暗い詩

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ダミー

イミテーションの光で 輝いているのは13の頃から 僕はDummy ものも言えないお人形 フェイクの笑顔と 宝石みたいな言葉たち 貼り付けて付き合っても むなしくて あぁ… 「ここ」に戻ったら やっぱりぽつり独りきり 僕はDummy ものも言...
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【風早】

・ 海が泣く  風が鳴る   鳥が飛ぶ    人が来る 風早の地名をもった この入り江を風が走る 鳥は翼をちぎられて 海の蒼さに消えていく 人は望みを断ち切られ 海の深さを憧れる 海鳥の歌にあわせて 波は呪いを繰り返す 人のまなこは射抜かれ...
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愛は何処に売っているんだろう 売買いされているなら僕も愛を買わないと... 愛されるのに許可が要るのだろうか 愛されるのに資格が要るのだろうか 愛されるのに権利が要るのだろうか 上部だけの言葉は愛と云うのだろうか その前に愛を買わなくちゃ ...
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【何度でも歌う】

・ 心はいつも 嘘を重ね着して強くなる 逃れられないならば 何度でも歌う 虹をくぐる鳥よ―― 黄泉を恐れぬ蝉よ―― その閉じた目で 私のために泣いて ・ ・ 記憶を秘めた螺旋を   刃物よりも恐れてる 冬にまかれた種は 契りを疑う 海をわた...
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冬の雨の終わりに

頼りない愛してる 消えてしまいそう 冬の雨の終わりに 頼りない愛の証し 霞んでしまっても 冬の雨に打たれて 暗い空は心模様 あなたにとって 他愛のない時間 あたしにとって 宝物の様でした 頼りない愛を誓う 忘れられない日々 冬の雨の終わりに...
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【闇の果てへ】Allegro assai

・ 泣き濡れた町を 出れば逃れられる 行き先も知らず 飛ばせ 闇の果てへ アクセルを踏み 悲しみこらえ 逃げる逃げるアクア 養鶏場の前のカーブで 猫をはねたけれど 咎める人もいないのね ・ ・ 未練だけ残し 砂を噛んだタイヤ 反射して襲う ...
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【恒星の記録】

・ 帰らない時なら 私はいらない 死んだ記憶なら 帰れ恋人なら 淋しい私に 声を分けてくれ 昔のように 選ばないで 私はかなり希薄 飾らないで あなたはきっと微弱 東雲の時まで       シノノメ 起きて 観てるから 星たちの空を記録して...
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【吐血】

・ ほんとの愛ならば 永遠に変わらぬと    トコシエ  誓いの血を吐いて てのひらに擦れ     ナスレ  そんな細い腕で 誰を抱きしめられると言うのか 吼える獅子のごとく   ホエル  すべての軛を壊し    クビキ  走り出せ ・ ...
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冬の雨の終わりに

頼りない愛してる 消えてしまいそう 冬の雨の終わりに 頼りない愛の証し 霞んでしまっても 冬の雨に打たれて 暗い空は心模様 あなたにとって 他愛のない時間 あたしにとって 宝物の様でした 頼りない愛を誓う 忘れられない日々 冬の雨の終わりに...
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昨日に戻りたい

明日がくるのって辛いです。 あなたといた時間が 遠くなっていくような気がするから。 誰かがあなたの存在を 忘れてしまうような気がするから。 …あなたが生きているときは 明日がくるのとっても楽しみだったのになぁ。 今では楽しみじゃない。 むし...
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【チャルダッシュ】5final

・ 僕は君の堕落を願う 君の夢を根絶やしにする 君は僕に呪文をかける だけどそれじゃ僕は死なない 泣きながら刺し殺し君を黙らす 朝の街に死体を捨てる その瞬間に君は目を開け 低い声で僕の名を呼ぶ ・ ・ 僕は安い洋酒で眠る 君の夢を見たくな...
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【チャルダッシュ】4

・ 朝霧が涙に混じる 君以外見えなくなる もう一度髪をほどいて 僕の横で寝てほしい よこしまなまなざしよりも 純愛は始末に困る それはその言葉自体が 偽善の手垢まみれだから ──記憶の画布のうえに 悲しみの裸婦を描こう── Philosop...
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【チャルダッシュ】3

