私はあなたに、今日はどんな一日だった?と聞いたことがない
それはあなたのことを全部知ってるからじゃなくて、あなたがいつも感情の振り幅を一定にして
私に接してくれてるから私はいつも自分の話ばかりしてしまう
あなたが見てる景色に
あなたが話す言葉に
あなたが私に伝えてくる言葉の中に
時々、か細く泣くような声が聞こえる時がある
あなたのか細く泣くような声は、きっといつかは私が自分から去っていくことを
そしてそれを自分は大人だからと、いつか私を送り出すことを決めてる。
そう、自分に言い聞かせてる声
本当は側にいてほしくても私の幸せを願って言えない声が、あなたの声にならない声が時々、聞こえるんです。
私は、いつもあなたにしてもらってばかりだけど
あなたの声をちゃんと聞いていられるように
あなたが私に話してくれない声をちゃんと聞いていられるように、いつもいつもあなたの心に寄り添っています
いつもいつも心はあなたの側にいるから
だからどうか、どうか泣かないで
どうか私を求め続けて
どうか私を呼び続けて
私はあなたの心の一番近くにいる
でもあなたは私を心の一番遠くに置いてる
あなたが大人でいようとする限り、あなたが強くいようとする限り、どうしたって私には埋められない距離なんだ
私に弱さを見せたくないでしょう
私に格好悪いとこ見せたくないでしょう
でも、時々でいいから私の前で子どもになって。
時々でいいから、私の前で弱さを見せて、言えない声を聞かせてください。
きっとそれが、あなたが私に出逢った意味だと思うから。
どうか私に愛されていて
思いきり愛されていて
そしてあなたもいつか
あなたの知らないあなたに
出逢えますように
コメント