2025-01

悲哀の詩

【桔梗のうた】

・夜を忍んで 逢いたい恨みを越え 逢いたい死者と生者の定めは交われない悲しみ我の名は忘れてしまえひとり咲け そして枯れゆけ桔梗よ魂は癒されることなし逢いたくても逢えないなら独り寝のこの夜明けるな・・弓を絞れど虚しい命はもう戻らず嘆く鴉からす...
悲哀の詩

こんなにも

世界はこんなにも美しく、秀麗で、穢れている人はこんなにも素晴らしく、繊細で、利己的だ貴方はこんなにも優しく、暖かくて、残酷だ私はこんなにも幸せに、笑っていて、ぼろぼろだああ、全部、大嫌いだ
恋愛の詩

君に逢いたくて…

頭の中で聞こえる君の声が今も私の心を揺さ振る記憶の中で 君はいつでも優しく微笑んでいるよあの日、帰る途中 君と二人笑いながら 手を繋いでずっと ずっと こんな 時間(とき)が続くと 思っていたのに君が 最後に 言った 言葉「今までありがとう...
感情の詩

夢を、見た。キミと私が 手を繋いでる夢。覚醒すれば目には 涙。なんで泣いてるのって、自問自答して、笑った。本当に彼の手を握っているのは私じゃない、あの子。私が彼の手を握るなんて 夢のまた夢。そんなことは、とっくに分かっているのにまだこんな夢...
恋愛の詩

春夏秋冬

桜舞い落ちる春あなたと出逢い緑生い茂る夏あなたに恋に落ちおれんじ色に染まる秋あなたに気持ちを伝え雪舞い降りる冬あたしの恋は終わったあなたは今誰を想っていますか?あたしは今でもあなたを想っています
心の詩

こころにしまう

だいすきってたくさん言うとなんだかうわべだけの気がしてだいすきはこころのおくに大切にしまうことにしただいすきって言ってしまうと  あなたはきっと笑ってありがとうっていうとおもうけど あたししってるよそのありがとうは別れを意味するありがとうだ...
日常の詩

「銀嶺」

郊外の踏切横に長い歴史を誇る老舗喫茶がある店の名前は「銀嶺」マッチ箱みたいな大きさの店内には積み重ねた時間の重みが漂う北欧アンティーク調の店内でできれば一番奥に陣取りたい隠れ家のまたひとりスポットを堪能できるカフェではなくあくまで喫茶店そう...
心の詩

男と女

男は女を言葉で騙す女は男を素振りで騙す
恋愛の詩

あなたを見ていた。

いつも私はあなたの横顔を見ていた優しく微笑えむあなたが好きでいつも いつも 見ていた。その微笑みが私の安らぎで、幸せであなたが笑っていれば それでよかった。あなたの幸せを願えれば それでよかった。だから私は いつも言いたい言葉を閉じ込めてず...
心の詩

精一杯手を伸ばすよ

追いつきそうで追いつかなくてなのに手を伸ばし続けてる届きそうで届かなくて両手をいっぱいに広げてるいつになったら届くんだろう分からない分からないけど精一杯手を伸ばすよ君に届くまでずっと ずっと…
心の詩

キャッチボール

野球が大好きなキミと今日、キャッチボールをした「いくぞー!」キミは手加減してなげてくれたキミのなげたボールはあたしのグローブのところにちょうどきた「ナイスキャッチ!!お前、うまいな!!」そう褒めてくれたあたしはキミになげるボールにせいいっぱ...
心の詩

ひとり泣き。

ずっとひとりで泣いていた誰にも心配かけないように見えない場所で気づいたら君がそばにいたんだ大丈夫?って聞いてくれたよ辺りを見渡せば沢山の支えになる存在たちが見えるあえて厳しく怒ってくれる人も怖がらせないよう優しく声を掛けてくれる人も私が気づ...
心の詩

終わり方

この恋が始まる頃、一度だけ考えたコトがあった。この恋も必ず、終わりが来るんだな、って。終わらない恋ってのも、あるのかもしんないけど。恋が終わるときには、あなたがアタシを傷つけた、とかあたしがあなたに傷つけられた、とかお互いが、傷つけあったコ...
心の詩

