新鮮な君を

君が生きているというのに
古いと感じてしまって
とても悲しくなった

去りゆく人が残したもの
今でも新鮮でいるのに

新鮮さはいつか無くなる

10年前の街の景色が思い出せないように

こうして誰もを
忘れていくのだろうか

せめて君のことだけでも
誰かに託してでも

覚えておきたい

覚えておきたいんだ

君は素晴らしい人だから


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