・ 泣きべそをかきながら あなたが走る 夕暮れを信じない あなたが走る 君がいま死んだって悲しくないと 強がりを繰り返す負け犬のあなた 夢をover ride! 踏みにじれ全て もう誰の言葉も信じちゃいけない 悲しみだけ集めて微笑む そんな...
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【チャルダッシュ】2

・ もう夢をすべて見尽くしたと思うなら そっと私の肩を抱いてほしい それであなたが白痴のように喜ぶならば もう私は土に還ってしまいたい 走れ 走れ 二度と光がささない道を 走れ 走れ 冷たい水に肌を切らせて ・ ・ もう誰も信じてくれないと...
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学習能力0

神様は俺に何を望んでいるんだろう 何も望んでないのかも知れない そもそも神なんて存在しないのかも・・・ なんで俺泣いてんだろ? なんで俺同じことを繰り返してんだ? なんで俺だけなんだ? なんで俺ここに居るんだ? もし神様が存在するなら 何か...
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愚者

人間1人1人に 生まれてきた理由があるって 言うけど じゃあ俺は? 俺の生まれてきた理由は? 俺の生きてる価値ってあんの? 俺がここに居るのは何で? もしかして 俺の生まれた理由は 【傷付くため】ですか? 誰かが幸せになれば 誰かが不幸にな...
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【琥珀】

・ 記憶を 地図の上で確かめ 印を打つ謎解き あなたはどこなのか わからない 地底に潜む琥珀の嘆き 声にならぬ愛 黄金を掘る人の 砂のような涙を 吸い上げ色を獲る 琥珀たち ・ ・ 再び 鑿をふるう旅人    ノミ   疲れ果てる神々 あち...
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【月が走る】

・ 夜を走るなら 月に背を向けろ けばだつ心に 月は優しすぎる 楔を打ち込め    クサビ  胸の真ん中に 呼び捨てにできる 名前はもうない 澄みし水よ 光を受けて 翳る心に灯る 歌に変われよ みな幸ある人でいるか 流れにまかれる影でない...
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【続・死に至る病の子守唄】

・ おやすみなさい ぼうや こんな寒い夜は 強く目を閉じて 耳もふさいで おやすみなさい こんな唄など聴かず 怖・・・楽しい話もせずに 夜明けの向こうのつらい明日を 気に病みなさい 恐れの夜は まだ信じたい 夢の残滓 引き結ぶ絆 おやすみな...
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【死に至る病の子守唄】

・ 夜が明ける 夜が明ける さあ目覚めなさい さあ目覚めなさい 話しなさい 話しなさい 今見てた夢をささやくように 涙の形の小さな雲が 夜明けの空に消え入るまえに ・ ・ 悔やみなさい 悔やみなさい 死んだ人たちを 思い煩って 信じなさい ...
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【伝書鳩】

・ 白い鳩が闇を裂いて 眠り深い街をよぎる 黙ってられるほど 私は強くない 手紙の重さは 私も知っている ・ ・ 風に乗れる低い空を ずるい鴉は選ぶはずよ   カラス 愚直な目的が 鋼の羽根にする      ハガネ 蝋だけ固めた     ...
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報われない努力

どれだけ 君の為に 努力をしたでしょう。 君の前だけでも  可愛くいたくて 君の前だけでも  笑っていたくて でも どれだけ手をのばしても 届かなかった どれだけ努力しても 届かなかった 私のこの思い。 ねぇ どうしたらいいの?
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自分が嫌い

かわいくない自分が嫌い 素直になれない自分が嫌い この恋をあきらめようと努力してる自分が嫌い 偽りの自分を作っている自分が嫌い 無理して好きな人をつくる自分が嫌い あたしの心に 住みついたままの君 お願いだから出て行って あたしがあたしじゃ...
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【森は囁く】

・ 森を駆けまわる娘たちは 美しい脚と心を持つ 光れ ほとばしれ 森のいぶき 肌をさらす娘たちの髪を揺らせ 真実のいぶき 二畳紀の夢を見ているよう 人類はやがて愛に届く ■ ■ 歌をくちずさむ娘たちは 美しい指とかかとを持つ とがれ 透きと...
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野良人間出没

ひと昔前は 野良犬が そこらへんうろついてたけど 最近は そこらへんを 野良人間がうろついてる オイラも 落ちぶれたもんだ
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こわい色

