暗い詩

暗い詩

真っ暗

見上げた空は黒一色怒り 憎しみ 嫉妬ありとあらゆる汚れた想いが景色を変えるバランスが崩れ 世界は闇に飲み込まれていくだけそれでも 勢いは止まらない増していくばかり刃となり 隙間から流れ込んでいくひとつ ふたつ犠牲者が増えていく
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sleep

アルコールで眼を寝かしつける嗚呼、なんて素敵な人生笑え目覚めなど要らない
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さよなら

別れを受け入れることがどれだけ苦しくて悲しくてさようならの言葉がこんなに重くて暗いものなのだとあなたに出会って初めて知りました。
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現代、20代後半

電車が微分したおじさん、さようならって言っとくよ。半透明が売りのラブドールは、脂ぎった匂いが好き。蛍光色の子ども世界に、真っ黒なマシンガンを。嫉妬はお得意様だから、うやうやしく接客しなくちゃ。社会に接続するインターフェイスがお顔の絵の具たち...
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雨の音

忘れてしまっていた、音。突然に気づいて、縮こまったまま窓の下。いう言葉もないから、鋭さが胸をついた。邪魔者のいないうちに、邪に浸りましょうよ。この世界は、闇だけではない。光の欠片は、存在する。人の存在が、それだ。いつも、いつも。
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残っているもの

泣き虫になったのも嫉妬深くなったのも笑顔が増えたのも毎日が楽しくて幸せだって思えるようになったのも全部君がいたから。勉強も部活も頑張ってきた。それも君に見て欲しかったから…私の生活は君中心で回っている。いや、回っていた。今、私には後悔、辛さ...
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透明な兄さん

追いかけていた 君をいるはずのない君を探しては いつも現実を突きつけるそんな暗闇が嫌いどんな手を使っても追いつきたかった君は歩いているはずなのに 早く走っても遠くに行ってしまう君はいつも笑ってた何があってもいつでも笑顔でいろ 苦しい時こそ笑...
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来世の星々 カタツムリサイクル

生まれてから夜空の世界で生きてきたいつも夜空を見て過ごすそんな夜空の世界の僕夢が見たくて夜空が好きで僕の前世はカタツムリ夜空が好きなカタツムリキラキラ光るあの星に近付きたかったカタツムリ僕の来世はなんだろうきっとあの星になれるだろうだったら...
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現代勇者と遊び人

お気持ち表明して下さいアスペには人生無理ゲーすぎる青い鳥がつぶやく 悪意のクラフトLINEに蕁麻疹が止まらないんだまだブロックしないのは追撃待ち あげつらう罠行きたくなくなった場所が増えて聴きたくなくなった曲も増えて足りなくなった心は誰が埋...
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明日は昨日の風が吹く

眼を閉じれば過ぎ去りし日の光と影ずいぶんとオレは歳をとったもう未来なんて語れない明日は昨日の風が吹く
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自分を好きになりたい

自分を好きになりたくない自分が好きな人間はみんな決まっていやなやつだ自分をよく見せたいがために他人を悪く言うやつだ彼らは私のいないところできっと私の悪口を言っているのだろうああ、ほんとうに彼らのようにはなりたくない
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マイナスなココロ

こんな辛い恋ならいっそ綺麗に無くしてしまいたいこんな悲しいのならこんな恋しなければ良かったこの恋がなかったら私もっと幸せだったかな?マイナスな事ばかり頭に浮かんでは貴方に伝わる事もなく消えてしまう貴方に言ってやりたいぐらい『もう恋なんてしな...
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抑えられない感情

私はここにいるよねぇ どうして「大好き」って言ってくれないの??どうして??そっか・・・やっぱり夢じゃないんだねあなたは私がいなくてもいいみたい夢であってほしいのに現実で受け止めなきゃいけないよね認めなきゃけないよねでもね私 あなたが大好き...
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アナタは自分の命を無駄にしてませんか?今、恋の事で悩んでいる人は居ますか?その勢いで死のうと思って居る人は居ますか?アナタは生きたくても生きられない人が居る事を知っていますか?私はもっと生きたいです…でもそんな事出来ません…命を捨てたい人が...
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濡らす陽

絶望の陽に濡れる前髪を滴り落ちた光が渇いたアスファルトに染み入る何を探すか前行くカラスに導かれるように陽を浴びて艶めく黒にはエメラルドがありアメジストがありけっして濡れることなく埋もれてしまうこともなくその黒で傘を作ったならば僕も濡れずにい...
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何色?

