ミルクティー

ティーカップの上で漕ぐマドラーが
ゆっくりと回る
僕の腕時計も無茶苦茶にしてくれそうな
独りきり
正午過ぎ 青空を泳ぐ雲に目が行って
呆(ぼう)っとして
呼吸をすると
チカチカした 日の目が僕を照らした


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