瞳に映る色

孤独を邪険にしないで
こんな綺麗な夜空さえ
たった一人で見上げる

友情ごっこはおしまい
旅立つ時はいつも独り

私だけの世界を生きて
誰も入りたがらないと
複雑になった沢山の色
真っ白に塗り潰すから

この身体は滅びゆくの
それでもきっと大丈夫
背に翼が無くてもいい

どこまでも飛んでゆけ
想いよ声よ空を超えて

無責任に触れないでよ
愛や夢は口で語れる程
軽いものではないから

今、私の瞳に映る色は果てしない空の色


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