涙が明けた朝は
ほろほろと雨が優しく
肩に落ちて
また泣き出しそうになる
わたしの心を
少しだけなぐさめていた
大好きだった、本当に大好きだった
今でもどうしようもないくらい大好き
どうしてかな、
楽しかった思い出が
目の前に溢れてくる
明るい笑顔が好き
優しい声が好き
終わった後もわたし、
あなたからどうしても
離れられない
本当に本気の恋だったんだよ
振り返るなって言われたって
そんなの簡単にできない
無視できないくらいの
自分の気持ちの大きさ
いつでもおっきな愛で
あなたを感じていた
昨日のあなたの表情や、声の静けさに
わたしは終わりを確信したはずなのに
ごめんなさい、大切なあなたの願いは
まだ叶えられそうにない
たくさんの幸せな日々を
涙で流し出すには
たぶん、まだまだかかりそうよ