ブランコ

あなたのブランコにあわせようと
頑張って揺らしてみるけど
馬鹿みたい
本当はそうは思ってないかもしれないのに
あなたの歩幅にあわせようと
頑張って早歩きしようとするけど
馬鹿みたい
本当は辛いと思ってるかもしれないのに
あなたの思いにこたえようと
自分の気持ちに嘘ついてるかもしれないのに
いつからだろね
自分の気持ちに嘘つくようになったのは
嫌ってよ馬鹿
こんな自分を嫌ってよ
何度も何度もブランコをゆらすの
嫌われたくて
落としたくて
怪我させたくて
何度も何度もブランコが高くいくまでおすの
でもこんな時間が長く続いて欲しいと思うのが馬鹿みたい
できるだけ長く彼の背中を押したいと思うのが馬鹿みたい
どれだけ少女漫画よんでも
どれだけ参考書めくっても
あなたの取り扱い説明書はないの
いままでの人生の培ってきた
取り扱い説明書よんでもあなたのことはのってないわ


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