夜に浮かぶ どこから光る 赤い輪っか にじんで ぼうっと照らすから ただ闇 よりも なおこわい ふわふわ頼りない 足取りで ふと 八本足 蜘蛛の巣に 引っかかる 黄色に黒の縞模様 肩にぽとり 危険信号 ぞっとする 見渡す限り白い空間 盲目に...
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このまま消えてしまいたい

久しぶりに大勢の人の前で話をしました 元々口下手な僕ですから うまく話ができたかわかりませんが なんとかその場を乗り切りました 帰りの電車の中 僕はもうヘトヘトでした 自分の話したことを思い出したら 自分が嫌になりました このままどこかに消...
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暗闇の世界

痛いくらいに突き刺さる君の甲高い声。 頭がガンガンする。 君と生きていくのが辛い。 そんなことで君を明るい世界から暗い世界へ導いた。 「お前、何やってるか分かってんの?」 お前に言われる筋合いは無い。 そう思っていた。 でも、気づいてしまっ...
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私は全てを諦観す

どんなに沢山愛しても 愛されるとは限らない どんなに沢山求めても 与えられるか分からない そんな日々をダラダラと 惰性で過ごす毎日だ 私はこんなに働いた だから沢山下さいと そんな事を望んだところで 誰も私に与えない 努力は人を裏切らないと...
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「別れよう」の一言は

1回目のケンカは バカバカしいかわいいケンカ 2回目のケンカは 少しだけ本気のケンカ 3回目のケンカは 相手のことを考えながらも お互い言いたいことを言ったケンカ 4回目のケンカは 相手のことを何も考えず 傷つけ合ってしまったケンカ 何回ケ...
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臆病なの??

好きな人を見ると逃げる自分がいる。 どうして逃げるかわからない。 だけど怖がって嫌になって逃げる自分がここにいる。 むこうはなにもしていないのに悪く言う自分がここにいる。 言いたくないのに言ってしまう―。 なんで?? どうして?? 自分に問...
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誰よりも想っているのに

君の全てを誰よりも君のことをこんなに想っているのに 誰よりも想っていると自信はあるのに なぜだろう 君に想いはどうしても伝わらない こんなにも好きって想っているのに・・・ 伝わらない… もう僕の隣には君はいない 今日も僕は君に溺れていく
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道具

あたしはあなたの道具じゃない 使われてるって分かってるけど 笑顔になるんだよ… ねえ…なんで そんな気持ちなのに 偽りの甘い言葉や 叶うことのない約束を 簡単に口にするの? そんな言葉うれしくないよ… 欲しくないよ…
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同情。

手が届かない。 もぅ少しで貴方に手が届きそうなのに。。届かない。 こんな悲しい事なんてないよ。 届かなくて、もがいている私の手をそっと、優しく、貴方はとってくれたね。 でも、嬉しくないょ。 貴方は優しいから私の手を、掴んでくれただけ。 同情...
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金木犀

「すきだよ。」  そう言えればこんなに苦しい思いをしないですんだのかな?  「ばいばい。」  そういってくれれば私もあきらめる事ができたのかな?  ずっと一緒だと思ってた。  急にいなくなる君。  「今、どこにいるの?」  この声も  「逢...
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生きている意味が分からなくなった

生きることに意味なんてない ただ、生きるための理由を 探しているだけ
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勇気のなさ。

『ごめん……俺、好きな人がいるから。』 あぁ。 これで何回目だろう? 告白して、この答えを聞くのは…… ……なんて夢を最近よく見る。 君に告白する最後かもしれないチャンスが 3月になれば訪れる けれど 告白してそんな答えが返ってくるのが 私...
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涙が流れてとまらなくなったとき あなたを思い出してもいいですか? 涙が流れてとまらなくなったとき あなたの胸で抱いてくれますか? 涙が流れてとまらなくなったとき あなたも一緒に泣いてくれますか? もしその涙があなたに傷つけられて流れたら 私...
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忘れられたら幸せなのに。

あなたのためについた嘘。 初めて自分以外の人のために嘘ついた。 私といるとあなたは幸せになれないから。 あなたの事彼女っていう立場で縛りたくないよ。 私にとっての幸せはあなたが幸せになる事。 それ以上何も望まない。 私ね、もう生きられないの...
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