必死に扉を叩くけれども

誰も気付いてくれない

だから
必死に叫んでみるけれど

やっぱり誰にもきこえない

声をかけても

触れてみても

誰にも見向きされない

まるで透明人間

生きても死んでもいない存在に

私はいつからなってしまったのだろう

まるでこの星が私だけを隔離しているようで

それでも私は生物だから

扉を叩き続ける

僅かな気持ちに期待して


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