冴える夜。

深夜の聖なる時間。

ふとあなたのことが私の心をよぎる。

あいつは今何をしているだろうか。

私のように夜通し遊んでいるのだろうか。

それとも、あいつにしては真面目に勉強しているのだろうか。

或いは、寝落ちして既に夢の中なのかもしれない。

間違っても私のことは考えていないんだろうな…

こうやって考えてるだけで顔がにやけてくる。

まるであなたが傍にいるみたいで…

ちょっとは、寂しくならない。

ううん。

傍にいるみたい、じゃない。

私の心の中では、あなたはずっと傍にいるもんね。

同時に辛いことも思い出してしまうけど

そのことは一人のときに考えるものではない。

一人のときは

これぐらい前向きなことを考えようよ。

一人で悩む必要は、もうないから。

今日は5感の全てが冴える。

何もかもが、前を向きそう。

代わり、夜が明けるまでは眠れなさそう。

そんな冴える夜。


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