夢恋ピース

振り向けばいつも君がいた。
両手広げて飛び込めば。
いつだって君は抱きしめてくれた。
気づかずにいてごめんね。

二人で遊びに出かけたときは
別れが妙に名残惜しくて
振り返り小さく胸元で手を振る。
「ばいばい。」
君は少し赤くなって囁いた。
「おれ。すっげー幸せ。」

久しぶりに喧嘩していじけちゃったときは
電話相手に一人 愚痴てみたり。
学校帰りにかかってきた電話はあなたからで。
『ごめん。許して?俺今。かなりさびしいかも。』
そんな言葉に耐えられなくって
「どこにいるの?」
「・・・。お前の後ろ。」
抱きしめられて後ろを振り向けば。
泣きそうな顔してる君がいた。
そんな君を見てられなくって。
思わず抱きついて キス
「仲直り。」
二人で顔見合わせて笑ったり。

君とこんなことできるなんて考えても見なかった。
ずっと片思いだと思ってたから。

君にそう伝えたら。

俺はずっとこうなるって信じてたけど。

少し気障にきめた君は思いで以上にかっこよくって。
思い出の1ピースにして
宝箱にしまっておきたいくらい。

怖くて伝えられなかった想い。
今なら笑って君に話せるね。

~すきだよ。愛してる。~


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