自分の想いは届きませんた―
いっぱい泣きました
あなたを思いながら泣きました
すると―
風がふわっとふきました
手に触れ
腕に触れ
首に触れ
やがて頬にふれました
その風は涙を乾かしてくれました
まるで『もう泣かないで』と言ってるように
泣いても泣いてもその風が乾かしました
そして―
強い風がふきました
すると足が動いてました
風が『頑張れ!一歩一歩踏みしめて』
なんて言ってるように
止まるとその風がびゅうびゅうふきました
いつのまにか
泣き止んでいて
一歩一歩、歩いていました
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