転校

『S君が転校することになりました』
その一言を聞いたあの日、あの時、私は自分の耳を疑った。
嘘だよね?ねぇ、嘘って言ってよ。。。

S君…それはもちろん、私の好きな人の名前。
彼はいつも明るくて、優しくて、私の中ですごく大きな存在だった。
両想いになれなかったとしても、せめて毎日彼を眺めて居たかったのに。
急に転校しちゃうなんて、そんなこと考えもしなかったよ。
彼が居なくなったら、私は毎日何を楽しみに生きていけばいい?
誰を目で追いかければいい?
彼じゃなきゃ意味無いんだよ。。。

どうすればこれからも彼に会えるかな?
両想いになれればいいのかな?
とにかく…想いを伝えるべきなのかもね。
大切なのは結果よりも、後悔を残さないこと。
…私は彼への告白を決意した。


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