遠い日遠い記憶

今はね分かるの
あの時の 
貴方の言葉の温かさ
     
光の中に見つけたの
その君の言葉の温かさを
   
ある日の夕方 
電車の中から見た早送りの景色
    
もう戻れないなのかなって 
窓にコツンと額をあてる
      
「~涙におぼれるぐらいなら
あの日に戻って君に伝えたい」

イヤホンから聞こえる曲に
ひっそりと頬をぬらした
 
遠い記憶に残してきた何かを探して 
きらきら輝いてみえた 
君の背中
 
あこがれじゃない何かを聞きたい 
貴方の背中に見えた淋しさを追って


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