なんでだろうどうしてだろう考えても考えても答えは出てこない出口のないトンネルにいるのではないだろうかもうこのまま段々と自身も同じ色に染まりいなかったことになってしまうのだろうか一時は誰かは悲しむかもしれないがいずれいないことは当たり前になり...
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夜が少しずつ広がって小さな身体は溶け始める今はもう水の中に沈んでしまった手探りでどこにあるか分からない未来もし飛び込めば宇宙に放り出されるかななんてそんな勇気もないくせに
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道端の道化師

とてつもなく大きな嘘をついてとてつもなく大きな仮面を被った悲劇役者はもうやめた夜の星座を睨みつけ朝日が昇る音を憎んでいる様じゃ幸せはきっとやって来ない喜劇役者になりたかったチャップリンみたいに?退屈な日常ルーチーンな日常を笑いで満たすそんな...
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あぁ、

あぁ、またかまた待つのか君からの便りを待ち貴方からの便りを待ちわたしは一体誰に必要とされているのだろう
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誰かが笑った

誰かが嘲笑った聞いちゃいけない誰かが同情してきた何のつもり?誰かが寄り添ってきた近寄らないで誰かが手を差し伸べたその手をとるのは怖かった皆を突き放していないと怖いもしまた、誰かと仲良くなってもいつか離れてしまうから誰かが笑ったこっちの気もし...
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病み期2

好きな人の前ぐらい笑っていたい好きな人と一緒にたくさん笑いたいせめて好きな人には弱い自分よりも嘘で固めてでも       明るく笑う自分でイタイ…
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病み期

あなたの瞳に     私は映っていますかあなたの瞳に     私はどのように映っていますか私は価値のある人間でしょうか私は生きていてもいい人間でしょうか
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無色

もしもあなたが消えてしまったら世界は無色になるグラスの中の水は光の屈折で、はじめてここにいると実感できたんだ。時間が経つにつれ少しずつ蒸発していくけれど私があなたに支えられているように私もあなたの支えになりたい
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ダミー

イミテーションの光で輝いているのは13の頃から僕はDummyものも言えないお人形フェイクの笑顔と宝石みたいな言葉たち貼り付けて付き合ってもむなしくて あぁ…「ここ」に戻ったらやっぱりぽつり独りきり僕はDummyものも言えないお人形どうして彼...
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【風早】

・海が泣く 風が鳴る  鳥が飛ぶ    人が来る風早の地名をもったこの入り江を風が走る鳥は翼をちぎられて海の蒼さに消えていく人は望みを断ち切られ海の深さを憧れる海鳥の歌にあわせて波は呪いを繰り返す人のまなこは射抜かれて風の速さに見失う風早の...
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愛は何処に売っているんだろう売買いされているなら僕も愛を買わないと...愛されるのに許可が要るのだろうか愛されるのに資格が要るのだろうか愛されるのに権利が要るのだろうか上部だけの言葉は愛と云うのだろうかその前に愛を買わなくちゃ何処かに愛が落...
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【何度でも歌う】

・心はいつも嘘を重ね着して強くなる逃れられないならば何度でも歌う虹をくぐる鳥よ――黄泉よみを恐れぬ蝉よ――その閉じた目で私のために泣いて・・記憶を秘めた螺旋らせんを  刃物よりも恐れてる冬にまかれた種は契りを疑う海をわたる蝶よ――枝を棄てた...
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【闇の果てへ】Allegro assai

