雨はいつか降る

疎ましいから控えめに表したのに
空気を読まず声をかけてきて
諦めて受け入れたら
優しい声をかけてきて

疲れている声が心配になって
かすかな笑い声が嬉しくて

小さな灯火になっていた

めんどくさくいから距離を置いて
微妙な静けさが気になって
結局声が聞きたくて

灯火なんて幻なのに
灯火なんていらなかったのに
消えないでって願ったけど
雨が降って消えてるね
幻の灯火なのに焦げていて
黒い焦げに泣いちゃうよ

灯火なんてなかった時は
雨の降る日が好きだったんだ


コメント