悲恋

初めて君に会ったときは
こんなに好きになるなんて
思ってもみなかった

君のさりげない
仕草で言動で
一喜一憂して
幸せな気分になって
どん底になって
泣いて

自分の想いなのに
全然言うこと聞かなくて
勝手に君を目で追うし
勝手に君の声を拾うし
勝手に胸を高鳴らせるし

好きな人が幸せなら・・・
そんなの所詮『綺麗事』
どんどん自分が
嫌な奴になっていって
君に想われている
あの子が羨ましくて

頭ではこんなにちゃんと
分かっているのに
それでも君が好きで

なんて残酷なんだろう
今日も朝が来て
学校に行って
そして君に会う
せめて目に入らないところに
君がいればいいのいに

そうすれば
無駄に期待することも
嫌な自分になることも
涙が落ちてしまうことも
ないかもしれないのにね


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