銀の月に照らされて

あぁ そうか・・・
あの時もちょうど
こんな満月の夜だった

はじめての
あなたからのメールに
胸がいっぱいで
眠れなかった・・・

私たちは
とても似ている

臆病で
色々 考えすぎるから
相手の反応を
いちいち気にして

やがてお互い
疲れてしまった・・・

けれど
ひとつだけ
違うところがある

それは、
私の方がずっと
ずっと
あなたのことを
好きだということ

会いたい・・・

会いたい
会いたい
会いたい

隠していた感情が
銀色の月に
照らし出される

あなたの
冷たくて
優しい 瞳の色と同じ

会いたい

会いたい・・・

今まで流した涙を集めたら
どの位になるだろう

小さな舟を浮かべて
あなたに会いに
行けるかな・・・


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