君のいる風景

今まで我慢できた
今まで耐えられた

…今までは、大丈夫だったのに。

君がいないことも
君と話せないことも
君に笑わされることも

もうないんだって事実
ちゃんと受け入れて
そして…慣れて。

平然とこの世を生きていけた。

それなのに。

今日
君と会い
君と話し
君と笑い

そして

君がいる
それだけのことに

また、幸せを覚えてしまった。

また、思い出してしまった。
君が私のそばにいて
笑っていてくれる
その幸せを。

幸せを忘れた私には
別に君がいなくても
少し寂しいけれど

別に生きていけた。
元気でいられた。


幸せを思い出した私には
君がいないと
胸が締め付けられるようで

生きていけない。
元気でなんて…いられない。

…だとしても。

思い出さなければよかった、なんて

そんなこと、決して思わない。


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