壊れゆくシアワセ

……あーぁ。

わかってはいたけれど

やっぱりこうなるんだなぁ

どんどん壊れていく自分を

第三者視点から見ている

今まさに、そんな気分

実感が沸かない

いつの間にかまた鬱になっていく自分が

止められない、消えてくれない

僕の仮面を

心に巻いた包帯を

ほどいて残ったのが

気持ち悪い傷跡だけだったとしても

君は笑ってくれる?

…ふふ、惨めだ

自分を偽るのにも疲れたけれど

それでもなんとか今までの自分であろうとする

仮面をつけた、偽物の「僕」になろうとする

君に嫌われたくないからかな

今の現状を変えたくないからかな

私の心の拠り所が君しかないからかな

はは、
壊れていく

君の泣き顔が
はっきりと目に浮かぶよ

今まで二人で暖めてきたシアワセが

どんどん、綻び、コワレテク

そうだ、これでいいんだ

この機会にもうサヨナラしよう?

この網のような世界からも
君からも

消えてなくなっちゃえばいいな


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