かつて見た明日

夕暮れのしじまに揺蕩うは 遥か遠き思い出の香り
いつだったか夢見たような 取るに足らない明日のかけら
慎ましやかな僕の願い 誰も彼もがそう言った だけど
しあわせのかたちはきっと ひとそれぞれのすがたをしてるから

さざなみに揺れる真っ赤な今日に 思い出をひとつ放り投げた
いつかまた遠き日々に ちっぽけなしあわせ ひとつ託して


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