長い長い道の途中
いつの間にか君と手を繋いでいた
誰かを好きになるということが
誰かの側で笑っていられることが
幸せで、それはいつしか当たり前のようになってた
それなのに、何で?何で?
ほんとにいつの間にかまた君の手の温もりは消えてた
あたしは真っ暗な道の中また1人歩いて
しばらく涙が止まらなくって
この痛みも永遠に続くような気がして
これが「絶望」なのかもって思った
それくらい私は一生懸命だった
君を本気で好きだった
私の愛の形は
でこぼこで、いびつで、可愛くない
言葉一つをとっても不器用すぎて
素直に「好き」も言えない
結局、君を困らせることしかできなかったのかもしれない
だけど、それでも。
その不器用な私を受け止めて
笑ってくれた君の優しさが本当に好きだった
君が受け止めてくれたから
今私は優しくなった。強くもなった。
今なら分かるんだ。
君がくれたもの全てが私を支えている。
もう、大丈夫だよ。
本気で人を好きにならなかったら
本気で泣く事も無かったし
本気で悩むことも苦しむこともなくて
きっと、虚しさだけが残ったままだった。
君のおかげで今の私がいる。
君と恋をしたからなんだ、そう思えるのも。
ほんと、君を好きになって良かった。
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