透明な兄さん

追いかけていた 君を
いるはずのない君を探しては いつも現実を突きつける
そんな暗闇が嫌い

どんな手を使っても追いつきたかった
君は歩いているはずなのに 早く走っても遠くに行ってしまう

君はいつも笑ってた
何があってもいつでも笑顔でいろ 苦しい時こそ笑え
それが君の教えだった

だからね 笑ってたよ
君が居なくても
あんなにお兄さんだったのに 今は私の方が年上だ

いい子にしてるよ
だから戻ってきて 帰ってきて!!
こんなところに一人は嫌
一緒に歩こう? 同じように手を繋いで
そしたらまたすきになれる

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