歩み

貴方が遠くに行ってしまうことは
もう知ってました

どこまで行ってしまうのかは
まだ知りませんでした

もう二度と会えないかもしれない
貴方の残していった文字を眺めると
まだ心が痛みます

一生の別れなんて
私には訪れないと思っていました
貴方は私に試練を下しました
私の夢を叶えさせるために
貴方は遠くへ行きました

どこまで行ったのか
いつ行ったのか
私にはわかりません
貴方の決めた道ですから

私は私の決めた道を
私のペースで歩きます
いつか貴方に追いつけるように

貴方が運命のひとなら
もう一度巡り合う時がくる
そう信じて

別れは死ぬ瞬間まで
別れなど言い切れないの

私は私の道を
しばらく歩みます
いつか貴方に追いつけるように
いつか貴方と同じ道を歩めるように…


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