・泣き濡れた町を出れば逃れられる行き先も知らず飛ばせ 闇の果てへアクセルを踏み悲しみこらえ逃げる逃げるアクア養鶏場の前のカーブで猫をはねたけれど咎める人もいないのね・・未練だけ残し砂を噛んだタイヤ反射して襲うデリニェータの光追いかけないであ...
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【恒星の記録】

・帰らない時なら私はいらない死んだ記憶なら帰れ恋人なら淋しい私に声を分けてくれ昔のように選ばないで私はかなり希薄飾らないであなたはきっと微弱東雲しののめの時まで 起きて 観てるから星たちの空を記録してほしい・・慈悲深い心で門を叩くなら閂かん...
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暗い詩

【吐血】

・ほんとの愛ならば永遠に変わらぬと    トコシエ 誓いの血を吐いててのひらに擦れ     ナスレ そんな細い腕で誰を抱きしめられると言うのか吼える獅子のごとく   ホエル すべての軛を壊し    クビキ 走り出せ・・異端者を笑うな偽善者...
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昨日に戻りたい

明日がくるのって辛いです。あなたといた時間が遠くなっていくような気がするから。誰かがあなたの存在を忘れてしまうような気がするから。…あなたが生きているときは明日がくるのとっても楽しみだったのになぁ。今では楽しみじゃない。むしろ昨日に戻りたい...
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【チャルダッシュ】5final

・僕は君の堕落を願う君の夢を根絶やしにする君は僕に呪文をかけるだけどそれじゃ僕は死なない泣きながら刺し殺し君を黙らす朝の街に死体を捨てるその瞬間に君は目を開け低い声で僕の名を呼ぶ・・僕は安い洋酒で眠る君の夢を見たくないから君は僕に毒素を混ぜ...
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【チャルダッシュ】4

・朝霧が涙に混じる君以外見えなくなるもう一度髪をほどいて僕の横で寝てほしいよこしまなまなざしよりも純愛は始末に困るそれはその言葉自体が偽善の手垢まみれだから──記憶の画布のうえに悲しみの裸婦を描こう──Philosophical crisi...
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暗い詩

【チャルダッシュ】3

・泣きべそをかきながら あなたが走る夕暮れを信じない あなたが走る君がいま死んだって悲しくないと強がりを繰り返す負け犬のあなた夢をover ride!踏みにじれ全てもう誰の言葉も信じちゃいけない悲しみだけ集めて微笑むそんな卑怯者になっていい...
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暗い詩

【チャルダッシュ】2

・もう夢をすべて見尽くしたと思うならそっと私の肩を抱いてほしいそれであなたが白痴のように喜ぶならばもう私は土に還ってしまいたい走れ 走れ二度と光がささない道を走れ 走れ冷たい水に肌を切らせて・・もう誰も信じてくれないと思うなら深く激しく私を...
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学習能力0

神様は俺に何を望んでいるんだろう何も望んでないのかも知れないそもそも神なんて存在しないのかも・・・なんで俺泣いてんだろ?なんで俺同じことを繰り返してんだ?なんで俺だけなんだ?なんで俺ここに居るんだ?もし神様が存在するなら何かを望んでいるんな...
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愚者

人間1人1人に生まれてきた理由があるって言うけど じゃあ俺は?俺の生まれてきた理由は?俺の生きてる価値ってあんの?俺がここに居るのは何で?もしかして 俺の生まれた理由は【傷付くため】ですか?誰かが幸せになれば誰かが不幸になる神様は「それでは...
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【琥珀】

・記憶を地図の上で確かめ印を打つ謎解きあなたはどこなのかわからない地底に潜む琥珀の嘆き声にならぬ愛黄金を掘る人の砂のような涙を吸い上げ色を獲る琥珀たち・・再び鑿をふるう旅人    ノミ  疲れ果てる神々あちこち掘るけれど出てこない息を詰まら...
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【月が走る】

