純情恋歌

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いつの間にか住みついていた
リアルな気持ちが恐かった。
重ねた口づけの意味を。
今は想ってたい。
抱きしめたい。君を。

心配性すぎな貴方は電車に乗せるのを嫌がる。
「大丈夫なのに。」
と言えば
「俺が嫌なの。」
と言われる。照れ屋なくせにやきもちやき。
なんでこんなの好きなんだろ。

中学生のころはお互いに幼くって
素直な気持ちがいえなくていがみ合ってたけど
今隣で笑う君に感じるのは
ちょっとした優越感と幸せ。

喧嘩した後、友達に理由離して愚痴ると。
「お互いに好き合ってるようにしか
 聞こえないんだけど。」
と言われる。
隣同士の席がすこし気まずくって。
教科書で顔隠してみたり。

仲直りの時にはやっぱり学校の屋上を選んで。
遅れてきた君をわざと無視したら。
「バーカ。俺の事好きなくせに。」
すこし頬膨らませて拗ねてみる。
「ふーんだ。ゆんちゃんのあんぽんたん。」
「なんだとー!」

明るい笑い声みんな振り向いてみてる
ふと目があった瞬間。何もかもが自由だね。

キスや誕生日なんていらないくらい。日々が愛の塊。
最後の人に出会えたよね。


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