贈りたいもの

あなたは自分のほうが私を好きだと言うけれど

あなたに送ったLINEの既読がいつ付くか、何度も見る私をあなたは知らないでしょう?

あなたが返事をくれて私の既読がすぐ付いたら待ってたのがバレバレだって…。
あなたが既読を付けた瞬間に、一度私がLINEを閉じてることをあなたは知らないでしょう?

キレイな空を見た時
私が住んでる町の景色を、キレイな一輪のコスモスの花を見た時、大好きな金木犀の香りを嗅いだ時
一番最初にあなたとこの気持ちを分かち合いたいといつも思ってることをあなたは知らないでしょう?

嬉しいことがあった時、悲しいことがあった時、嫌な気持ちの時、もやもやした気持ちの時、今日一日こんなことがあったよってたわいのない話しをあなたに全部聞いてほしくて、あなたと私の一日を少しでも重ね合わせたくて。

甘えてわがままばかりの私が、あなたに包まれてばかりの私が、あなたに贈りたいものなんて考えても言葉に出来ないけど、贈りたいものがあるとすればこの気持ち。

あなたにいてほしいというこの気持ち。

自分のほうが好きだよと私に言うあなたにこの気持ちを贈りたいです。


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