リスペクト百人一首 No.97

~来ぬ人を 松帆の浦の 夕凪に
焼くや藻塩の 身も焦がれつつ~

来ないとわかっていても

来るはずもないと頭では
わかっていても

それでもなお

貴方が現れるかも知れない
この場所で

待たずには、いられない

もし、千に一つ、万に一つ
貴方に逢うことが叶うのならば

地獄の業火に、悦んで
この身を捧げよう


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