二本の足

家に向かって帰路を歩く途中なぜこの二つの足は止まること無く歩を進め行くのだろうそう考えたああ、そうか帰る場所があるからだそう、きっと帰るべき場所がそこにあるかぎり私たちの足は歩みを止めることなど無いのだろうこの二つの足は私たちを私たちが在る...
恋愛の詩

雨に流れて

雨の音・・・いつから降っていたんだろう気がつかなかったずっと泣いていたから君が目をそらすのは気のせいなんかじゃない君のその行動が私を一瞬にして動けなくする光を失い全身の血が巡る事を拒絶するやっぱり好きになるのは間違いだった・・・?あの日確か...
恋愛の詩

いつか故郷の川で君と

いつか故郷の川で君と2人アマゴ釣りなんかしてみたいなスネークヘッドコイナマズ…君の国の川魚はどうしてなかなかにおっかないから綺麗なアマゴは新鮮じゃないかなーなんて言うのは夢の話でそのじつ判で押したような日々のさなかで君へのアクションは消えか...
感情の詩

優しい嘘。

どのくらい待ったら、貴方は帰ってきてくれる?どのくらいすきになったら、君は私を許してくれるの?二人つなぐ鎖朽ち果て、縛るのもはもうなにもない。ねえ。折れた翼をいたわって。私を涙で癒してよ。忘れないで。忘れたい。忘れられない。愛せないの。愛し...
心の詩

いきかた

幸せすぎると不満が増える大切なものがありすぎると本当に大切なものを見失うお金がありすぎるとなにが欲しいのか分からなくなる    この変な世の中を生きてくためにはほんの少しの幸せとほんの少しの大切なものとほんの少しのお金があれば幸せに    ...
心の詩

このままの私。

「好き。」「愛してる。」私にそんな言葉をかけてくれる人はいるのだろうか。誰かに好意を向けてもらうことはできるのだろうか。誰かに愛を述べてもらうことはできるのだろうか。何の役にも立たず、いつも足手まといな私に、誰かに当たることが多く、周りに迷...
心の詩

フィールの二刀流

望みが叶えばそれでよし叶わなくてもそれもまたよし大事なのは執着し過ぎないことひとつの出口に囚われないワールドワイドを席巻するフィールの二刀流
感情の詩

わがままでごめんね

恥ずかしくて素直になれなくて・・・・・それが続いて・・・くずれていった後悔それしか残らなかったもっと素直になって相手の気持ちを考えるべきだったきずけばあなたわうちにとってなくてわならない大切な大切なそんざいんいなってたばかだね離れてからあな...
恋愛の詩

kimiiro

桜の中君と出会った笑顔で語り合ったね君とチョコレートのようなキスをした全てが輝き眩しくて私は君色に染まってゆく…君と出会ったあの時偶然か必然か同じクラスだったね君が桜の中に居たあの時から君に惹かれてたきっと気付かないふりしてただけで隣の席だ...
恋愛の詩

今から過去へ

慣れ合いのような恋は好きじゃない。ただでさえ、友達を繋ぎ止めておくのに慣れ合いざるを得ない毎日。この先、隣に居る人とさえも、そんな居心地の悪い関係には なりたくない。ひとりになるのが怖いから、友達を必死に繋ぎ止める。そんな毎日も、もう疲れた...
心の詩

善人と悪人

人間はみんな善人だごく一部の人間が悪さをし世界は途方に暮れるのだ
日常の詩

朝っぽいもの

辛辣に耐えてようやく明けた朝なんだからなにか朝っぽいものをくれたとえば真っ白いファーを纏った雪の女王みたいなヨーグルトとかトッピングは何にする?イケメン王子のブルーベリーかそれともあどけないまま歳を重ねたリンゴジャムか
恋愛の詩

『永遠』のありか…

…永遠なんてあるわけない限りある時間の中だからこんなにも大切に思うんだ限りある時間だから…『永遠』を求めるんだでもねあなたのことを考えてるときだけは『永遠』ってある気がするそのときだけ…‥ただ、ただあなたを思うからただ、ただあなたを見てるか...
心の詩

