君が上げた世界への第一声は
どんなものだい
叶ったかい
産まれた瞬間を覚えている本人は
わずかだ
でもさ そのときかけてくれた周りの声は
心の奥できっと残っているはず
祝福されたものもいる
残念ながら全てがそうではない
大人の都合をぶつけられて
泣くになけない子もいる
子らよ声を上げよ
周りに聞こえるように
生まれたばかりで死の気配に震えることはない
抗議しろ 君にはその権利がある
感じよ ちょっと考える
そして声を上げよ
とぎれても 小さくても 弱くても かまわない
その声が君の証明
君ができる周囲への声明だ
声たち

コメント
幼子と成長中の学生にミジンコ程の大きさでもいいから伝わればと思い書きました。悲しみだけでなく少しの強さを持たないと心が病気になりますから。