一緒にいるのが日常だった
いつか別れが来る事くらい
頭じゃ分かっていたはずだ
頭じゃ分かっていたはずだ
一緒にいられなくなる事を
ある日突然告げられた
人づてに聞いたその現実は
私の心を破壊した
木っ端微塵に破壊した
涙も流れやしなかった
悲しいはずの別れでも
唐突過ぎると実感がなく
ただ時だけが過ぎていく
ただ時だけが過ぎていく
今じゃ顔もわからない
名前以外はわからない
私が変わってしまったせいで
最強トリオは崩れていった
ずっと一緒にいたいなと
確かにそう思っていたが
変わってしまった今の私は
彼らのことを忘れてる
あの日のことを忘れてる
いっそ名前も忘れられれば
この苦しみも消えるだろうに
なにかに縋るようにして
彼らの名前を繰り返す
なにかに縋るようにして
***
実話ベース。
卒業の詩が多かったので、私自身の別れの記憶を言葉にした。
職場で出会った先輩達とは、ずっと一緒にいるものだと思っていた。
でも今再会したとして、当時と同じ動きは出来ないな、とも思う。
その気持ちを言葉にした。
こんな不完全燃焼をする前に、普段から「ありがとう」を沢山伝えていこう。
好きだとか嫌いだとか全部全部、面と向かって伝えよう。
こんな後悔をする前に。
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