いつもそばにあった笑顔が無くなった。
それは 隣に居たあの人が 消えたから。
女の子になら誰にでも優しい人だったけど、
それでも私は彼に、すこしずつ惹かれてった。
明るい言葉と笑顔。
それは 私の心を開いてくれた。
何にでも向かっていける 勇気をくれた。
だけど、彼とは突然 音信不通になった。
ある日風で聞いた噂は信じたくなくて
耳を塞いでいた。
“亡くなった”なんて 嘘だと思いたかった。
だけど それは現実で真実だった。
その時 私は初めて人を想って泣いた。
そして 自分は初めて恋をしたのだと知った。
届くなら、 伝えたい。
言えなかった この言葉。
“あなたが 好きでした”。
もう届かないかもしれないけど
君ならきっと どこかで聞いてくれてる。
そう信じながら 私は今を生きている。
大きな空を 見ながら。
君が居る 空を見ながら。
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