祈り星

「どうしてわかってくれないの」
違う。
一生懸命わかろうとしてくれてる。

「考えてくれてないんだ、ぁたしのこと」
違う。
ぁたしが考えてなかったの、ぁなたのこと。

「大っ嫌い」
違う。
誰より大好きなの。

思い出せば、正反対なことばかり。

ぁたしは・・・

ぁなたと出会って恋をして
彼女になれて
本当に幸せだって思えて
うれしいことだらけで・・・

ぁなたに恋しているこの一瞬を一生忘れない。
このきもちを消してしまいたくない。
不安なこともあった…けど
こぅ思いながら乗り越えるんだ、
そんなふうに自分を勇気づけてきた。

なのに…ぁたしは大切な時間たちを
一瞬で壊してしまったの。

どぅして、どぅして。
頭の中で繰り返される。
もぅ・・・だめ・・?
ううん、きっと大丈夫だよ、
こころに唱える。
寝る前は消えちゃいそぅな星を見上げて
サンタを信じる子供のよぅに、
ばかみたぃにただただ祈る。
ぁなたのぬくもりも忘れかけた右手を
涙がぬらしてゆく。

どんなにみっともなくてもいいの。
またぁなたと肩並べて歩きたいだけ。
またぁなたの手をとりたいだけ。

ぁなたのくしゃくしゃに笑う笑顔を
一番近くで見ていたい。

ただ、それだけなのに。


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