君の最後の涙

君が最後に流した涙を
僕はふいてあげることすらできなかった。
だいすきなだいすきな君だから。
笑っていてほしかった。
ずっとずっと我慢させていたことに
気づかなかったのは僕のせい。
笑いながらいつも

大丈夫だよ!

なんて強がるから
優越と愛情に腰をかけていたんだ。

なんであの時
君の傷ついた心に
気づいてあげれなかったんだろう。
こんなにいつもそばにいたのに。

君が最後に流した涙を
僕はふいてあげることすらできなかった。
それはもう僕のすることではないから。
次、僕の代わりができたら
その人にふいてもらってね、
その人に君のかわいい笑顔を
みせてあげてね。
今までごめんな、
たくさんのありがとう。

もう少しだけ抱きしめさせて
なんていったら単なる
わがままなんだろうな。


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