夢色オリオン。

寒空の下でひとり

白く染まる吐息をひとつ

ふぅーと吐いた息は

ただ、切なげにすっと消える

寒くて凍えそうなのに

どうしてこんなに

夜風に当たりたくなるんだろう

ああ、隣に君がいれば

どんなにあたたかいだろう

他の誰でもない

私の、私だけの君。

そんな関係 夢のまた夢

太陽みたいな笑顔も

さりげない優しさも

“私だけ”じゃないんだよね

私だけが特別じゃないんだよね

そんなの知ってる、分かってる。

みんなに優しいからこその君だもん

そんな君が

私は好きなのだから

でも、それでも

たった1人のトクベツになりたいの

その笑顔も、その優しさも

私だけにほしい

思わず考えちゃう、そんな季節

夜空には斜めに3つの星が並ぶ

冬の星座 オリオン。

透き通った夜空に

儚く綺麗に、今、瞬く星々。

それは君のぬくもりがほしくなる

オリオン座の季節だ…


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