思い出の数だけ

時が過ぎ ふと立ち寄った 桜並木の続く道
別れたはずなのに ずっと消えない あなたの笑顔
あなたのやさしさが ここにいる

あなたと数えた 流れ星を見た砂浜 
もう幾度と歩いただろうか
ひとりきりの冬の夜空に星だけは見ていた

いつか 会えるよね きっと
もうひとりでないあなた もう戻れないあの頃
風の冷たさが 今もこころに打ちつける

なぜあの時 別れたのか わたしの心に問いかける
別れる理由が見つからないまま 
まだわたしはここにいます

本当だったと 今でもいえる あなたへの気持ち
願いがかなうなら あの砂浜で また流れ星を
あなたと過ぎ去った思い出の数だけ話したい


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