枯れ木の心。

サクラ色に包まれた景色が

私にはどこか、

寂しく感じる春の季節。

いくら、

麗らかな春の日が訪れても

いくら、

暖かな春の日が差し込んでも

私の心は枯れ木のよう。

君のいない学校が

こんなにも淋しく見える。

会えることが当たり前で

それに耐えられない、心の枯れ木は

いつまでも冬のよう…

『もっと話しておけば良かった』

『もっと目に焼き付けておけば良かった』

そんな風に後悔したからって

過去には戻れないし、

どうにかなるわけじゃないって

そんなことは分かってる。

だけど、

『君に会いたい』って

枯れ木の心が叫び続けてる。

淋しくて、哀しくて、

どうしようもなく、君が恋しい。

会いたいって思えば想うほど、

胸が苦しくなる。

ただ、ただ、私は君に会いたい…。


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