僕を包んでいた
南風が木枯らしに変わり
すっかりさめてしまった
心に響き渡る ベルの音
近所の駅のホーム
いるはずのない君を
つい探してしまう
降りてくる人の中に
向かいのホームの中に
君がいる気がして

今ならいえる気がする
あのとき言えなかった
好きという言葉を

もう一度だけ もう一度だけ
あいたい


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