スクエアから抜け出せ。

言いたい。伝えたい。この中途半端な状態から、早く抜け出したい。…言えない。伝えるのが怖い。今の方が幸せなんだ。きっと…。たくさんの思いがあたしの中を交差する。わがままなあたしは、その気持ちを聞かないふり。そのままときは過ぎゆき、…今に至る。...
恋愛の詩

think

言葉はいじわる思ったように伝わらない心はよわむし思っていたことも伝えない目の前にあなたがいたのにただ一言交わしただけその瞬間に後悔がおしよせる笑いながら自分の弱さを指摘してる私はなきむし好きな気持ちに目の前の現実に耐えられなくて泣く期待した...
その他

【深妙院華生日芳信女じんみょういんけしょうにっぽうしんにょ】

・お母さん──あなたは、僕の、たったひとつの、自慢でした。──────────
暗い詩

ダミー

イミテーションの光で輝いているのは13の頃から僕はDummyものも言えないお人形フェイクの笑顔と宝石みたいな言葉たち貼り付けて付き合ってもむなしくて あぁ…「ここ」に戻ったらやっぱりぽつり独りきり僕はDummyものも言えないお人形どうして彼...
恋愛の詩

赤い糸

赤い糸があったから辿ってみた。自分の運命の人って誰なのかって思ったから。自分の支えになってくれる人探してたから。だけどそれってやぱり自分で決めることだからって神様はワザと糸を切っちゃうんだ。プツンって。試練?嫌気?一体なんで邪魔するのかって...
恋愛の詩

今日君に恋をする

好きで好きで大好きで。たまらなく溢れるこの想い。君を好きになんかなっちゃぁいけないのに。君を見る度心臓がうるさくて仕方ない。バクバク高鳴る心臓が君の隣を通る度聞こえちゃうんじゃぁないのかって。バクバク高鳴る心臓が君に届いちゃうんじゃぁないの...
恋愛の詩

Hello Hello

勇気を出して、ようやく聞けた彼のメアドでも 何を話せばいいかわからなくて、本文メッセージ、まだ空っぽのまま。“メアドありがとう! いっぱい話したいな♪”――悩みに悩んで、やっと書けた文はこれだけ。「これじゃ聞いた意味ない」って、心で溜息つい...
戯言の詩

【Meghimatium・bilineatum】

・伝令を走らせろすべての仲間を呼べ人類が滅ぶのを見届けてやるためにだ 祖先の誇りを 忘れたせいだ長生きをしたいなら行儀よくすることだ異教徒の入れ知恵に耳を貸さない覚悟で・・墓碑銘を彫り直せ死者に名誉を返せ不可逆の存在を忘れてしまうためにだ ...
悲哀の詩

胸が痛い苦しい

君のこと思い出すと胸が痛くて…あなたの側にいれば幸せなのに君が消えない君の側にいれば辛くなるのに胸が痛い苦しい何も始まらなかった恋信じて裏切られてそれでも馬鹿みたいにいつまでも思い続けてた本当に終わったの?もう会えないの?君に会いたい気持ち...
感情の詩

螺旋迷宮

恋をしていないというのは、なんともムナシイ気分だ。少し前まであった小さな情熱が消え失せ、かわりに大きな穴がぽっかりと空いてしまった。その情熱が何処に行ってしまったのかは解らない。どうして穴が開いてしまったのかも解らない。けど 一つだけわかっ...
恋愛の詩

オトメゴコロ

―ねぇ,気づいて―今日スカートなんだよ君と映画行くのうれしくていつもはスカートはかないけど君に可愛いと思われたくて頑張っておしゃれしたのに・・・なんでこっち見てくれないの?スカート似合ってない?だから少しもこっち見てくれないの?こんなことな...
その他

