『晴天の夜』

雲は去って届く月明かり
だが射してくるのは青白い光
いつもそれ見て哀しむばかり
南中高度は今真っ盛り
そんな下見て「影」ひとつあり

あたり一面ずっと砂浜
輝く砂に煌めく海あり
波の音だけただ耳を打つ
ひとりそれ聞き物想う
何かが哀しみを叫んでいる

雲またかかり影は消え去り
波の声が強くなり
砂は騒ぎ海は歌う
何かを覆い隠すかのように

雲再び去って
あたりは単調な空気で溢れ
月は白い光を発して 
美を演出しようとする

いつか私はどこかの町から
空の上を見上げている
月は美しく光り輝き
水や葉そして人をも照らす
光目で追うその終着点
影あと一つそこにはあった


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