私と君が育ってきた環境。
それは似ているようで全く違う。
私と君は
つい最近まで存在を知らなかった。
君がこの世に存在していることも
どこで
どうやって
どのように
育ってきたのかも
知らなかった。
過去の君なんて知らない。
でも
会話
行動
心
それらを見てわかったよ。
君と私は人を想う大きさが違う。
軽い友達付き合い
軽い女付き合い
軽い毎日
そんな日々をおくってきたと言った君。
君は１６歳
１６年の中で
２０人もの女と付き合ってきた
私は１５歳
１５人もの男と付き合ってきた
似ている私たちだけど
私は一人ひとりの男を愛してきた
君は
全ての女と遊んできた。
そして出会った今年。
「お前が最後の女だよ」
「お前しか興味ない」
「ずっと一緒な」
「愛してるよ」
「大好きだよ」
「お前いなきゃ無理」
「別れるとか簡単に言うな」
こんなうれしい言葉を毎日言ってくれる。
だけど。。。つっかかる。
今までの女にも
言ってた？
元カノに
そんな言葉
たくさんあげてた？
「俺を信じて」
信じてるよ。
「かまってあげれなくてごめんな」
かまってよ。
「もう少し我慢してな」
できないよ。
「浮気なんかしないから」
わかってるよ。
「今日なにしてた？」
君は？
「明日は沢山電話してやる」
その言葉聞き飽きた。
「ごめんな」
反省してないでしょう
君の一つ一つの言葉が
今までの女にも送ってきた言葉だと思うと
疑いからはいってしまう私。
好きだから。
離れたくないから。
ずっと一緒にいたいから。
だから、お願い。
私だけを見て？
育ってきた環境が違う私たち。
私は君を想いすぎている。
君は私を今までの女と同じ目で見る。
育ってきた環境が違うから。
人を見る重さも違う。
環境の違い。
それは、人を想う重さと比例する。
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