S

赤い雫が君の体を汚していく充満した生々しい臭いもう遅い手遅れ私の中のどす黒いものがまた疼き出したもっと顔を歪めてもっと鳴き叫んでもうすぐで君も逝けるわ私の愛は痛いって言ったでしょ?縛り上げて声が出なくなるまで赤い雫が乾く前に舐め上げてあげる...
恋愛の詩

指定席

どんなに髪型変えたってどんなに香水変えたってどんなにルージュの色を変えたってどんなに服装変えたって貴方の隣で貴方の話に微笑みかけるあの子には敵わないあたしの指定席はずっと貴方の後ろで貴方の背中と、幸せそうな二人の横顔をずっと眺めてる。いつか...
恋愛の詩

【だれかが口笛吹いた】

・──だれかが口笛ふいた──夏草の小道で──だれかが口笛ふいた──さわやかな朝に待ちかねた青空に君の笑顔映えれば僕はもうためらわず君の味方になれる輝くほど きらめくほど悲しみだけ 薄れるように・・懐かしい風が吹くこんな淡い午後には君にかける...
心の詩

アイデンティティクライシス

女々しい心根がよろけながら歩いている自分はいったい何者?何のために生きている?この道はどこに続いている?アイデンティティクライシスの森の中
恋愛の詩

顔を想い浮かべると声を思い出すとドキドキして思わず顔が緩んでしまう。すれ違う時姿を見つけた時胸が幸せでいっぱいになって無意識のうちに目で追いかけてしまう。 すごく些細なことでも嬉しくなったり悲しくなったりドキドキしたり     頭がいつもあ...
恋愛の詩

First love

ありがとう。あたしに初めての恋を教えてくれて初めてのドキドキを教えてくれて。でも君はあたしに教えてくれた。こんなにも恋はつらくて苦しいことを。ほんとはね。今も・・好き。困らせたくない。嫌われたくない。だからあのとき伝えなかった。諦めた気にな...
恋愛の詩

止められない気持ち

ある日私は夢を見た。その夢を見るまではキミのこと好きじゃなかったんだ。なんでかな?自分でもよくわからないんだ。でもその夢がきっかけでキミに恋をした。気づいたらキミのこと目で追いかけててキミの姿を見るたびにドキドキして胸が締め付けられた。とて...
心の詩

海辺のおじさんとおばさん

長い長い海岸線をひとりで走っていてどうにも気になるお店があったたこ焼きやかき氷のよくあるスナックショップなぜか素通りできなかったお店に入った僕は店主のおじさんとおばさんを前に黙ったままではいられずにこれまでの苦しかった身の上話しをした初対面...
心の詩

ガラス越しの友

海のギャングと呼ばれるキミでも私にとっては海の天使ガラス越しによってきて遊ぼっと声が聞こえてくる一緒に泳げたらいいねそして七つの海を旅したいねあのアニメのように
心の詩

色をなくした世界

髪を撫でて頬に手を当てて優しい声で名を呼んで貴方じゃなきゃ意味が無いの私はきっと貴方じゃないとだって貴方とさよならしてから私の世界には色は無くなってしまったもう綺麗な花さえ私の心には鮮やかに映らない貴方が居ない世界なんて私は知らない
感情の詩

くすぶり

好き・・・って言葉を発したら私たちはどこへ向かって行くだろう堂々と手を繋いで歩けないふたりのあふれ出る想いはこれ以上どこにしまえばいいのだろうお互いに求めているのに目が合うと逸らすしかなくてホントは気にしてるのに言葉をかけることもままならな...
心の詩

彷徨う私。

私はいた。巨大なやるせなさという怪物と一緒に。こんなはずじゃない、もっと違う何かがあるはず・・。そんな思いを胸に抱えながらも、それを冷めた目で眺めている自分がいる。折り合いをつけてそれなりに楽しく人並みに生きていこうともがくが、もがけばもが...
心の詩

偽りのない愛

ねぇ どうしてあたしたちこんなふうになったのかなねぇ いつからあたしたちこんなにすれ違ってたの?あとさき考えずに突っ走って失敗しても笑って誤魔化してそうやって歩いてきた他のやり方なんて知らなかったから「本当はこんなはずじゃなかった」「あのと...