夏の夜に手をつなぎ帰る母子(おやこ)の姿このままで仲睦まじくはしゃぐ我が子に笑う妻その影を追いながらそっと願うこのままで前に願ったのはいつだろうみんながまあるく手をつなぎ歩みをとめないそんな時病む時やとどまる事なく永遠に時を刻み続け...
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ロンリーガール

人を好きになるのってすごく良いことだよね他人を自分以上に愛するなんて簡単にはできないよね時にはその恋に犠牲者が出てしまう時にはその想いが届かない場合もある他人のために泣いて辛い思いをしてだけど夢中で求めつづけるとてもじゃないけど今のわたしに...
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ハト便り

僕の窮地をきみに伝えるとつつがなくきみからの便りが届いた思った通りに僕を案じてくれてこれはハトだハトがオリーブをくわえてやって来たかのようもちろん僕は飛べないからきみの気持ちに応える的であることを約束する
心の詩

飛べない鳥

夜は怖い。その黒に呑み込まれて無くなってしまいそうで。窓の向こうを眺めるだけ。でもこんな日には夜が隣にいる。黒に溶け込み、つらいことを忘れて。私も黒になる。夜になる。夜に向かってまた一歩足を進める。空を歩く。飛べない鳥になって黒に近づく。い...
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独身

独身に戻って心身とも軽やかになりました。夏空のような心晴れやかな毎日です。自分を見つめ直す時間ができたことが大きいです。でも得体のしれない恐怖に怯えているのも事実です。人間不信になりかけた私をおせっかいな友人が何かと誘ってくれます。おかげで...
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思いやり

“思いやり”みんな、簡単に言うものだからてっきり、できると思っちゃう違うよ、それは思いこみ
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即興曲

何も知らない私に「あなたはこれを聴いてみなさい」と古びたレコードを出し「ホロヴィッツ」の演奏するシューベルトの即興曲第三番をかける雑音があるその音を黙って聞かせ「こんないい女になるんだよ」といってその言葉通り、この曲のような深い女の悦びも別...
心の詩

愛は忘れない

人は愛する人を失うと弱くなり 誰も信じられなくなる私もそうだけど また別の誰かを愛して 幸せを得る人は愛することを忘れないそれだけは変わらない
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小さな宝物

遊んでいた玩具も新しいものが出れば捨てられるそんな風に僕らの今日は流れていく次に集まるのはいつになるのかな。その日が来るまで僕は待ってるよ短冊に書いた願い事金持ちとかいうありきたり時が経って分かったのはそれだけじゃ満たされないってことあのと...
心の詩

月日は流れて

一年まえ大好きだった人とさよならしました。それはお互いを思って出した答えでした。…いいえ すべて私のせいで ダメになりました。だけど別れてからどれだけ時が流れても大好きが溢れてました。叶わないと知ってるからよけい辛かった。生きる意味も見い出...
心の詩

一喜一憂

小さな共通点で喜んで小さなすれ違いで悲しんで一喜一憂あなたとだから感じられた
心の詩

若々しい空

夜の緑の草原で 火は新しく晨(あした)を灯した言葉ではなく麗しい色でそれは金色に風景を暴露する火がかじかんでゆくと その真の意味が宇宙の音色に和してぼくらの魂に音響を残すその音の線の上で今日が始まる例えば空の若々しさに比例して雲が発光するそ...
心の詩

空っぽの罰

空っぽのビルに逃げ込む情けないな灰色の雲が夕日に溶け込むなんか綺麗だな僕の隣で眠るのはタバコの吸殻起き上がれそうにない君がくれた優しさ薄れていく春僕の言葉は酷い僕は僕自身が怖い正しさを睨んで必死になって人を傷つけて回って僕は極悪党だ自分自身...
心の詩

「睡蓮」

人の尽きせぬ欲望やこの世の不条理だけを考えるとこんな世の中からは早くに立ち去りたいと誰しもが思うものですがこんな自分や世の中だからこそ本当の自己を花咲かせる必要にかられるのだと咲く蓮華の花が教えてくれました。
心の詩

輝く思い出

桜舞い散る中 切ない日々とあなたへの想いがつのってく目を閉じればよみがえる 輝く思い出。その笑顔は消えていくけれどあなたと出逢えた奇跡、あなたと過ごした日々だけは忘れたくないの 忘れられないの・・・あなたはあの日の約束さえも忘れてしまったの...