心の中の一輪花

好きだ…

あなたにそう言ってもらえて嬉しかった…
あなたが嫌な訳じゃない…
なのに…キモチ返せなくてごめんなさい…
せっかく好きになってくれたのに…
本当にごめんなさい…
何回謝っても許してくれるはずないよね??

世界で一番好きだ…

そんな優しい事言ってくれてありがとう…
こんなに優しい手をしているのに…
本当にごめんなさい…
たった一人しか見えなくて…
たった一人しか見てなくて…
あなたが悪い訳じゃないのに…
私もあなたと同じだよ…
世界で一番あの人が好きなの…
世界で一番大切な人なんだよ…
私を好きでいてくれてありがとう…

お前の代わりなんていねぇよ…

そんな事言ってくれるのきっとあなただけだよ…
でも…私だって同じなの…
あの人の代わりなんていない…
あの人が世界で一番大切な人…

俺みたいな男フッた事後悔するぞ!

…そうだね…あなたみたいな優しい人他にいないよね…
そう強がって言ったあなたが小さく見えた…
ごめんね…辛い想いさせちゃって…
あなたにはもっとステキな人が現れるよ…
今の私にはこれしか言えない…
でも…でもね…あなたが私を好きだって言ってくれて…
すご~く…嬉しかった…これだけは分かってね…
ありがとう…

この日道端で人に知られた訳でもなく…
特別大きい訳でもなく…
特別キレイな訳でもなく…
それでも…華を咲かせた一輪花が…散ってゆきました
どんなに小さくても儚くても
恋のように散っていった一輪花は
二人の心に宝物として残った事でしょう…


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