・夜を走るなら月に背を向けろけばだつ心に月は優しすぎる楔くさびを打ち込め     胸の真ん中に呼び捨てにできる名前はもうない澄みし水よ光を受けて翳る心に灯ともる歌に変われよみな幸さちある人でいるか流れにまかれる影でないかそこは寒いのか温もれ...
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【続・死に至る病の子守唄】

・おやすみなさい ぼうやこんな寒い夜は強く目を閉じて 耳もふさいでおやすみなさいこんな唄など聴かず怖・・・楽しい話もせずに夜明けの向こうのつらい明日を気に病みなさい恐れの夜は まだ信じたい夢の残滓 引き結ぶ絆おやすみなさい ぼうや夢から醒め...
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【死に至る病の子守唄】

・夜が明ける 夜が明けるさあ目覚めなさいさあ目覚めなさい話しなさい 話しなさい今見てた夢をささやくように涙の形の小さな雲が夜明けの空に消え入るまえに・・悔やみなさい 悔やみなさい死んだ人たちを思い煩って信じなさい 信じなさい疑うことより や...
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【伝書鳩】

・白い鳩が闇を裂いて眠り深い街を過よぎる黙ってられるほど私は強くない手紙の重さは私も知っている・・風に乗れる低い空をずるい鴉からすは選ぶはずよ   愚直な目的が鋼はがねの羽根にする      蝋ろうだけ固めた       神話の羽根でさえ・...
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報われない努力

どれだけ君の為に努力をしたでしょう。君の前だけでも 可愛くいたくて君の前だけでも 笑っていたくてでもどれだけ手をのばしても届かなかったどれだけ努力しても届かなかった私のこの思い。ねぇ どうしたらいいの?
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自分が嫌い

かわいくない自分が嫌い素直になれない自分が嫌いこの恋をあきらめようと努力してる自分が嫌い偽りの自分を作っている自分が嫌い無理して好きな人をつくる自分が嫌いあたしの心に住みついたままの君お願いだから出て行ってあたしがあたしじゃなくなる前にねぇ...
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暗い詩

【森は囁く】

・森を駆けまわる娘たちは美しい脚と心を持つ 光れ ほとばしれ 森のいぶき 肌をさらす娘たちの髪を揺らせ 真実のいぶき二畳紀の夢を見ているよう人類はやがて愛に届く■■歌をくちずさむ娘たちは美しい指とかかとを持つ とがれ 透きとおれ 森のいのち...
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こわい色

夜に浮かぶどこから光る赤い輪っか にじんでぼうっと照らすからただ闇 よりもなおこわいふわふわ頼りない足取りで ふと八本足 蜘蛛の巣に引っかかる黄色に黒の縞模様肩にぽとり 危険信号ぞっとする見渡す限り白い空間盲目になったような錯覚で めまいこ...
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このまま消えてしまいたい

久しぶりに大勢の人の前で話をしました元々口下手な僕ですからうまく話ができたかわかりませんがなんとかその場を乗り切りました帰りの電車の中僕はもうヘトヘトでした自分の話したことを思い出したら自分が嫌になりましたこのままどこかに消えてしまいたいそ...
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暗闇の世界

痛いくらいに突き刺さる君の甲高い声。頭がガンガンする。君と生きていくのが辛い。そんなことで君を明るい世界から暗い世界へ導いた。「お前、何やってるか分かってんの?」お前に言われる筋合いは無い。そう思っていた。でも、気づいてしまった。僕が生きて...
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私は全てを諦観す

どんなに沢山愛しても愛されるとは限らないどんなに沢山求めても与えられるか分からないそんな日々をダラダラと惰性で過ごす毎日だ私はこんなに働いただから沢山下さいとそんな事を望んだところで誰も私に与えない努力は人を裏切らないと綺麗事を言うけれど人...
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「別れよう」の一言は

1回目のケンカはバカバカしいかわいいケンカ2回目のケンカは少しだけ本気のケンカ3回目のケンカは相手のことを考えながらもお互い言いたいことを言ったケンカ4回目のケンカは相手のことを何も考えず傷つけ合ってしまったケンカ何回ケンカしたって結局、お...
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